画像説明:【好きな方に乗ればよし!】売国奴と高学歴馬鹿が用意した船への乗船を拒否するタヌキ一家の図
西田議員:「財務省、麻生大臣は目を覚ませ!」
お忙しい方のためのザックリ文字起こし
動画が15分と比較的長いため、西田議員と麻生財務相のやり取りを中心に要点だけを会話形式にて文字起こししてみました。
是非ご参考に。
米バイデン政権は武漢ウイルス(コロナ)対策で200兆円、さらに今後8年間で220兆円規模の経済対策を実施すると発表しています。
IMF発表でもシナに次ぐ経済対策に舵を切ったと指摘されています。
「日本もアメリカに倣い財政出動の方向性を示すべきでは?」
コロナ対策は万全。
日本はリーマンショックの頃に比べると対策はやっているし、5兆円規模の予備費も確保している。
米の様に長期の予算編成は直ちに計画しているわけではない。
(苦笑)
いくら使ったかが問題ではなく、成果が問題。
- 消費税を上げたから景気は落ち込んでいた
- そこにコロナショックがやってきた
- 米やシナとは日本のスタート点が違う
- (コロナ前の)元の常態にさえ経済は戻ってない
以降国債発行が増えるとハイパーインフレになるという(主に財務省の)嘘の指摘。そしてバブル期からのカラクリをグラフ・データを用い暴く。
「バブルの時に引き締め政策して、そのまま継続してどうする!!」
投資が減り、市中に出回る金が減ったから、経済が後退した、だからこそ(民間も含む)財政出動が必要だ。
いや~ホント正しいご指摘です。(汗)
しかしま~、現状は国債もはけている(返還)事ですし・・よく話し合って決めたいな~(タジタジ)
(お金を)使う話をしているのに、返す話を先にやってどうするの?(会場に失笑が漏れる)
経済低迷の主原因は総需要の不足。そのような折に財政出動を恐れてどうするの?
放漫財政の責任を回されても困る(叱られない程度の財政出動はやっている)
・・こ、国民にも迷惑が掛かるし~(逃げ逃げ)
日銀の黒田総裁にも確認したが国債発行したからって(国債の)金利なんて上がりませんよ!(金利上昇懸念は財政出動の消極原因にならない)
黒田総裁、金利が上がるとどうなるの?
償却原価法を採用している我が国は、(1%程度の金利上昇ごときで)ただちに影響ない。
ね!
そして黒田さん、金利がたとえ0%でも景気は良くなってない。(だから金利と景気上昇は必ずしもリンクしない)
でも、(財政出動などを通じ)景気が上昇すれば、金利は当然上がっていきますよね?
諸々の因果関係が付随するが、概ね正しいです。
異次元の金融緩和は成功!
だけど肝心の財政出動が無いから、市中にカネが回らない。
総需要不足が景気後退の主原因なんだから、財務省がお金を出せば済む話。(財政出動できる!)
財務省がお金を出すだけで当然、デフレ脱却目標(年2%物価上昇)も達成できるはず。
金利上昇はデメリットばかりではない。財務省にはそれだけ利子が入ってくるじゃないの?
「名目利益が増える=税収増につながるはず!」
「インフレ懸念の本丸は供給力(不足)!」
「石油がとめられるとかの悪いインフレ懸念が無いうちは、積極財政に打って出ろ!」
「財政出動を!!」
でもやっぱりこのような結果になってしまいます
どれだけ事実を突きつけようが、どれだけ正論をつこうが・・我が国の経済政策は変わることはないようです。
25年度黒字化目標、苦肉の「堅持」 諮問会議で確認
政府は14日の経済財政諮問会議で、財政の健全化目標について議論した。民間議員は国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を2025年度に黒字化するとの従来目標を「堅持すべきだ」と提言した。政府は6月にもまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に盛り込むが、その実現性には険しさが増す。
菅義偉首相は「財政健全化の旗を降ろさず、これまでの歳出改革努力を続けていく」と述べた。(~中略~)
歳出改革の手法と実現性は引き続き課題だ。国の歳出の多くを占める社会保障関係費の抑制を巡って、民間議員は「高齢化に伴う増加分に抑える」という従来の方針を堅持すべきだと提言。その期間についても「少なくとも団塊の世代が75歳以上になるまで」改革を続けるべきだとした。(~中略~)
コロナ対応で日本と同じように大規模な財政出動に踏み切った米欧では法人税や富裕層の金融所得課税の引き上げに動こうとしている。日本も歳出・歳入両面から大胆に見直す必要があるが、その道のりは険しい。
日本経済新聞(2021/5/15配信記事)
度重なる増税に国民生活は疲弊し、さらに武漢発生ウイルス蔓延に伴う大混乱期だというのに、政府は従来通りの経済姿勢を堅持していくと宣伝。
令和3年6月18日の臨時閣議で、「プライマリーバランス、PB黒字化の旗は降ろさない」とした経済財政運営(いわゆる骨太方針)が閣議決定されました。
- 紹介した(参議院決算委員会)国会動画が4月7日
- 経済財政諮問会議でのプライマリーバランス黒字化目標確認が5月14日
- 臨時閣議「プライマリーバランス黒字化」含む骨太方針閣議決定が6月18日
西田議員をはじめとする多くの議員各位、そして国想う民間人からの警鐘・忠告は、残念ながら菅政権には届きませんでした。
雑談
ねえ?
