「学びに歴史なんて必要あるの?」そんな声が聞こえてきそうですけど、むしろそこ避けちゃだめでしょ(笑)ってことで・・紹介してみます。
【『学び』の重要性を知る】学び1項目:「学びは歴史から」をなぜ提唱するのか?その意義は?って事で、お父さんお母さんが、お子さんへの教育の前に知っておきたい基本から始めてみましょう!
え!初耳?:『歴史・学問』って、過去の情報の事ですよ!
あの「にゃーん」となく動物は「ねこ」と発音しよう。
あの「乗り物」は「車」だよね。
みなさんが何気なく使っている日本語だって、過去のどこかの地点で生まれ、多くの人々の共有をもって「その発音とその意味」を獲得してきたはずですよね。
また「太陽暦・太陰暦」を発見するような観測情報から、「食物」の特性を理解して収穫をはかるような分野まで・・私たちの周りにあるおよそ「学問」と呼ばれる分野は、例外なく過去から蓄積された叡智・・つまり歴史(過去の情報)の積み重なりであるという事に気が付かされるはずです。

あ、ちなみに新たな技術の開発にしたって、過去の蓄積情報を参考にして生まれるんだから、「過去⇒未来」(過去を知って未来を築く)という知恵の流れは普遍だからね。
ここまでは、みなさんも当たり前だよって思ってくれる・・でしょうかね。
では質問させてください!ククク
なぜ私たちは
・日本という国に属し
・日本語を主体とした言語体系で情報(歴史)を伝達し
・日本語で意思の疎通を図るのでしょうか??

当然こたえられるよね?チュウチュウ
・・初めての都会の地下鉄で迷子になっているような顔をした「そこのあなた!」。お子さんが成長するにつれて「あれ?私んちってあれなのかな~?」って思われてしまいますよ!お早めに基礎勉強をしましょうね。・・「もちろん知っている」という方は復習のつもりでお付き合いください♥・・
世界最高の言語にして最高難易度の『日本語』を駆使しよう!
流暢(上手)に日本語が使える事。それだけですべての『学び』の半分は完了したと思ってもらって結構です。

ま?

ま!
海外(英語圏)・のドラマやアニメを少しでも覗いて見たらわかるでしょ(笑)
私とあなたは「Iアイ」「YOUユー」・・ほぼのみ。
日本語の『私』を意味する言葉一覧
あ・せっしゃ・みども・それがし・わたし・わたくし・うち・じぶん・あたい・あちき・おのれ・こちとら・とうほう・おいら・おれ・おれっち・ぼく・わし・わて・わがはい・わらわ・まろ・おい(どん)・こなた・しょうせい・よ・ちん・・まだある?・・
信じられますか?日本人(語)って、これ・・上手に使い分けてきたんですよ!
ちょっと想像してみてください!・・もしも外国語だったら・・
日本のアニメの雰囲気・・お気に入りのあの萌えキャラが「うち」って言わずに「I」ですよ!
時代劇の名場面・・あの勇ましくも凛々しい武将が「拙者」と言わずに「I」ですよ!ぷぷぷ
海外に翻訳されても、日本語ならではの微妙な『質感』がうまく伝わると・・思いますか?
はっきり言います!「無理です」。だって・・『私』のみ取り上げてみてこれですよ。
他の言葉との組み合わせが生まれたら・・もう迷宮に入ってしまうほど多彩な表現が出来てしまいますよね。(使い慣れている日本人でも、ついていけるかどうか)

【注】日本語がなぜ(複雑)複数の主語を使い分けるようになったかは「国家の継承」と「敬語」に由来するんだけど・・ここでは割愛。
「日本語なんてただめんどくさいだけ、英語の方がいいや!」
「多くの地域で会話できるんだし英語の方が世界語(スタンダード)だよ!」
・・って(少しでも)思っていたそこのあなた!いいんですか?知りませんよ~ほんとうに~(笑)
ま、止めはしません。そこはほら自由意思の世界なんで。でも、ちょっとだけ耳を傾けてくれる余裕があるなら・・少しだけタヌキの戯言(ざれごと:ふざけて言う言葉・冗談)を聞いてくださいな。


