画像説明:【はいチーズ!】観光地によくある顔出し看板と勘違いして写真撮影に勤しむタヌキ一家の図
2020年度開催予定だった『東京オリンピック』は、令和3年(2021)7月23日開会式~8月8日の17日間での開催が決定しています(令和2年11月現在)。
変なウイルスの影響やいかに?!
全世界規模での流行が報告されている大陸の(噂)研究所由来の変なウイルスの影響は、今後も予断を許さない状況が続いていくと予想されています。
また、流行から初めての『冬季』を迎える事からも、今後の感染拡大はまさに世界共通の関心事として取りざたされていくことでしょう。
今年度初頭の『春節』に合わせた大陸からの渡航者を台湾のように上手に締め出しておけば、割合軽度の被害で済んだのではと思えなくもないですが、世界一の民度と医療インフラに守られた我が国の感染状況は、世界標準と比べるなら比較的感染防止は上手く行っている方なのだとか・・
ま、その辺のややこしい所はザックリと割愛するにしても、他の世界の国と地域では来年の夏季をどのような状況で迎えるのかなんてまさに五里霧中・・選手自身も・・そしてそれを送り出す国家の体制も・・世界中のオリンピックファンも・・まさに先が読めない状況をおくっている事でしょう。
タヌさん・・
本当に開催されるのかな~オリンピック?
さ~てなぁ・・
こればっかりは、世界の情勢との兼ね合いもあるからわかんないよな~
IOCなどの運営側が、とりあえずの予定を前もって発表しておくことは当然のことだろうけど(商業利権・選手のコンディションなどへの配慮)
噂ではさらに別の『病原体』の存在がささやかれていたり・・
ウイルスの震源地になった国家に世界中から賠償問題が噴出していたり・・
どこかの半島ではボイコットもささやかれているそうだから・・
ややこしくなっていくことは確かだろうね・・(タヌタヌ)
そもそもなんで東京オリンピックなの?
今更に聞こえると思うんだけど・・そもそもなぜオリンピックが『東京』開催なんだろうね~
え?オリンピック開催地に立候補した都市の中で最も環境が整っていた都市に、IOCが決定していくんじゃないの?
ネズは分かっていっていると思うんだけど・・それは表の顔。
問題は接待漬けで金をばらまかなかったら選定に漏れるとかいう「IOC」の体質と、そこに広告代理店(伝2など)が絡んでくるから、本当に望まれた開催地なのかや、設備・治安面など・・懐疑的に見えてしまう候補地選定作業を眺めるにつけても・・『東京だけはないだろ~』って思っちゃってたのさ。
なんで東京はダメなの?
ダメって程じゃないけど・・もっとふさわしい候補地がいくらでもあっただろって思うよな!
そもそもオリンピックの東京開催が懐疑的な理由
開催日程面
1988年ソウル開催9月17日~10月2日。2000年シドニー開催9月15日~10月1日を除くと、1976年カナダ・モントリオール開催以降はおおむね7月下旬から8月の中頃までに開催されていますね。
開催時期については様々な憶測が聞かれますが、やはり最大の理由と思われるのが「IOCがアメリカの放送局から莫大な額の放映権料を受け取っているため」でしょう。
アメリカでは「四大スポーツ」が盛んとなる秋ごろを避け、比較的テレビ視聴の閑散期と重なる『夏季』にオリンピック放映で儲けたい・・との思惑が働いているのでしょう。
日本人ならみんな知ってる㊙猛暑の日本列島!
気象条件からも比較してみましょう。
もちろんこれは一日の平均気温ですので、日中は35度をはるかに超える猛暑が開催スタッフ・観光客はもちろん、肝心の代表選手にまでその影響をいかんなく及ぼします。
*日本の猛暑・酷暑を経験している身としては・・まじめに熱中症患者・死人が出ないかの心配をしないといけないレベルの話だと思っています。
*ちなみに1964年東京開催は10月10日~10月24日でした。
これくらいの気温なら選手の負担は少なくって、好記録にも期待が持てそうだよね!
一極集中が進みすぎている東京
次は我が国の歪な経済・開発事業面から。
我が国は明治期の新帝都建設に遡り、戦後も各地方都市は蚊帳の外と云わんばかりのインフラ整備が東京周辺(南関東・首都圏)で重点的に進められていきました。(詳しいデータは割愛)
その結果、地方は過疎化・高齢化に悩み、反対に東京は一極集中の人口増加が加速し(のちのドーナツ化・スプロール化・虫食い現象)をもたらし、今では首都圏の過密人口は世界最高水準に達しています。
日本のGDP(生産活動・所得)の極端な偏在は、人口分布・所得格差・世代格差・などありとあらゆる歪となって今後ますます問題視されていくことでしょう。
国土強靭化
みなさんご存知のように我が国は世界有数の災害大国です。
とりわけ地震災害と、その後到来が予想される『津波』の被害は甚大です。
災害史を紐解くまでもなく「平成23年3月11日・東日本大震災」で押し寄せた津波による被害は、日本国民一同の記憶に新しい事でしょう(合掌)。
また東京(江戸)の地震・津波の被災史に少しでも目を当てれば、昨今のような一極集中型の『都市計画』・『インフラ整備』・『行政機関の集中』・『2度のオリンピック招致』などには甚だ疑問符がついてしまいます。
自然災害については・・
いつ・どこで・だれが・どんな災害に・・見舞われてしまうとも限りませんよね。
だからこそ、日本人はもう少しだけ適度に分散して暮らす意義を・・振り返って考えなければならないのではないでしょうか?
日本の為政者がこの方面への備えを後回しにしているように感じる昨今こそ、異常なのでは?・・と感じてしまうのは、タヌキだけなのでしょうか?
「お・も・て・な・し」・・?
次回つづきは・・【もしも『東京オリンピック』開催ではなく『○○オリンピック』だったら?】をお送りします。
みなさんも、オリンピック開催にふさわしかった都市を考えてみてくださいネ!