選挙を振り返ってみよう!
自公ファシスト政権・岸田増税メガネ政権のおかげで、『戦後レジーム固定化装置』としての役割が多くの国民にバレてしまった自民党(その他一同)。

今回の補選では、見事に『=自民系全敗=』の憂き目を見ています。
無論、”戦後支配”に協力していたのは自民党だけでなく、その他の既存政党も概ね似たり寄ったりの存在であって、今回の選挙結果は、そんな戦後レジーム体制・既存政党の枠組みに対する国民意識の変化が、投票行動に如実に表れていたのではないでしょうか。

大きい声じゃ言えないけど・・
自民系全敗ばんざ~い!

ネズさん、ウッキウキだね♥
3選挙区共に過去最低の投票率
ところがです。
戦後レジーム体制・既存政党の枠組みに「NO」を突き付けられる絶好の機会であったというのに、3選挙区の投票率はそろいもそろって過去最低を更新(;´д`)トホホ・・
今更ながら、民主主義の実践(投票)を放棄してしまう有権者の多さに驚愕させられてしまいました。
↓こちらが3選挙区の投票率となります。
【衆院3補選の投票率】
- 島根1区:前回までの最低投票率・2014年57.94%
- ⇒今回54.62%
- 東京15区:前回までの最低投票率・2017年55.59%
- ⇒今回40.70%
- 長崎3区:前回までの最低投票率・2014年51.58%
- ⇒今回35.45%
こんな投票率では、私たちの日々の暮らしや安全を守るどころか、国家存亡の危機を回避する事すら不可能となってしまいます。
「しっかりしましょう!有権者のみなさん。」

島根の投票率はそこそこだけど・・
東京15区と長崎3区はどうなってんの??

長崎3区のみなさんは、候補者が候補者だけに同情を禁じ得ないけど・・
激戦だった東京15区の有権者は真面目に何やってたんだろうね?

自民は独自候補すら立てられず、維新の影に背乗りでしょ。
おまけに期待の保守票が割れたんじゃ、組織票的に有利な立民が勝利しちゃうのも仕方ないわよね?

今回は珍しく保守勢力に追い風が吹いていた世論(選挙)情勢だったんだが・・保守票の受け皿がまとまれなかったよな~。
東京15区:3候補の得票を足すと?
ここからは激戦だった東京15区に絞って「流動票」「保守票」などについて紹介してみます。
衆議院東京15区補選に立候補した各候補の主義主張や、所属する組織の思惑を参考に、ザックリ二分化すると↓このようになると思うのです。
- 組織票・既存大政党「酒井・金沢・乙武」チーム
- 流動票・新生保守勢力「須藤・飯山・吉川」チーム
そこで↓こちらの表をご覧ください。
候補者名 | 党派 | 得票 |
酒井 菜摘 | 立民 | 49476票 |
須藤 元気 | 無所属 | 29669票 |
金沢 結衣 | 維新 教無実 | 28461票 |
飯山 陽 | 日本保守 | 24264票 |
乙武 洋匡 | 無所属 都ファ 国民民主 | 19655票 |
吉川 里奈 | 参政 | 8639票 |
秋元 司 | 無所属 | 8061票 |
例えば、
↑に黒字化した「須藤・飯山・吉川」チームに投票した有権者は、ほぼ間違いなく今回当選を果たした立民・酒井菜摘氏や、3位につけた金沢結衣氏には投票しなかったのではないでしょうか?
言わずもがなですが、
「酒井・金沢・乙武」チームにはもれなく大政党(政商連合)が控えており、資金提供はもちろん選挙戦から票の取りまとめ(組織票)まで手厚い支援・応援が入っていたのは周知の事実で、対する「須藤・飯山・吉川」チームについては、大政党&財界からの支援応援はほぼ皆無。新規で獲得した党員の手弁当的応援を選挙戦の中心に据え、候補者の主義主張やカリスマ性に共鳴した流動票を「本当の意味で民主的に」獲得していました。
- 『立民離党⇒無所属⇒自動失職』の禊をこなしてまで立候補した無所属須藤氏
- 産声を上げたばかりの日本保守党
- 国会議員1名の参政党
ここに集った民意を”仮に”合計できるとすれば↓この様になります。
《29669票+24264票+8639票=62572票》
ちょっと”夢”があると感じませんか?
雑談

うひょ~。
当選した酒井菜摘氏の得票(49476票)を軽々超えてんじゃん♥

いやいや、仮に候補者を統一できたからって3候補の合計が全部一つになる事なんてありえないよ。
おまけに須藤さんも、日本保守党さんも、参政党さんだって、それぞれに相容れない主義主張はお有りだろうしね~。

(((uдu*)ゥンゥンうん。その通り。
ただな、今回特筆してみなさんに訴えたいのは
「過去の国政選挙で、完全な保守票(流動票)の合計が、当選者の得票数を上回っていた選挙が存在していましたか?」って事♥
そう思えば東京15区の結果、結構ワクワクしてこないか?

あ!なるほど~。
言われてみれば、東京15区の流動票合計には過去にない可能性が感じられるわね!ワクワク

だろ?だろ?
特に日本保守党の飯山氏については、大手メディアはなぜか泡沫候補としてしか取り上げていなかったから、ある意味での「情報ブロック」「選挙妨害」が行われていた可能性まで指摘されているくらいなんだぜ。

飯山さんには↓の様な妨害もあったみたいね。

あちゃ~
こんな状況にもかかわらず飯山さんは24264票も獲得出来たんでしょ、凄いじゃんワクワク

『凄い』なんてレベルじゃないぜ、『奇跡』だよ『奇跡』。
~大健闘!!~
今後、他の保守勢力との意見情報交換・選挙協力・選挙毎の候補一本化交渉などがうまくいけば、保守票の掘り起こし作業も進み、相乗効果として保守勢力全体の当選機会が増えていくんじゃないか?

