画像出典:かめい亜紀子(立憲民主党・前衆議院議員):【4月23日 動画/隠岐での亀井亜紀子街頭演説】(スクショ)
「増税メガネ政治」を許さない選挙結果でしたね!
衆議院3補欠選挙、自民全敗 立民が島根1区も制し全勝
衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙が28日、投開票された。自民党は2つの不戦敗を含めすべての小選挙区で敗北した。立憲民主党は東京15区で新人、島根1区と長崎3区でそれぞれ元職が当選し、3戦全勝した。日本維新の会は候補を立てた2選挙区で立民に敗れた。
自民の茂木敏充幹事長は同日夜、党本部で記者団に「大変厳しい選挙結果だ。非常に逆風が強かった」と述べた。派閥の政治資金問題を念頭に「党に厳しい目が向けられている。謙虚に受け止めながら信頼回復に努めていく」と強調した。(~中略~)
補選の結果は岸田文雄政権に打撃となり、自民党総裁の任期満了を9月に控える首相の衆院解散の戦略に影響を及ぼす可能性がある。
日本経済新聞2024年4月28日 20:06 (2024年4月29日 0:04更新)
- 「政治とカネの問題があったから?」
- 「一部派閥に起こった政治資金問題によって自民党に逆風が吹いていたから?」
みなさんは↑の選挙結果をどのように分析していますでしょうか?
保守王国島根1区の変化:政党政治から候補者を選ぶ選挙に
3選挙区のうち唯一の与野党直接対決となった注目選挙区島根1区。
得票総数140,588に対し、有権者は↓の投票行動を示し亀井氏を当選させました。
- 亀井亜紀子氏:82,691票
- 錦織功政氏:57,897票
小選挙区制導入以降、「保守王国」とまで比喩された島根1区で自民党は初めて議席を失ったことになります。
もちろん今回の選挙結果は、
「立憲を中心とした野党連合の方が自公維新連合より頼りがいがある」とした政党の魅力が理由では”当然”ありませんでした。
有権者は単純に、
- 金権政治
- 増税メガネ政治
- 緊縮財政政治
- グローバリズム政治
- 対米隷属政治
自公政権の↑政治姿勢そのものに「反対の民意」をぶつけたかったのではないでしょうか?
一昔前までは「腐っても自民」「ちょっと待て、その候補者は元民主」などと、殊更保守界隈では左翼政治ばかりが警戒されていましたが、偽装保守自民党・岸田政権で極まった愚かなまでの売国政治を見せつけられた有権者各位の心に「自民を盲信するのは危険だ」「これからは政党名にこだわらず、候補者各位の資質を見極めるべきだ」との考えが芽生えたのは”自明の理”だったのでしょう。
フムフム。
だったら立憲(野合)は、「自分たちの政治主張が国民に選択されたんだ!」とか勘違いしない方がいいって事だね。
いやいや、あいつらバ○だから、
勘違いも自慢もするし、メディアと一緒になって「政権交代だ~」って叫ぶんじゃない?
あり得る~~
(W草W)
衆院補選・島根1区:祝当選!亀井亜紀子氏
亀井さん圧勝だったみたいだね!
おめでとう!!
あれれ?
うちは立憲さんとか共産党さんは大っ嫌いだったんじゃないの??
亀井さんって確か立憲所属よね??
自民党・財務省畑の緊縮脳を信じられるか?
政党が立憲だったとしても、圧倒的に亀井亜紀子氏の方が愛国者さ!
そりゃ~そうだよ。
亀井さんは、同僚で先輩の原口一博議員に日々レクチャー受け、WHOパンデミック条約の危険性も、緊縮財政の売国性も見抜いているんだもん。
有権者側に少しでも”常識力”があったら亀井氏一択だったんじゃないのかな~。
(島根のみなさんGJ!!)
うんうん。
亀井さんは、自民党を離党してまで『2005年郵政民営化』に反対してくれた国士『亀井久興』氏の娘さんだぜ。
自民党の売国勢力&グローバリストと戦ってきたDNAが色濃く引き継がれているのさ。
(島根のみなさん、素晴らしい選挙結果をありがとう!!)
