画像説明:【路地裏の占い師】怪しい煙に巻かれて適当な事をぬかされるかもの図
【家族で開運】宇宙は代表的な元素・要素で成り立っているそうです。
・・って事で、まずはご自身の得意分野をさぐって長所を伸ばし、短所を補ってみませんか?
今回は『五行説にヒントを得てパワースポットを見つけよう!(前編)』です。
ご注意:占いではありません。藪のタヌキが適当に個人・家族単位での力の発掘や、『結縁・パワースポット』を見つけやすくするきっかけをご提案している場です。お間違えの無いようにネ
五行説ってそもそも何のこと?
こちらの解説はあくまでも歴史的考察を主眼に記載しています。占いの分野に関しての詳しい説明はそれぞれに特化したWEBページへどうぞ。
そもそも五行って?
「木」「火」「土」「金」「水」に象徴される元素・要素の事。それぞれが微妙な力関係で干渉しあいながら森羅万象が巡っているのが宇宙である、という考え方(これが五行説)に基づいています。
五行説の歴史
古代文明の暦(こよみ)が太陽暦・太陰暦としてシナ大陸に伝わり、そこで洗練された本来は天体観測の学問が『陰陽道』となりました。
さらに時代が下がりギリシャ神話の影響(四大元素)などと融合し、『五行説』と結びつくことで「自然観測を含めて万事を観測できるのでは?」との考え方から『陰陽五行説』が誕生しました。
*注:現在伝えられている五行説を基にした『占い版四柱推命』などの歴史はせいぜい500年といったところの様です。

ギリシャ・ペルシャ・サンスクリットの学問の通り道が「シナ大陸」であっただけで、『陰陽道』は大昔から存在する暦(天体観測)の事です。
そして『陰陽五行説』や『四柱推命』がシナ大陸で洗練されて日本に伝わり、さらにさらに磨きをかけられ今日の『五行説』となった。・・って感じでしょうかね。
日本ではいつ頃取り入れられたの?
天体観測としての『陰陽道』は、遡れる限りの昔から日本に伝わっていたらしく(飛鳥時代には陰陽寮がすでに設置されている)、『陰陽五行説』としての『吉凶占い』に関しては『神皇正統記』(著:1343年)などに見られるように平安時代にはすでに取り入れられていたようです。
五行に説明される自分の『得意分野・好相性』を見つけてみよう!
何気なく触れる「木」「火」「土」「金」「水」にもそれぞれ時と場合によって、良い要素・悪い要素が含まれています。
またそれぞれ個人の資質(適性)によっても、自然からの力を上手に引き出せるかどうかが違ってきたりします。
という事で、みなさんの相性・得意分野を探るために簡単な質問を用意しました。
興味のある方は質問に答えて、暫定的ではありますが自然からの神秘的なエネルギーを、よりよくご自分の活力へとつなげていくためのヒントにしてみてくださいネ!
あなたの結縁の先は?『10の質問表』

それではみなさんの「相性」を知るために、以下の簡単な質問に答えてみてください。
ここで大切なのは「真っ先にイメージした事」です。
メモをご用意して、答え合わせに行ってみてください♡

イメージが複数ある場合は無理に一つに絞ることないみたいだよ。
気楽に答えてみてね。

質問1:大好きな色・身の回りに不思議と置いている色は何色ですか?
質問2:東西南北にその中心を入れて、5つの方角のどれが好き・縁があったりしますか?
質問3:春夏秋冬と四季がはっきりしない時期(土用・四立)、どの季節が好きですか?
質問4:春夏秋冬と四季がはっきりしない時期(土用・四立)、誕生日はどの季節ですか?
質問5:五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の中でどの感覚が秀でていると思いますか?
質問6:酸味・塩味・辛味・苦味・甘味・どの味が好みですか?
質問7:五徳(仁・義・礼・智・信)、なんとなくどれが一番大切ですか?
質問8:やさしい・おおらか・どっしり・冷静・明るい・一番自分に近い性格はどれですか?
質問9:「気が小さい・くよくよする」「神経質・疑り深い」「浪費癖・飽きっぽい」「独占欲・嫉妬深い」「頑固・関係性に固執する」・一番当てはまる悪い面はどれですか?
質問10:「命」と四元素「火」「土」「水」「風」、どの元素が好きですか?
四立とは立春・立夏・立春・立冬のこと。
土用とは四立の直前の約18日間がそれにあたる。
仁=思いやり、やさしさの事。
義=私利私欲ない、正しい生き方の事。
礼=親子や上下関係など、社会礼儀や作法を重んじる事。
智=学問にはげみ知識を深め、正しい判断をする事。
信=信頼・信用など、約束を大切にする事。
本来は仏教用語で「世を救おうと手を差し伸べてくださる仏との縁を結ぶこと」。「仏法にふれる事」。
また単に「関係が結ばれること」の意もある。けつえんとも。
答え合わせ。それぞれの結果を見てみよう!
それでは各質問ごとに、その回答がどの自然要素との関連性が深いのか見てみましょう。

「木」=青
「火」=赤
「土」=黄
「金」=白
「水」=黒

この5種類の中にご自分が回答した色が無かった場合は、似たような色合いか、5種類の中でマシな色を選んでみてください。

「木」=東
「火」=南
「土」=中心
「金」=西
「水」=北

「木」=春
「火」=夏
「土」=土用(立春・立夏・立春・立冬のそれぞれ18日前まで)
「金」=秋
「水」=冬

「木」=視力
「火」=触覚
「土」=味覚
「金」=嗅覚
「水」=聴覚

「木」=酸味
「火」=苦味
「土」=甘味
「金」=辛味
「水」=塩味
「木」=仁
「火」=礼
「土」=信
「金」=義
「水」=智

「木」=やさしい
「火」=明るい
「土」=どっしり
「金」=冷静
「水」=おおらか

「木」=「独占欲・嫉妬深い」
「火」=「神経質・疑り深い」
「土」=「頑固・関係性に固執する」
「金」=「浪費癖・飽きっぽい」
「水」=「気が小さい・くよくよする」