プライマリーバランス黒字化目標があると、どんな影響が出てくるの?
そりゃ~
1年間に入るお金と使うお金を同等に持って来ようって考えるデタラメな経済目標がプライマリーバランスなんだから・・こんなのが堅持されたんじゃ緊急事態にも対応できないし、思い切った財政出動も不可能になるよな~(国家の運営が家計簿計算かよ!)
じゃ~動画内で西田さんが必死に訴えていた財政出動は?
んなもん、出来るわけないじゃん!
消費税増税で景気後退したうえに、ウイルス蔓延の緊急事態が乗っかてんのに、政府(財務省)は国債を借金と位置づけ、その返済を頑張る宣言してるんだから・・マジパネ~ヨ!
アガガガガ~
こ、こっろされる~~
しかし・・これだけの緊縮財政目標掲げている政府が、ワクチンは全国民に無償提供だもんな~♥
そこがホントに不思議でしょうがね~よ。
(財政出動をバリバリやって、所得補償も十分やって・・そのうえで治療薬開発やワクチン提供を積極的にしようよ!)
政権を代えるには途方もない時間がかかりそうですが、政権内の緊縮派をたたき出すのは案外できるかもしれません。
我々国民の生活や命が失われる前に・・
- 西田議員の唱える正しい経済対策の拡散
- (財務省を中心とした)緊縮派の嘘の拡散
頑張りましょう!
まとめ
住友化学会長:十倉雅和さんは今回の『経済財政諮問会議』の民間議員です。
心あるみなさんは是非、この名前を覚えておいてください。
そして、麻生財務相と日銀と財務省・・
彼等をかばい立てするわけではありませんが、今の体制のままでは誰がそこの役職に就いたとしても劇的な変化は起こらない気がします。
「それはどうして?」
答えは簡単です。
「それが敗戦するという事」
戦争で負けるという事はつまり・・そういう事なのです。
仮に今後、西田議員が財務相に就任する事があったとしても・・彼自身が第二の麻生氏として、今の言説を180度転換させながら国会にて淡々と答弁するようになるだけなのです。(そうしないと友愛されるかも)
過去の麻生氏が財政出動の意義を語り、そして今の麻生氏が財務省側に立ち緊縮財政を堅持しているように・・
戦後80年を迎えようとしています。
私たち国民も、もういい加減気付きましょう。
経済植民地を固定化しようとする意志の存在と、それを回避する手段を持たせられているにもかかわらず行使しない国民各位の政治への無関心が、奇しくも”戦後”を固定化しているという真実を・・
今の麻生氏の真似を、西田氏にさせないためにも・・私たちが目覚めなければならないのです。
簡単な答えを複雑に語り、国民が経済の本来の意味に到達しないように仕向ける敵に立ち向かっていくためにも・・正論を語る「議員各位」の身の安全と身分とを、私たちの”民意”が守っていかなければならないのです。
選挙への参加は大切なのです。
おしまい。
みんなも麻生氏への敵愾心・誤解を膨らませないでね!
彼は”わかっている側の議員さん”だから。
麻生氏だからこそ、この程度の(財務省の)狼藉ですんでいるんだよ!
(足りなく見えるけど・・戦後と上手に折り合いを付けようとしてくれています)
氏の苦渋の心を、強烈な”民意”が解き放っていかないとね!!
ってことで、民主主義を・・頑張っていこうね。