そうなってくれると有権者側も助かるんだけどね~

ちなみに参政党の吉川里奈さんについても紹介すると、ご本人の資質も素晴らしいけど、応援団もそうそうたるメンバーが集っていたんだね♥

及川幸久さん、坂東忠信さん、田母神俊雄さん、みなさんグローバリズム反対のお立場で、真の愛国主義者だよな!

保守派が一本化出来ていたらな~(しみじみ)

確かに、保守派一本化は魅力的だけど・・
「言うは易し」で、大人の事情もあってなかなか難しいんでしょ?

ま~な。
そのあたりは各政党ごとの力学だけでなく、有権者側の理解力・目覚めの度合いにも影響されるだろうな。
選挙結果を受けての雑感
今回の補選結果を受け、愛国者の誰しもが感じたであろう事は
- 『保守政党の必要性』
- 『保守票一本化の必要性』
ではなかったでしょうか?
昨今盛り上がりを見せた保守系新党の”乱立”機運から、今度は保守系新党同士の”協力・共闘・連立”関係にどれだけスムーズに移行させる事が出来るかが肝心。
もちろん、
私たち有権者側も、保守新党関係者に候補者一本化(交渉)の必要性をアピールする為に、各政党ごとの多少の違いには目を瞑り『増税反対』『パンデミック条約反対』『移民反対』など、大きな課題目標に集中して(思い思いの保守系政党を)支援応援していかねばなりません。
保守のみなさ~ん、すねたりいじけたりしないでね♥
それもそのはず、
とかく保守層(票)は
- 直情的で移り気で
- 熱しやすく冷めやすく
- 少しでも主義主張に違いがあれば安易に敵認定
- それでいて、簡単に「裏切られた」とすねまくる
みなさんだったら、↑こいつら駄々っ子をどうやってなだめ手なずけますか?
たぶんですけど・・
志をもって結党した保守系新党関係者(候補者)の多くは、今現在、無尽蔵に寄せられる期待や、一方的に追及してくる説明・責任論に「あっぷあっぷ」になっているのかもしれませんね?
【寸劇:可愛さ余って憎さ100倍いろんな保守さんの選挙事情】

おい、○○党!!
○○政策を公言したんだろ、なぜやらないんだ!!
騙したのか、俺達を。

○○さんと○○政党は仲たがいしたんだ~。
だったら応援やめちゃおうかな~。

- 寄付もしない
- ボランティアも出来ない
- 集票活動もやりたくない
- でも・・口だけは出させてね!

せっかく憲法改正で期待していたのに・・ワクチンがダメっておかしくない?
こんな主張ばかりなら、この政党が言ってる事全部間違っているんじゃないのかしら・・
(お友達からオススメされたけど、やっぱり辻本さんや福島んさんの方がいいわね)


うわ~、↑あり得る~

各党、
↑を処理しつつ党勢拡大に乗り出すなんて、実際大変だろうね~

自民や立民の候補者はある意味「人間」ってだけで当選できるのに、新生保守政党(候補者)は、隅々まで吟味され小難しい課題ばかり突き付けられるんだから、正直たまったもんじゃないだろうね。(-_-;)

だと思うぜ~。
何事にも「生みの苦しみ」は付き物だが、政治は妥協の産物でもあるんだから、有権者側もそのあたりは流動的・融和的に構えておかなくちゃな♥
まとめ
今回の衆議院3補選については、
- 「自公ファシスト政権の政権運営そのものが、自民党大敗の主原因となった」
- 「組織票の力をまざまざと見せつけられたが、概ね保守票(保守勢力)拡大に貢献した選挙戦だった」
- 「今後は、無投票(無党派)層の掘り起こしと、保守票(保守候補)の一本化が急務の課題」
- 「保守派有権者は、一々の選挙結果にすねたりいじけたりせず、保守政党(候補者)を粘り強く支え続ける事が大切」
- おまけ「既存政党・既存組織の影響力、大手メディアの情報操作能力もいまだ健在、侮れない」
と、まとめる事が出来るのではないでしょうか。
以上、
- 頑張ろう参政党
- 頑張ろう日本保守党
- ありがとう、WCH議連所属・須藤元気氏!!
今回の補選では大変お世話になりました。組織票も何もない私のために地元江東区や全国から、支援者、家族、友人、チームが集まって、私を支えてくださったことを心より感謝します。結果は勝利することができませんでしたが自分のベストは尽くせました。勝利された酒井さん、素晴らしい候補者達と競い合えたことを光栄に思います。 今回の選挙は自分を人間として成長させてくれました。日本を皆んなで幸せになれる国に変えていく、その試みは、改めて、今日が出発点となりました。私、須藤元気は、再スタートを切ります。多くの方に、国を変えられるのは自分自身なんだという思いを共有できるようにこれからも尽力していきます。
未来は僕たちの手に。そして、全ての人が幸せになれる未来を。
WE ARE ALL ONE
須藤元気
出典:↑須藤元気X

須藤氏はただのスポーツ畑の人物ではありません。
集票に繋がりにくい『パンデミック条約反対』のお立場でWCH議連総会に出席しておりました。
読者のみなさん。
色々と相容れぬ部分(反原発など)もあろうかとは思いますが、何かの折には是々非々で支援・応援のほどをよろしくお願いいたします。ペコリ
おしまい。