画像説明:【推古天皇肖像「土佐光芳」画・叡福寺蔵】最初の女帝に伺候するケモノ衆の図
毎日新聞社説
皇位継承の有識者会議 国民的議論が欠かせない
(略)2017年に成立した退位特例法の国会付帯決議は、皇位継承の議論を退位後速やかに行うよう政府に求めている。(~中略~)
しかし、安倍前政権は19年4月30日の上皇さまの退位以降も議論を先延ばしにしてきた。喫緊の課題を避けてきた政治の責任は極めて重い。(~中略~)
各種世論調査では、女性・女系天皇を容認する意見が7割前後に上っている。有識者会議はこうした世論も踏まえつつ、女性・女系天皇について議論を深めるべきだろう。
自民党内には、戦後に皇室を離脱した旧宮家出身の男系男子を皇籍に復帰させる案もある。しかし、離脱後70年以上たち、皇族の教育も受けていない人たちが皇位継承資格を持つことに国民の理解は得られまい。(以下略)
毎日新聞社説(2021/3/24配信記事)
文中にある「各種世論調査」は、『女性天皇』と『女系天皇』を”意図的に混同するよう”にアンケートをとっています。
更に末恐ろしく感じてしまうのは「有識者会議は~女性・女系天皇について議論を深めるべき」と言い放ってしまっている点で、もはや己が正体を隠そうともしない”貪欲さ”に触れるにつけても・・ある種の哀れみすら覚えてしまいます。
「ああ~、だから新聞なんて誰も読まなくなるのだよ」

マメ:天皇が自らの意志をもってその位をお譲りになる事を『譲位』といいます。
『退位』表現は占領憲法を固定化する表現です!

さらに毎日新聞社は『上皇陛下』のことを『上皇さま』と表記しています。
今話題の『皇室典範』にて皇室関連の敬称は事細かく取り決められているはずなんですが~。(知らないはずはない)
新聞社もTV業界もそれらを無視し続けるという事は・・

仮にも旧宮家出身の方々に向かって「皇族の教育も受けていない人たち」って・・一般人に対してだってあまり用いない表現よね。

そりゃ~国民に断りもなく、1989年頃に報道機関が独断で皇族方に「~さま」を使い始めたくらいだからな。
笑わせてくれるのはその言い訳で、なんでも「開かれた皇室」「親しみやすい皇室」を意図しての変更らしいんだけど~・・ま、如何に皇室を貶めてきたかの証拠でもあるよな~。
そんな奴等から「~女性・女系天皇について議論を深めるべき」なんて藪から棒に言われても、おいそれと耳を貸す訳にもいくまいて(くわばらくわばら)
『女性天皇』は前例あり。
『女系天皇』は前例無し。(女系が無かったことが日本の伝統)
- 33代:推古天皇(592~628)
- 35代:皇極天皇(642~645)↓37代と同一人物
- 37代:斉明天皇(655~661)
- 41代:持統天皇(690~697)
- 43代:元明天皇(707~715)
- 44代:元正天皇(715~724)
- 46代:孝謙天皇(749~758)↓48代と同一人物
- 48代:称徳天皇(764~770)
- 109代:明正天皇(1629~1643)
- 117代:後桜町天皇(1762~1770)

位を退いた天皇が再び帝位につくことを『重祚(じゅうそ)』と言うんだって。
だから上の女帝・10例でも『皇極天皇と斉明天皇』・『孝謙天皇と称徳天皇』は同一人物だから・・
- 女帝の回数=10回
- 女帝の人数=8人
・・このようになりますね。
『女性天皇』と『女系天皇』の説明もあり↓↓

赤い人たちの論調
こちらの赤い人たちは、戦前=ALL悪・・らしいです。
共産・穀田国対委員長、旧宮家男系子孫の皇籍復帰「戦前回帰許されない」
共産党の穀田恵二国対委員長は24日の記者会見で、安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議が専門家から意見を聴取する項目に、旧宮家(旧皇族)男系男子子孫の皇籍復帰の是非が含まれたことを批判した。「はっきり言って時代錯誤だ。戦前の考え方に戻るようなことは許されない」と述べた。(以下略)
産経新聞(2021/3/24配信記事)
言葉の端々から醸し出す・・日本国が「戦後」から出来上がった国家だと云わんばかりの論調。
伝統とか文化とか・・「そんなものには興味がない」、「ただ戦後を固定する」そんな強い意志のみが感じられる穀田さんのコメントです。

ま、ほら・・
彼らはあれだから・・

そそ・・
なんでも噂では公安から「テロリスト」と同じ”VIP待遇”を受けているみたいだから、俺達も真摯な気持ちで華麗にスルーしとかないとなクックック