Q,:仲良しこよしの『口喧嘩』・・の意味するところは?
欧州議会、ロシアをテロ支援国家に指定
[ブリュッセル 23日 ロイター] – 欧州議会は23日、ロシアをテロ支援国家に指定する決議案を可決した。ロシア政府によるエネルギー基盤や病院、学校、避難所などの民間人を標的とした軍事攻撃は国際法に違反するとした。
欧州連合(EU)にはこれを裏付ける法的拘束力はなく、おおむね象徴的な動き。ウクライナに侵攻したロシアに対し、EUは既に前例のない制裁を課している。
ロシア政府は欧州議会の決定に反発し、ロシア外務省のザハロワ報道官は対話アプリ、テレグラムに「私は欧州議会を愚行支援者に指定することを提案する」と書き込んだ。
ウクライナのゼレンスキー大統領は欧州議会の決定を歓迎。ツイッターへの投稿で「ウクライナと全世界に対するテロ行為というロシアの長年の政策を終わらせるために、ロシアを全てのレベルで孤立させ、責任を負わせる必要がある」と述べた。
米上下両院はロシアをテロ支援国家と断じる決議案を可決したが、ブリンケン米国務長官はこれまでテロ支援国家指定を拒否してきた。(以下略)
Reuters(2022/11/24配信記事)
あれ?
確か日本って、軍人さんがいない都市に2つも原爆落とされたよね?
自由と平和を愛する国際社会のみなさ~ん、アメリカに対する「テロ国家指定」まだなのかな~?チンチーン
イラクやリビアやシリアに軍事介入し、20年くらいで300万人以上もの犠牲者を出した国を、はやく「テロ国家指定」すればいいのに!チンチーン
ま、そう言うなよ♥
アフガンに「うっかり」大量の武器を置き忘れる様な「テロそのもの国家」なんだぜ!
大目に見てあげなきゃな!
ククク。
英米の戦争犯罪は不問・・こんなんじゃ、ザハロワさんから「愚行支援者に指定する」って言い返されても文句は言えないよね~チンチーン
A、回答
- 1国が言えば、角が立つ。
- 1国が言えば、矢面に立たされる。
だからこそ、責任があいまいで、かつ英米の支配下に置かれる欧州議会を利用し「ロシア・テロ支援国家指定」決議案を可決させたのでしょうね。
思惑としては・・当面、戦争理由のエネルギー高&物価高を固定化させつつの・・ひょっとすると水面下ではロシアに「ごめんなさい」している真っ最中なのかもしれませんね。
ウクライナが片付けば・・
次はいよいよ、台湾と日本です。
国家を束ねる組織:抜け駆けを封じる『全体主義』
例えば、
戦争当事国のウクライナであっても東部や南部は親ロシア派が多く、西部は反ロシア派が多数とされていますし、同じ欧州にしてもポーランドやバルト3国は反ロシア国ですが、フランスやイタリアなどはロシアにシンパシーを感じる国民は無視できないレベルで多いと紹介されています。
で、あるならば・・
ロシア問題に限った話ではありませんが、様々な揉め事の処理方法については各国それぞれに温度差が発生するのは当然で、各国が抱えるエネルギー事情や国民感情を参考に柔軟に対処したほうが(少なくとも各国レベルにおいては)問題解決が平和裏になされる確率は高くなります。
しかし・・
- それでは紛争や揉め事が長期化しませんね
- それでは儲け話が短期間で終了してしまいますね
だからこそ、世界の紛争・戦争を影から主導する金融寡頭勢力は、複数の国家の意思決定を束ねる組織を創設しようと画策するのです。
それが、NATOであり、欧州連合であり、それらの最も強大な枠組みである連合国(国際連合)なのです。
これらに代表される組織は、すでにNWO・新世界秩序樹立を目指す全体主義者・共産主義者に乗っ取られて久しく、そこから乱発される『声明』『勧告』『議決』などは、各国それぞれの民意や意思決定を無視したままに、各国(国民)を全体主義に縛り付けておくための『口実』『権威』としてご都合主義的に利用されているにすぎません。
ですから、例えばロシアを口汚く非難しようとも、各国はそれぞれに・・
- 各国「英米が怖いから罵声浴びせちゃったけど・・ごめんね。ガス売ってくれない?」
- ロシア「いいよ♥君たちも大変だね・・。あんまり英米や金融に深入りするんじゃないよ」
こんな感じで、本音と建て前を上手に使い分け、それぞれが国益確保に邁進するのが外交の本来あるべき姿のはずです。
し・か・し・・
「そんなことやられたら、俺達の儲け話が進まなくなる」
・・奴らは、世界中の主だった組織に入り込み、マネーの力やある種の脅しで組織の代表を篭絡していくのです。
このような組織の乗っ取り工作の図式は、当然の様に各国国内にも影響を及ぼしており、議会や議員に対する懐柔工作は無論、司法やメディアや行政組織、果ては世界を代表する企業トップにも、ほぼすべてに彼らの力学が入り込んでいる事は疑いようのない事実として拡散され始めていますね。
よって、今回話題の欧州議会「ロシアをテロ支援国家に指定」の議決案可決や、NATO会合での「”ゼ”の演説内容」(過去記事)などの趣旨は、ほぼほぼ「英米&金融の意思である」と喝破できるわけで~す♥
戦争主導者の策謀によって各国それぞれの対ロ関係が悪化し、「電気エネルギー&食料価格高騰」などの”とばっちり”を引き受けさせられる一般市民はたまったものではありません。
本格的な冬季を前に、欧州各国の市民(特にルーマニア・チェコなど)は、月の電気代金が高騰し、薪を焚いて暖をとる『中世』の暮らしを選択する人々も現れてくるなど、まさに大混乱の様相を呈しているのです。
まとめ
=各国それぞれが状況や国力に応じ諸問題に対処する権限を、当該国家・国民が保持し続ける=
この当たり前の権利を、未来永劫誰にも委ねるべきではありませんし、誰に対しても手放すべきでは無いのです。
お馬鹿な連中に毅然と反論するザハロワ報道官に便乗する訳ではありませんが、国家(国民)が全体主義に屈することなく是々非々で対処できる事の・・
「何と晴れやかで素晴らしい事か」
野生タヌキさんは・・そうしみじみと感じ入るのでした。
おしまい。