日本がロシアに制裁？：止まらぬロシアに”名”だけの制裁

アメリカ（民主党）は紛争を欲している？！

米露外相会談を開催すると言えば、即座に中止を表明してみたり、

「侵略の始まり」

「ロシアの軍事侵攻は最短で数時間後に開始させる危険性あり」

米大統領の口から不用意に発せられる、軽率な発言に触れるにつけても、

「ああ・・流石は我が国の非武装地域に無差別空爆を敢行し、人類初となる２発の原爆を都市部に落としただけの事はあるな～」との正直な感想を抱いてしまいます。

今更国家としての「アメリカ」を一括りにし、”血に飢えた輩”と喧伝したいわけではありません。

・・が、歴代の米民主党政権に巣食った金融筋の系譜に思いを寄せれば、バイデン氏が口にする開戦危機と経済制裁とが、まったく別の意図に基づいて発せされた”シグナル”に思えてくるのは、当サイトの住人だけが感じる”錯覚”なのでしょうか？

無論、そう（錯覚）であってほしいと願うばかりです。

ロシアに西側各国が次々と制裁、ロシアは「国際法違反」とバイデン氏

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、ウクライナ東部で親ロシア派勢力が自称する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を一方的に承認し、ロシア軍を「平和維持」目的で両地域へ派遣すると命令した事態を受け、西側諸国は22日、ロシアに対する経済制裁を次々と発表した。一方、この事態に備えてロシアはすでに大量の外貨を準備していたという指摘もある。

ドイツはロシアからの天然ガス輸送パイプライン「ノルドストリーム2」の承認を停止。アメリカのジョー・バイデン大統領は、プーチン氏の決定は「甚だしい国際法違反だ」と非難した。アントニー・ブリンケン米国務長官は、24日に予定されていた米ロ外相会談は中止すると発表した。

ホワイトハウスで記者団を前にしたバイデン大統領は、プーチン氏がウクライナの「生存権」を攻撃していると非難。「隣国のものだった地域で、いわゆる新しい国ができたなどと宣言する権利を、プーチンはいったい誰からもらったつもりでいるのか」と強い調子で批判し、「これは甚だしい国際法違反で、国際社会の強固な反応が何としても必要だ」と述べた。

バイデン氏はさらに、プーチン氏の21日の演説は「ロシアによるウクライナ侵攻の始まりだ」として、プーチン氏は欧州の安全保障について「本当の対話を追求する」つもりなどないのが明らかになったと述べた。

「現在は民主国家として繁栄し、北大西洋条約機構（NATO）の加盟国となっている国々も含めて、かつてロシアの一部だった地域を（プーチン氏は）間接的に脅した」とバイデン氏は述べ、「自分の極端な要求に我々が応じなければ、さらに動くつもりだと、（プーチン氏は）明確に脅迫した」と批判した。（以下略）

BBCNEWSjapan(2022/2/23配信記事)

ロシア本体を避けた日本の経済制裁

そして我が国政府も、対ロシア経済制裁とは名ばかりの、何の実効性も持たない稚拙な対抗手段を嬉々として打ち出していますね。

首相が対ロシア制裁発表、二つの「共和国」輸出入を禁止・関係者ビザ停止も

岸田首相は２３日、ロシアに対する経済制裁を発表した。プーチン大統領が、ウクライナ東部ルガンスク、ドネツク両州で親露派武装集団が実効支配する二つの「人民共和国」を独立国家として承認したことなどを受けた措置だ。

制裁は、〈１〉二つの「共和国」関係者の査証（ビザ）発給停止と資産凍結、〈２〉二つの「共和国」との輸出入の禁止措置、〈３〉ロシア政府による新たなソブリン債の日本での発行・流通の禁止などだ。

読売新聞オンライン(2022/2/23配信記事)

２月２４日：本格開始されたロシア軍によるウクライナ侵攻

２０１４年ソチ五輪、２０２２年北京五輪。

平和の祭典はロシアの軍事侵攻の口実として使われ、そこに渦巻く国際金融の儲け話は、民主党系米大統領に「紛争抑止」を躊躇させてしまいました。

要するに、こんにちのウクライナ問題など国際的な出来レースなのです。

「ロシアが全面侵攻」　ウクライナ外相、国際社会に行動訴え

【イスタンブール時事】ウクライナのクレバ外相は２４日、ツイッターで「ロシアが全面的なウクライナ侵攻を開始した」と述べた。その上で、国際社会がプーチン大統領の行動に歯止めをかけるために行動するよう訴えた。

この中で、クレバ氏は「平和なウクライナの都市が攻撃されている。侵略戦争だ」と指摘。「世界はプーチン氏を止めることができ、止めなければならない。今こそ行動の時だ」と強調した。「ウクライナは自らを守り、勝利する」とも述べた。（以下略）

JIJI.COM(2022/2/24配信記事)

削除される頻度の高い日本のメディアを避けBBCの映像を持ってきました。

８年前より、親ロシア勢力との間で緊張状態が続いていたウクライナ東部。満を持しての侵攻と相成りました。（２４日、オデッサや・ウクライナ軍空軍基地などへのロシア側攻撃が確認されています）

バイデン大統領「破滅的な戦争選んだ」　ロシアの軍事作戦を強く非難

バイデン米大統領は23日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部での軍事作戦を発表したことを受けて声明を発表した。

バイデン氏は「今夜、ロシア軍によるいわれのない不当な攻撃に苦しむウクライナの人々に、全世界の祈りが捧げられている」と切り出し、「プーチン大統領は、破滅的な人命の犠牲と苦しみをもたらす計画的な戦争を選んだ。この攻撃がもたらす死と破壊は、ロシアだけに責任がある」とロシアを強く非難した。（以下略）

朝日新聞digital(2022/2/24配信記事)

今こそ戦争回避のため、日本独自の制裁を考えよう！

• 国家防衛の為に
• ウクライナを救う為に
• 世界平和維持の為に
• おまけ：シナとの関係性を清算する為に

我が国にもできる制裁があります。

それは↓こちらになります。

まとめ

敵の攻勢は第三勢力の好機（チャンス）！

兵法の極意は二正面作戦を避け、一点突破の攻勢を順次繰り返す事です。

な・ら・ば・こ・そ・

先の大戦においても、大日本帝国はヨーロッパ戦線にまごついていたソ連に攻め入るべきだったのでしょうし、現代日本もまた、（ウクライナや台湾を援助する意味においても）北方領土と尖閣諸島にこそ毅然と展開し（軍事的）存在意義を示していかねばならないはずです！

おしまい。