注1:2005年7月5日郵政国会当時は、民意が追い付かず『亀井久興』氏の政治姿勢を(多くの国民が)理解できませんでしたが、あれから約20年後の2024年の今、「小泉竹中路線が正しかったと思いますか?」と国民に問えば、(自民グローバリスト&維新界隈&竹中平蔵・高橋洋一氏一派以外)間違いなく「小泉竹中路線・郵政民営化は間違いだった」との回答が返ってくることでしょう。
注2:『平沼赳夫』氏『亀井久興』氏を筆頭とした、いわゆる郵政解散で刺客を送られた『自民党下野議員』側が愛国勢力で、当時、刺客を送った『小泉郵政内閣&グローバリスト&その他一同』側が売国勢力という事になります。
注3:今回島根1区で勝利した『亀井亜紀子』氏は、かつて自民党内にわずかに存在していた良心部分が「下野して見える存在」なのです。
注4:亀井氏が左翼立憲所属の理由は、父『亀井久興』氏の自民党下野と国民新党結成に起因。また現行選挙制度上、志ある候補者が自民党推薦以外で議員身分を確保する為には(ほぼ)自民党以外の既存政党に所属する他ありません。まとめると「父の下野&選挙制度上の苦肉の策」となります。
注5:小泉・河野・福田・林・岸田・中曽根・堀内・小渕・(おまけ鳩山)などなど、国会内には害悪系世襲議員が数多く存在していますが、『亀井亜紀子』氏は愛国系に属す希少種です。何かの折にはぜひ支援・応援のほどを♥
【参考過去記事・国富の海外移転:そろそろ郵政民営化を総括しましょう】
元中国財務局長とか・・自民党は国民を煽ってんの??
そんな素晴らしい背景をお持ちの亀井氏に引き換え、対する自民党新人はどうでしょう?
新人の元の職業が、あろうことか泣く子も黙る元中国財務局長です。
こんな候補が当選したとして、地域活性化・国民生活向上のために、自公政権の緊縮財政を改めさせ「本気で財務省と戦うと思いますか?」って事ですよ。
~絶対あり得ないでしょ?~
当サイト住人からすれば、自民党の候補者選びは大失敗と思えてならず、むしろ自民党自身が国民向けにさらなる緊縮財政路線を「逆証明・逆アピール」しているかのように感じられました。
ちなみに、
錦織氏自身は以下のように「自民党は変わらなければならない」と叫び、何とか国政面での逆風を撥ね退けようと藻掻いていらっしゃいましたが・・
残念ながらその程度の見え透いた”論点”では島根の有権者は到底納得しなかったようで、約2万5000票の圧倒的大差をもって拒絶されてしまいましたね。
尤も、
選挙結果そのものについては錦織氏の述べる「すべては私の力不足、不徳の致すところです。」でない事は、島根の有権者側もよく理解している事と思います。
今後は、利己益・党利党略・政商からの売国オーダー・特に省益から距離を置き、一人の日本人として
- どれだけ国益を考えられるか
- どれだけ国民生活を守れるか
- どれだけ地域の為に汗をかけるか
- どれだけ財務省&戦後体制と戦えるか
- どれだけグローバリズムと対峙できるか
↑にシフトチェンジしていけば・・
もしかしたら島根の有権者側も、錦織氏を「選択」する様になるのかもしれませんね!
以上、
『55年体制』『自民党政治』『政党政治』
もはや戦後GHQ体制が作り出した幻想の民主主義時代ではありません。
心ある有権者は、
戦後体制の枠組みや既存政党の枠組みに囚われることなく、メディアによるプロパガンダも撥ね退け、
- 候補者の資質(経歴)
- 候補者の政治信条
- 候補者のパトロン勢力
↑に着目し、より慎重なる投票行動を選択しつつあります。
まだまだ圧倒的多数の『お花畑衆』と『投票を放棄する有権者』を抱えたままの、残念極まる我が国の選挙事情・民主主義事情ではありますが・・
~先に目覚めた者の努め~
「支配に抵抗できる国民」を多数派にすべく、これからも一つ一つの選挙を大切にしていきましょうね!
おしまい。