「風」を選んだ方のみ、『木』に1点・残りの1点は好きな五行に振り分けてください。
この質問のみ2点で計算してみてください。
採点方法
採点のやり方はいたって単純です。
「木」「火」「土」「金」「水」それぞれに当てはまる回答が最も多かった分野が、あなたに適した(相性のいい)要素であると言えます。
また、点数が分散してこれと言って重複する傾向がみられない場合はバランス型、またはここでは紹介しきれていない「風」との相性が良い傾向がありますね。

一つの項目に4点以上入った場合。
あるいは2要素に多くの回答が振り分けられた等は、その要素との「結縁・相性」がいい・深いと言えます。
逆に1点も入らなかった要素に対しては、苦手な分野、あるいは相性的には疎遠な分野なのかもしれません。
診断結果を基に、自分に相性のいいパワースポットを見つけてみよう!
以下、五行それぞれに特有のイメージ。また『パワースポット候補地』などを簡単な例を挙げて紹介してみますね。
ご自分の診断結果を参考に、独自専用の『パワースポット』を発見する際のヒントとしていってください。
『木』のイメージとパワースポット

木々の繁茂・成長発育の象徴。
信念とお節介・ふれあいの精神。
これらにピッタリなイメージは『ペット』『植物園』『管理』。
またパワースポットとしては『森林浴』『ハイキング』、山間部への『ドライブ』などがお勧めです。
比較的マイペースな人が多いようです。成長のスピードは遅くても堅実で割と頑固な面も持ち合わせているみたい・・挫折すると案外取り戻すのに時間がかかってしまうかも。
注意する事:『飲みすぎ』
『火』のイメージとパワースポット

光・日光の象徴。
成功や達成、情熱や支配。
これらにピッタリなイメージは『恋愛』『演劇・ダンス』『仕事での成功』。
またパワースポットとしては『活火山』『頂上』『展望の開けた場所』などがお勧めです。
明るく行動的で、集団にいても目立つタイプが多いようです。直情的で白黒をはっきりさせたいとの欲求から、トラブルを抱えてしまう事も・・でも、本人はいたって裏表が無い。
注意する事:『燃えすぎ』
『土』のイメージとパワースポット

全てを支える大地の象徴・季節の変化・変わり目。
育成と守護、信頼と約束。
これらにピッタリなイメージは『母』『スイーツ』『作詞・歌詠み』。
またパワースポットとしては『田園風景』『草原』『季節の花や紅葉』などがお勧めです。
温厚で何事にもどっしりと構えられる性格のようです。家庭的がゆえに人間関係などに固執したり、現状に妥協してしまう傾向も・・見た目より複雑(多面性)な思想の持主。
注意する事:『食べすぎ』
『金』のイメージとパワースポット

金属・鉱物の象徴。
冷静・確実な性質。
これらにピッタリなイメージは『釣り』『発見・発明』『楽器』。
またパワースポットとしては『国宝探訪』『歴史散策』『行った事の無い土地』などがお勧めです。
冷静で頭がよく、負けず嫌いが多いようです。好奇心旺盛で見栄っ張りな面があるおかげで、利己益に走りがち・・しかし飽きっぽいので変に固執はしない。
注意する事:『働きすぎ』
『水』のイメージとパワースポット

水・大海の象徴。
流動・溶け込みの性質。
これらにピッタリなイメージは『相談・調整役』『霊感・鋭い感覚』『音楽鑑賞』。
またパワースポットとしては『泉・滝』『海』『水生植物の茂る場所』などがお勧めです。
おおらかで楽観的、状況対応力に長けているようです。過度に規則を守ろうとするため、時には気が小さくなり物事を悪く考えすぎる面も・・しかし悲観を越える力も併せ持っている。
注意する事:『冷えすぎ』
番外編:全ての運気を高める場所
五行すべてのパワーが整えられ、長所は伸びて、短所は抑えられる・・まるでずるをしているように聞こえてしまう場所だってあるんです。
それがこちらの三か所になります。


第一位『神社』
第二位『温泉』
第三位『水の張っている田んぼ』

タヌキの独断と経験則から言って「特別外れているわけではない」。
そう思える場所がこの三か所ですね。
もちろんそれぞれに微妙に守ってもらいたい条件面がありますが・・おおむねプラスに作用すると思います!
注:温泉は適性によって『泉』に置き換える事も出来ます。
雑談

これって、診断結果のイメージや候補地と、今行ってみたいと思っている場所が同じになったら、診断はわりかし当たってたっとことでいいのかな?

う~~ん、そうだね~
欲求とパワー蓄積の関係は、また別のカテゴリーで話さなきゃならない分野だけど・・
今その場所をイメージして「パワーが溜まりそう」って感じているのならOK。
逆に「ストレス解消出来そう」のようなイメージだったら、たまり過ぎた要素を上手に薄め(浄化)ているのかもしれないね。
どちらともいい傾向だと思うよ!

大体の場所は、イメージのみと実際に行ってみるのとでは、ぜんぜん違った印象を受けるからね~

そ・ゆ・こ・と
ま、頭を空っぽにしてとやかく考えない事もパワーを上手に引き出す秘訣でもあるからね♡
たまに当たる「占い程度」。このように考えておくことが精神的にもいいんじゃないかな(タヌタヌ)
前編はここまで、これ以降は後半に続きます。
*パワースポットで心掛けておきたいこと、注意点などはこちらにまとめてあります。
参考にしてみてください。
