2,30年前までは各学校に当たり前のように『調理場付き給食室』がありましたよね。
で、働く職員さんの中には「そこに通う誰かのお母さん」が居たりしませんでしたか?
配給の車を待つわけでもないので、わりかし・・
- 出来立てで
- あたたかく
- 味もそこそこおいしかった
記憶があります。
雇用の面から見ても、地域に密着した人材が配置(雇用)されていて・・
「あのおばちゃんが給食を作ってくれているんだ~」
って、目で見て直接感謝を伝えられる距離に「コックさん」がいました・・よね?(30代~40代の方はわりかし当てはまるのかな?)
ところが、ここ10年くらいでずいぶん民間の給食配給業者が『学校給食』現場に入り込んできているようで・・各学校内で作った給食が食べられる環境は激減しているそうです。(タヌの子供たちの通うエリアは幼稚園からすでに配給業者産でした。)
ありもしない国の財政破綻論が進みすぎて、学校給食の現場にも『緊縮財政』の煽りが及び、地域の雇用も、食育の大切さも奪われているように感じるこの頃です。
みなさんの地域はいかがでしょうか?
昨今の(中身の伴わない)安易な「食の有難み」という掛け声に騙されて、産地がどこかともわからない食材で作られた可能性がある「業者」の給食を、私たちは育ち盛りの子供たちに・・
「これが食育だよ!」
って、胸を張って言えますかねえ~。
民間は‥利益が上がるから商売するんです。
公営は‥公益性があるから利益を抜きに考えるんです。
業者が絡むと不味くなるのは当たり前です。
移動距離があると冷めてしまうのは当たり前です。
食材を工夫(冷凍・外国産)し、一括調理すれば、利益率の追及には最短距離でしょう。
私たちがこの当たり前を思い出さない限り、給食時間を憂鬱の時間として捉える子供が全国で量産され続けるのかもしれませんね。
**話が飛んでいるようで実はすべての核心・・『緊縮財政』は諸悪の根源!**
みなさんもお忘れなきように・・
学校給食に対するタヌキの勝手な改善要望
- 食材は国産のみ使用、出来れば地産の物を!
- 雇用は地域の人材を!
- アレルギー・各食材に苦手がある子に配慮して「食べ残し」は(外国産食材なら)積極的に推奨する。
- 給食時間を超えたり(居残り)、無理やり食べさせる行為の禁止。
将来的に
- 可能な範囲で各学校給食(自校方式)の復活。
- 雇用は地域住人縛り。
- パン食・牛乳縛りを減らし、コメ食とお茶類の提供。
- 弁当持参の許可(選択可能とする)
㊙
次年度以降の給食配給業者選定の目安となる「残飯比率」を低く保つために、学校現場の職員に依頼しているのか・・食べ残しを子供同士で監視・注意させているようで・・なんだか「大人の思惑」を感じてしまいます。
保護者向けの(給食の必要性・味に対する満足度)データ制作にも数値上は「有利」に働きますものね♡
参考:大磯町における学校給食問題(⏎WIKI)
とーちゃんも一回食べてみて!
不味いし冷たいし、パンと合わないし・・
せめて毎日ご飯だったら・・あと牛乳嫌い(怒)
注:たまたまうちの子が牛乳・パン食が苦手なだけです。
俺は遠慮しとくよ♡
お前・・家で大食いだから勝手に痩せるしいいんじゃね~の?
ほら「食の有難み!」。便利な言葉をかみしめなよ(くくく)
(他人事だと思って・・)
かあちゃ~ん!今日はタヌキ鍋しよ~!!
みなさんも余った時間に少しだけ・・
「食育」「学校給食の現状」に目線の先を向けてみてはいかがでしょうか?
*ちなみに我が家は代用できないもの以外すべて国産材料の使用を心掛けています。
*「食の有難み」を伝えるには、その中身(地産地消)までこだわらないとね!(全農グレインが解体されたら遺伝子組み換え・農薬まみれの食材が我が国に大量に入ってくるかもよ・・小泉なにがしが目をつけてるからね・・)