画像説明:【ウイルス対策は水際対策以外無し!】政府対応に疑問符を付ける陽気なケモノ衆の図
また・・狙い撃ちですか・・
いわゆる水際対策となる外国人の入国禁止を徹底する事と、国内の酒類を提供する飲食店の営業形態への監視圧力を高める事。
どちらがより実効性のある「ウイルス蔓延防止対策」なのかと問われれば、多くの方は
「水際対策の方が重要だろ!」
・・と、叫ぶのではないでしょうか?
日本は幸いにして島国で2019年末頃からの水際対策を徹底していたら、ウイルスなんて感染拡大しようが無かったはずなんですけどね~。(摩訶不思議)
ですから、世界各国と比べると一見ウイルス感染者数は抑えられているように感じますが、日本人の民度と国土の立地条件を加味した場合、はたして政府の初期対応を評価してよいのかについては疑問符が投げかけられます。
西村どん、そこウイルス対策の”本丸”ではなかばい。
飲食業大手「ワタミ」さんの声
ワタミ会長:外食産業は「瀕死の状態」 休業・時短要請は受け入れ
居酒屋大手ワタミの渡辺美樹会長は28日、緊急事態宣言が延長される見通しとなったことを受けて記者会見し、「外食、居酒屋は瀕死(ひんし)の状態であると言っても過言ではない」と述べた。
JIJI.COM(2021/5/28配信記事)
賛否は一先ず脇に寄せて、確かに一理あるのです。
ワタミ会長さんの語る・・
- 「(酒類提供停止)やるなら一律に!」
- 「(準備も大変だから)せめて1週間前に知らせてくれ!」
現場の生の声としてこれには納得させられてしまいます。
場当たり的な政府の対応と、特定業種を狙い撃ちしたかのような、
『国民にスケープゴートを解き放ち、すべての原因(憎悪)を集中させよう』と画策する対応に、国民分断でも煽っているのではないかと勘繰りの目を向けずにはいられません。
一応中小企業には10万円以内、大企業には20万円以内の協力金(1日当たり)が支払われると謡われていますが、それだと赤字同然の事業者は協力金成金となり、数百万を売り上げていた事業者は(協力金をもらったとしても)大赤字となってしまいます。
単純に混乱期前までの納税実績に比例した所得補償を施せば”最も公平な補償”になると思われるのですが、国や自治体はどういう訳かそれだけに関してはかたくなに拒否しようとするのです。
西村康稔経済再生担当相・・金融機関にまで協力を言及
7月8日、一旦は飲食業者と取引のある金融機関を巻き込んでの(時間外酒類提供)監視強化策を打ち出していましたが、流石に露骨すぎるスケープゴートの追い込み手段には反発が多く、「撤回」へと追い込まれたそうです。
酒停止「圧力」、一転撤回 金融機関への働き掛け行わず―西村氏
西村康稔経済再生担当相は9日、緊急事態宣言発令などの決定を受け、酒類を提供する飲食店が休業要請に応じなければ金融機関に店舗情報を提供するとした自身の発言を撤回した。加藤勝信官房長官に同日伝えた。与野党から「金融機関による優越的地位の乱用につながる」と反発が上がり、最初に方針を打ち出してからわずか1日で取り下げに追い込まれた。(~中略~)
加藤氏が9日午後の会見で明らかにしたところによると、西村氏は当初の言い方は舌足らずだったと釈明。「関係省庁から個別の金融機関などへの働き掛けは行わない」との考えを示した。加藤氏は発言に注意するよう西村氏に求めたという。
一方、酒類販売業者に対して休業要請などに応じない飲食店との取引停止を求める政府方針について、加藤氏は会見で「可能な限り感染拡大防止に協力をお願いするという趣旨だ」として撤回しない意向を示した。
JIJI.COM(2021/7/9配信記事)
いや~撤回されたとは言え、この発想自体が半端ないですよね~。
国家・国民がどのように形成され、それを維持する為に”政府が何を提供すべきか?”を、政府中枢の人物がまるで分かっていない事を、如実に暴露してしまいました。
雑談
「24時間365日死ぬまで働け」(のち撤回)
いや~名言だよね~。経営者って基本こんなこと考えているんだって・・
「営業12時間の内にメシを食える店長は二流」(のち撤回)
ブラック嫌い!
