画像説明:【乾けば水を撒けばいい】大干ばつに洪水を気にするアホな官僚をあざ笑うケモノ衆の図
現職の財務次官が月刊誌に異例の寄稿
与野党論争「ばらまき合戦」と批判 矢野財務次官、異例の寄稿
財務省の矢野康治事務次官は8日発売の月刊誌「文芸春秋」11月号に寄稿し、自民党総裁選や衆院選をめぐる政策論争に関し、「ばらまき合戦のようだ」と批判した。財政再建の必要性を訴える内容だが、現役の事務方トップがこのような形で自らの意見を表明するのは異例だ。
矢野氏は、数十兆円規模の経済対策や消費税率引き下げなどが与野党で主張されていることについて「国庫には、無尽蔵にお金があるかのような話ばかりが聞こえてくる」と指摘。日本の財政の現状について「タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなものだ」と例えた。その上で、放置すれば「日本国債の格付けに影響が生じかねず、日本経済全体にも大きな影響が出る」と警鐘を鳴らした。
矢野氏は寄稿について麻生太郎前財務相に了解を得たという。鈴木俊一財務相は8日の閣議後記者会見で、「今までの政府方針を否定するようなものではなく、中身が問題というような思いはない」と語った。
JIJI.COM(2021/10/8配信記事)
公僕とは・・
公僕とは国や地方自治体の公務を担当する者で、国民市民(公衆)に奉仕する者を指します。
歴代の財務省事務方がそうであったように、矢野財務次官も何やら”重要な部分での勘違い”を拗らせているようですね。
「あなた方には、政策に対する是非や意志の類は求められていないのです。」
事務方は良くも悪くも法に従って動き、各分野ごとに特化した専門知識を政治家(大臣)に助言すればよいのであって、選挙で選ばれたわけでも無い公僕が、民衆側に広く読まれるであろう月刊誌に「ばらまき合戦」などと寄稿するなど”以ての外”。
職務の範囲を違えた公僕は、もはや公に服することを放棄した”逆臣の徒”として処分するが望ましかろう・・・とさえ思えてきます。
思い上がりも大概な矢野事務次官の妄言こそ、「控えられよ!」と反論せずにはいられません。
財務省の見解では・・
お馬鹿な海外の格付け会社が、日本の国債の信用にイチャモンを付けた事に対する財務省からの反論意見が↓の引用です。
外国格付け会社宛意見書要旨
1.貴社による日本国債の格付けについては、当方としては日本経済の強固なファンダメンタルズを考えると既に低過ぎ、更なる格下げは根拠を欠くと考えている。貴社の格付け判定は、従来より定性的な説明が大宗である一方、客観的な基準を欠き、これは、格付けの信頼性にも関わる大きな問題と考えている。従って、以下の諸点に関し、貴社の考え方を具体的・定量的に明らかにされたい。
(1)日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。
(2)格付けは財政状態のみならず、広い経済全体の文脈、特に経済のファンダメンタルズを考慮し、総合的に判断されるべきである。
例えば、以下の要素をどのように評価しているのか。
・マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国
・その結果、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている
・日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高
(以下略)
出典:財務省
おやおや~?
これをザックリまとめると・・
- 日・米など自国通貨建て国債のデフォルトはありえない
- 日本は世界最大の貯蓄超過国(要は世界最高のお金持ち国家)
- 世界最低水準の国債金利で安定している(それほど¥に信用がある)
- 世界最大の経常黒字国・債権国・外貨準備も世界最高国がどうやって破綻するの?(ねえねえ~今息してる~)
って、しっかり宣言していますよね!
あれ~~~
おっかしいな~。
確か矢野さんって財務次官さんだったよね?
そうそう。
事務方のトップが、財務省自体が宣言している内容と”真逆の主張”を展開するってどういったご了見なのかな?ニヤニヤ
法律や倫理規定に詳しい方・・出てきてたもれ~
皆々で反論を浴びせねば民主主義が、ただの”省庁”や1個人の”官僚”ごときに乗っ取られてしまうでおじゃるよ~。
たれか~ たれかある~♥
そうだ!財務省官僚たちの苦悩を解き放ってあげよう♥
矢野氏の行動と意見の趣旨を詳らかに追っていくと・・国家公務員法違反に辿り着く可能性が出てきます。
しかし・・
攻め立ててばかりではかわいそうなので、ここでは少しだけですが財務官僚側からの視点で語ってみましょうか。
矢野氏に代表される財務官僚だって、国家公務員法違反を指摘されるような危ない橋を好んで渡りたいわけではないのです。
彼等にも止むに止まれぬ”事情”がある点にも、国民は気付いてあげねばなりません♥
それがこちらの法律・・
財務省設置法・任務
財務省は、健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることを任務とする。
財務省設置法3条
財務官僚は『財務省設置法3条』によってがんじがらめに縛られており、日本国民からどれほどの憎悪を投げかけられたとしても同法があるがゆえに、いわゆる財政再建・プライマリーバランスの黒字化目標達成に向かって”泣く泣く”汚れ仕事を引き受けてくれているのです。(キャ~可哀そう)
ですから矢野次官だって、心では日本国民全体の生活を憂い、幸福を願いながら与えられた職務に励んでいるだけなのです。
そうだったんだ~(棒)
矢野さん、ごめんね!