英語の普及って・・その言語が優秀だったからではなく、単に「侵略」の歴史と「簡単(稚拙)さ」の証明でしょ!
回る寿司屋やバーガーチェーンが老舗の料理屋よりも「旨い」って言ってるようなもんさ・・いっぱい普及してますよ・・。
金銭に余裕があっても、そこに通い続けるかい・・旨いんですよね?
言葉も一緒!いったん使いこなせるようになった世界最高の日本語・・捨てられるの?・・もしかしたら使いこなす前に捨て(あきらめ)ようとしているだけなんじゃね?
みんなが話す・みんなが使えるってことは、それを駆使しても決して言語では優位に立てないってことです。ま、確かに多くの情報を取り寄せる事、世界中の多くの人々との社交を開く事だけに主眼を置いているのなら(英語は特に)便利ですよね。
でも・・社交(コミュニケーション)の場で最後にモノを言う(目立つ)のって・・ほかの誰にも無い『特異性』があるかどうかじゃないんですかね?

俺っちは大っ嫌いだけど、白と黒の熊とかな!
別の地域にいたからこそ「生存」してた熊を、珍しいからって「くそ高っかいレンタル料」払ってまでお取り寄せするかね~。動物型工作員だよ全く~

ネズミは動物園にいらないしね!

でも・・東京じゃないのに東京って言い張って国つくってるよね!

まー、『オセロ熊』が珍しいのは認めるけどね。しかしネズミの国って・・俺っちはあいつよりジェリーマウスの方が好き

そそ!なんでも珍しいはそれだけで「価値」があるもの。
日本人も日本語も「世界的に見たらそれだけでブランド!」
『多数』は「何の変哲の無いもの」の裏返し。世界最高の伝統と個性を捨ててまで迎合したい何かがあるのなら止めないけどね。タヌタヌ
一般的にですが・・
使いこなすまでには多くの時間が必要で、そのくせ『日本国』のみでしか通じないローカルな言語『日本語』・・しか~~し!それ駆使することで初めて到達する『世界最高峰の社交界』。
そうなんです!私たちは日頃あまり意識していないだけで・・
:世界最高難易度の日本語を難なく使いこなし、
:世界で最も豊かな表現方法で日本人同士が意思疎通しあい、
:日本人にしか伝達できない世界最古の文明を『日本語』の中に継承しているんですよ!・・いばっていいよ・・エッヘン
『課金してないのにレアアイテム来た~~~!』(訳:生まれた国が神引きだった)って感じでしょうか?
「みなさん、そんな自覚ありました?」・・学校教育では意図的かどうかは置いといて、この辺をあまり伝えていないですよね~。


ちなみに日本の伝統的色(和色)はなんと・・
713色あるんですって!(タヌも今回調べてびっくりしたよ)
一人称の『私』の使い分けしても、『色彩』の種類にしても、すごい事だと感じませんか?・・何が凄いかって・・「使い分けられるほどの言い方が現存している」って事ですよ!
世界的な発明も・ノーベル賞の受賞率も・あの難病の特効薬を生み出す事も・このような日本語に内在する『感性・表現の豊かさ』があった事とも・・決して無縁ではないはずです・・よね。

ね!タヌが『学び』の最初に『歴史』をもってきて、それを理解するための基礎に「日本語を使いこなすこと」を紹介する意味・・分かってくれたかな?
日本の知恵(歴史)は日本語でなきゃ伝わりにくい表現・感覚があるんですよ・・それはまるで・・あのアニメキャラの愛くるしさを表現した「言葉遣い」が、外国語では到底翻訳できないのと一緒の様にネ
「かわいい子だもの歴史教育」しよう!・・⇇これを進めるための基本が『日本語』を学ぶことで、『日本語』はそれそのものが「日本の知恵が詰まった歴史」であることを再認識していただけたなら幸いなことです。
歴史は大きく『国史』『地域史』『家族史』の3種類あるよ
さてここからが本題。日本語の重要性を認識していただいたのちに、まず取り組んでいただきたい分野こそが『歴史教育』なんです。
一般的な社交の流れの中で、人と人とがお互いを知るすべとして多用する「質問項目」ありますよね。自己紹介(プロフィール)を想像してもらうとわかりやすいと思いますが、そこには必ず入ってくる項目があります。
同じ文化圏に暮らす同じ世代の人同士が交流する場合は「性別」「趣味」などの紹介で十分でしょうが・・世代を超えた交流の場だったり、国や地域さえ問わない交流になってくると当然「質問項目」も増えてくると思いませんか?
- 国籍
- 言語(何語をしゃべるか)
- 宗教(宗派)
- 年齢
- 性別
- 趣味
最低限このくらいの自己紹介が求められるのでしょうか・・いずれにせよ国際化をうたう割に、日本の教育は外国文化や言語を学ばせるくせして、肝心の自己紹介(アピール)が疎かになっていると感じたことはないですか?
他者を理解することにのみ努力することが国際化ではないですよね。自分の国を理解し、住んでいる地域を理解し、そして自分の家族の出自を理解すること・・確固たる自分自身の自己紹介ができてこそ、初めて実現できる「人的交流」であり「真の国際化」だとは思いませんか?

