画像説明:【電気料金=国家安定度】節電の意味を噛みしめつつ他人宅にお邪魔するケモノ衆の図
綱渡りの火力発電所
「勿来」・・都人をして「来る勿かれ」と言わしめた由緒正しきその地名。
「姉崎」・・ヤマトタケルの伝説にまつわる由緒正しきその地名。
電力のひっ迫は、悪人共が2011年の悲劇を利用した原発停止~脱炭素運動にこそ起因しています。
そもそも廃炉が決まっていた「火力発電所」をだましだまし稼働させつつの、現下の綱渡り的電力供給なのですから、そんな電力不安を招いた(少なくとも2011年~2022年までの)歴代政権の政治責任については明確(断罪)にしておかねばなりませんね。
シナハト・朝鮮&テロカン・民団ノダ・・いや~すごかったね。
CSIS&CFRの代理人。
安倍・菅・岸田も大概だけどね・・
SBグループ&小泉親子も忘れちゃダメだぞ♥
勿論こうなります
自戒の意味も込めて書き記しておきますが・・
インフラの脆弱性は、そのまま「発展途上国」と定義されます。
我が国の場合は、アメリカを凌駕する経済大国を樹立したうえでの現下の体たらくなのですから、「発展途上国」ならぬ「政治主導型・属国志願国」と、定義したほうがふさわしいのかもしれませんが。
- 原発停止
- FIT法&再エネ賦課金導入
- 太陽光・風力発電推進
- 発送電分離
- 脱炭素・カーボンニュートラル
↑これらのすべてが絡み合い『今』の電力ひっ迫を作り出しているのですから、政治家が無責任に連呼する「ウクライナ」や「ロシア」などが(電力事情に関し)ほぼ無関係であることは冷静に見極めておかねばなりません。
関東にお住まいの皆様。
どうぞ常識的な声を政治世界に届けてください。
今冬を生き抜く為には「今」を疎かにしてはダメなんです。
関西は↓に舵を切り始めています。
関西電力:大飯原発4号機再稼働(17日予定)
大飯原発4号機、再稼働前倒し 電力供給、17日開始―関西電力
関西電力は1日、定期検査中の大飯原発4号機(福井県おおい町、出力118万キロワット)の再稼働を21日から15日に前倒しすると発表した。17日に送電を開始する。これにより、北海道と沖縄を除く8電力管内の7月の電力供給の「予備率」は当初の3.7%から3.9~4.0%まで改善される見込みだ。
JIJI.COM(2022/7/1配信記事)
たったの3%~4%の予備電力。
されどこの割合こそが命の保険なのです。
関西の皆様、おめでとうございます!
関東や北海道の皆様・・どうぞ熟考、ご再考のほどを・・
脱原発と脱炭素、2つの”脱”は発展途上国化への道筋。
夏は熱中症、冬は凍死の危険性。
医療現場はもとより、健康・体力に不安のない個々人ご家族でも、「電力供給不安」はそのまま生死に直結する大問題となります。
各電力会社が、フル稼働状態の火力発電所に鞭打ちながら時間稼ぎをしている『今』を無駄にせぬよう、我が国の”電力”にまつわる諸問題を真剣に考えてまいりましょう。
おしまい。
おまけの♥歴史探訪:地名「勿来」と「姉崎」について
【勿来】
(都から見た)当時の国の最果、東北地方全体へのイメージ「くるなかれ」に由来。
いつの頃からか勿来は関東と東北地方の境界の太平洋側周辺に特化した地名となり、同地(現:福島県いわき市勿来町)は平安期ころ「奥州三関」の一つとして整備され、こんにちにもその名をとどめてくれています。
- 日本海側・・「念珠の関」(現:国道7号ルート)
- 内陸側・・「白河の関」(現:国号294号(福島県道76号)ルート)
- 太平洋側・・「勿来の関」(現:国道6号ルート)
「奥州十二年合戦」前九年の役に赴いた八幡太郎義家は、同地の春風に魂を奪われ・・(千載集)「陸奥国にまかりける時、勿来の関にて花のちりければよめる」とある様に、素晴らしい歌を残しています。
吹く風を 勿来の関と 思えども 道も瀬に散る 山桜かな
千載103:源義家
注:歌の詳しい解説などは別記事にて予定しています。
【姉崎】
その名の通り「姉が漂流した地(岬・崎)」に由来します。
~東国遠征・ヤマトタケルノミコト伝説の一幕~
相模(神奈川三浦半島)から上総(千葉房総半島・君津・富津)に渡る際ヤマトタケルノミコト一行は嵐に見舞われ、海上で進退窮まってしまいます。
そこで「弟橘姫」(おとたちばなひめ・タケルノミコトの后)は一計を案じ、荒ぶる龍神への供物として自ら入水自殺を決断、その甲斐あって一行は無事に東京湾を渡り切る事が出来ました。
古事記では、弟橘姫の遺品である櫛が7日後に流れ着いた場所に「御陵」(お墓)を造ったとされていますが・・同地には嬉しい事に数々の奇跡の伝承が伝わっています。
この辺りは「怨霊鎮め」「怨霊信仰」が盛んな、日本ならではの「ほのぼの伝承」ですね。
例えば、千葉市中央区に御鎮座する「蘇我比咩神社」の由緒では、同地に流れ着いた弟橘姫は村人の懸命な介護のおかげで無事に蘇生し、のちに都へと戻る事が出来たとされています。(パチパチパチ)
注:詳しくは(外部リンク⇒「蘇我比咩神社」)へどうぞ。
さらに、今尚内房地方に残る地名の中にも、ヤマトタケルノミコト伝説の影響(伝承)を発見する事が出来るのです。
- 「袖ヶ浦」=弟橘姫の袖(お召し物)が流れ着いた海岸線
- 「富津」=古くは「布留津」と書き、布が流れ着いた・長く留まったに由来
- 「君津」=君(タケルノミコト)が上陸した船着き場(津・港)
- 「木更津」=君が去る港(きみさらづ)・又は、君不去(妻を失い悲しみに明け暮れ長く留まった)に由来
そして本題の「姉崎」は、妹の弟橘姫を助けようと入水した「姉」が流れ着いた場所が由来となっています。
市原市姉崎2278に御鎮座する「姉崎神社」の社伝では、タケルノミコトが弟橘姫をしのび風の神(支那斗弁命)を祀ったのが由来とされていますが、同社の存在もまた「蘇我比咩神社」と同様に、弟橘姫の蘇生伝承(歴史ロマン)をその地名・社名にしっかりと刻んでくれているのです。
君さらず 袖しが浦に 立つ波の その面影を みるぞ悲しき
伝:ヤマトタケルノミコト
以上、
国家の基本は家族
家族の基本は夫婦仲
素戔嗚尊も日本武尊も・・神話に登場する武神(勇敢な男性神)は、と~っても愛妻家。
現代の男性諸君も、
~八重垣に妻を囲むように~
どうぞ細君(妻・恋人)を大切になさって下さい。