父ちゃん!この会長さん俺嫌いなんだけど~
ま、そう言うなって。
彼だって正論は吐くんだぜ!
腐った部分を上手に捨てて、利用できる部分は積極的に利用しないとな。
でも確かに武漢ウイルス蔓延の責任を飲食業、それも酒類を提供する面に特化して対策を講じる政府にも、なんだか違和感を覚えてしまうのも事実よね~(ワタミさんのところは可哀そうに思える・・)
国民各位に、水際対策の失敗がそもそものウイルス蔓延の元凶だと悟られないようにするためには、「密」になっているように見える”酒の席”を狙い撃ちし、対策しているように見せかけたいんだろうよ。
政府筋の思惑が明け透けなんだよなぁ~(爆)
じゃ~タヌさんは今回の「酒提供停止圧力」は政府の責任逃れだと思っているの?
それ以外に思いつくか?
国民にわかりやすいスケープゴートを提供し、それが徹底されないから「ウイルス蔓延を防ぐことが出来ないのだ!!」って、言っとけば少なくとも仕事しているように見えるし、責任回避にはなりそうだよな~
じゃ~もしかして、また変異株だの、陽性者が増えただのが叫ばれたとしたら・・
そりゃ~繰り返されるだろうな~
第○○回緊急事態宣言・第○○回飲食業営業自粛要請ってな感じで。
それじゃ~”協力金成金”問題は無くならないし、まじめな飲食業者は逆に潰れてしまうんじゃないの??
いつまで続くんだろう・・こんな不公平。
そりゃ~国民が気付くまでさ。
- 武漢発生ウイルスの真の正体と危険性と
- ワクチン接種までの口実と
- ワクチンの有効性と
- 水際対策の重要性と
- 経済活動の重要性と
- 所得補償の重要性と
- オリンピックまでの政府対応と
- オリンピック後の政局の存在を
冷静に見定めれば、現行のウイルス蔓延防止策が如何にくだらない無責任なものかが分かってくると思うんだけどな~
ウイルス以上に蔓延する:「責任回避」
緊縮財政を気にし、大規模な所得補償に打って出られない。
誰もが責任をとりたくない。
誰もが責任をとらされたくない。
民間人がそう思うのは、ある意味致し方ない事なのかもしれません。
しかし政府がそれをやってはいけません。
政府は国民に対し全責任を負うからこそ、予算の執行と、その徴収権とを国民より付託されているのです。
- 各種営業形態の要請⇒所得補償すれば全事業者が協力しますよ?
- 各種行動の自粛要請⇒所得補償すれば全国民が協力しますよ?
逆にこれを頑なに避けるからこそ、特定産業の狙い撃ち・所得補償(粗利補償)ではない一律協力金制度へと流されてしまいますよね。
国民を全力で守らないのなら・・政府も政治も政治家も必要ないよね?
すべての政治家が責任回避を徹底したからこそ、皮肉にも「オリンピック無観客開催」が決定されているのだとしたら・・私たち有権者は政治家以上に”間抜けな世代”として、後世の笑い物にされるでしょうし、無責任世代のレッテルを容赦なく張られてしまうのではないでしょうか?
まとめ
変異を繰り返しながらやがて毒性を弱めるウイルスの宿命・・
変異種に追いつこうと新規に開発されてゆく(であろう)ワクチンの理由・・
水際対策を怠って政治的にウイルス蔓延を許したように見えてしまう政府が・・
ウイルス蔓延の元凶と名指しする飲食業に各種要請という名の強制を模索する・・
目前に迫った世界の祭典・オリンピック。
今仮に冷静になってオリンピック後の世界を想像する時・・私たち国民は大混乱の隙に逃げ去るであろう真犯人の正体に気が付くのかもしれないのです。
おしまい。