知れば知るほど魅力的な国『日本』。
自然・文化・伝統・歴史・宗教・そして人・・どこを輪切りにしても玉手箱を開いたかのような驚きと魅惑に満ちあふれた国・・みなさんの知っている国で=日本の他に並ぶべき国=あったりしますか?・・もしもありましたらそちらのお国のお勉強を頑張ってみてくださいネ!・・
将来のことは誰にもわかりませんが、もしも仮に・・せわしないほどの国際化の波が押し寄せ、今よりももっと「日本人であることの自覚」が求められる世の中がやってきたときに、「日本人であることを誇れなかったり、日本の国や文化のことを全く知らない」子供が大量にうまれ、時代の波に流されてしまうとしたらどうでしょう・・
今子育てに取り組んでいらっしゃるお父さんお母さんの中に「私たち一人一人が日本人の末裔で、日本国と文化・伝統を継承している存在だ~!」と、自覚しながら毎日を送っていらっしゃる方・・果たして・・多いのか・・少ないのか・・
同時に、家庭の教育の場に「歴史教育の重要性」を意識して、それを取り入れていらっしゃる親御さんが一体どれくらいいらっしゃるのか・・
星(座標)を見失った船はやがて漂流します。
国を失った人々は難民とよばれ、どこかの国の2等国民として吸収されていきます。
自己を見失った人は、やがて何かに依存しなければ自分の意思すら維持できなくなっていきます。
みなさん自身、そしてみなさんの大切な大切なお子さんたちはいかがでしょうか?
↓ ↓ ↓ ↓
時代の波に飲み込まれないほどの・・
『地図⇒現在地と目的地の座標』
『羅針盤⇒目指す方向』
『錨⇒信念』
・・持ち合わせていると感じますか?

「へ~案外大切なことだったんだ~歴史教育って~」
そう思っていただけたとしたら、それだけでタヌは満足です。
でも食いしん坊さんのためにも、もう少しだけ「歴史の3項目」紹介しときますね。ジュルリ
- 『国史』・・文字通り国の歴史です。我が国の建国神話から現在に深く影響を及ぼす出来事など、基本項目を大まかに知っておきましょう。
- 『地域史』・・「気候風土・防災」の観点からも知っておいて損はないはずです。俗に「○○っ子」と呼ばれるのはこの単位です。地域貢献を心掛け理解を深め、人生の援軍・味方にしときましょう!
- 『家族史』・・自分自身の出自を明確にします。どこかで、でも確実に「ものを言う時が来ます」*たとえ自信がなくても知って(知らせて)おきましょう。新たな時代はこれから紡いでいけばいいんですから!‥ね
それぞれの具体的な歴史教育のやり方については別項目で詳しく紹介します。
歴史は今を照らす道しるべとなってくれます。みなさんが『歴史教育』の意義を大切さを再確認する・・そんなきっかけにしていただけたなら幸いです。
まとめ
本項は「かわいい子だから歴史教育しよう」を主題にして・・
- 日本語の持つ特異性「世界最高峰の言語」
- 日本語を使いこなすことの優位性
- 将来ゆるぎない人格形成に役立つ歴史教育
- 『国史』『地域史』『家族史』と、範囲を分けて取り組む歴史教育の紹介
これらを重点的に取り上げてみました。
「すでに知っていた」ことも、「初耳だった」こともあったかもしれませんが、文中にみなさんの家族の『開運』を呼び込む一助があったなら、それはとてもうれしい事です。ペコ

『歴史教育』までには、幾分早いと思われる小さなお子さんには「日本昔話」のような、地域の言い伝えや伝説などを絵本にしたものを活用されてもいいかもしれませんね!

忘れたころにやってくる【答え合わせ】のお時間!
なぜおれたちが日本国に住み、歴史を継承し、日本語を話すかって・・そんなの日本が滅んでないからに決まってんじゃん!ドヤ
日本の建国から現在まで・・日本はそのまま日本だった。これまでも、そしてこれからもずっと・・でしょ!♡