そんな悪魔のような法律で縛られている可哀そうな境遇も知らず、一方的に非難するような事言っちゃって・・メンゴ
な~んだ、そんな事情があったのなら「ばらまきが~」とか言わずに、早くそっちの方を言ってくれればよかったのに♥
国民が『財務省設置法3条』の存在を知って、官僚が苦悩の内にお仕事しなくて済むように手配してあげればいいんだよね?
そそ、『財務省設置法3条』を早急に廃止して、最低でも年2~3%のインフレ目標が30年程達成されるまでジャンジャン財政出動していけるようにしてあげればいいんだよ!グフフ
矢野次官もお人が悪い。
「ばらまきが~」とか「タイタニック号が~」とか「日本国債の格付けに影響が~」とか、まわりくどい表現を用いずに、
「財務省設置法3条をどうにかしてください」
「特に”健全な財政の確保”という部分」
・・と、国民や国会議員に頼めばいいじゃないですか~
みなさんもこの問題をシェアして、優秀な官僚さんたちを働きやすい環境へと誘って差し上げましょうね♥
ちなみに世界一の借金大国アメリカは・・
通貨の本来の”意味”を知り尽くしているアメリカ合衆国は、先のG7公約(世界同時財政出動の必要性)を具現化する形で、ウイルス対策費とは別枠の110兆円規模のインフラ投資策を決定しています。
この一例だけ見ても、国の借金問題などは”大嘘”という事が分かっていただけるかと思います。
まとめ
矢野さんさ~、あなた方から見れば日本国民なんて”愚民共”に思えるかもしれないけど・・流石にやらせのデフレを30年もやらされると国民だって気付いてくるのですよ。
「日本は世界最高の金持ち国家」
「国の借金は嘘っぱち」
・・ってね!
事務方のトップのわりに”具体的数値”がどこにも出ていない矢野次官の”警鐘”という名の発言が、果たして本当に日本の経済実態を反映したものなのか?
それとも財務省自体が長年全世界を欺き、日本は世界一の金持ち国家・デフォルトの心配はないと公言していたのか?
現時点で確実にわかっている事は、
”財務省か矢野事務次官のどちらかが嘘デタラメを流布している”という事。
与野党問わず、すべての政治家諸君は世界の通常の国家運営を定義も曖昧の「ばらまき」と揶揄されたのですから、しっかり反論を浴びせ、場合によっては”省”か”次官”を法に照らし裁くことをお勧めしておきます。
でなければ、ただでさえ大嘘がばれつつある昨今・・政治世界を遥かに飛び越え、国民感情的に省庁・官僚への憎悪・不信感が暴動レベルで募っていく事でしょうから・・
『鉄は熱いうちに打て』
よろしくお願いいたします!
おしまい。
おまけ:もしも官僚(公僕身分)が政治参画を企てたい場合
答えは簡単です。
『国会議員になればいいのです!』
国民から民主主義の実践結果(選挙)として議員に選出されれば、晴れて自らの目指す政治・政策を具現化できるかもしれません。
政策を訴え⇒選挙に勝利し⇒議員になり⇒公僕(官僚)を使い⇒政治を実践する
いいとか悪いとか抜きにして、今国会議員をやってる方々ってみ~~んな、↑このルートで政治に参画しているんだよ!
だから官僚ごときが”裏口入学”の様に経済・政治面に口出しする時点でアウト!
こんな事例を不問にしちゃうと民主主義の否定に繋がっていくから・・絶対に処分しとかないとね!
わかってる?矢野さん!!
わかってる?国会議員さん!!
高市さんとかは早速反論しているよね。
「自国通貨建ての国債発行国にはデフォルトは起こらない」ってね!
このまま反政府を鮮明に打ち出せば、もしかしたら文科省の事務次官だった『ピーチ前川』とともに、野党界隈が老後を看取ってくれるかもしれませんし、案外目玉候補者として”国会議員”になれる道筋だって開けてくるかもしれません。
IMFとか公取とか日銀とかに行く(天下る)より、おもしろい人生が待っているかもしれませんね!