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武漢ウイルスとスペイン風邪を比較しワクチン接種を考える:後編

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画像説明:【ウイルスは時間をかけて毒性を弱めます】情熱的に学ぶタヌキとネズミの図

タヌキ
タヌキ

前編をご覧になっていない方はこちらからどうぞ。

スペイン風邪に学びウイルスの特徴を理解する

それでは後編ではスペイン風邪の事例を参考に、武漢発生ウイルスの今後予想される推移について考えていきましょう。

ウイルスの特徴を知ろう

前項でもお伝えした通り、スペイン風邪は変異種を伴い大きく3波に分かれ全世界規模で流行し、およそ約3年後には収束していきました。

この事は言い換えれば、RNA型ウイルスの持つ特徴(宿命)「ウイルスは変異を繰り返し、寄生先との共存を図りながら生き残ろうとする」の結果、ウイルス自身が約3年かけて自然界に定着できる”カタチ”を獲得したとも言えるのではないでしょうか?

  • ウイルスが発生当初保持していた毒性が変異を繰り返した結果弱められた事
  • 人類がウイルスへの集団免疫を獲得するようになった事
  • 三密回避や手洗いうがいが徹底された事

これらがうまく機能した結果、人類にとって要警戒だった「スペイン風邪」が、いわゆる季節型の「A型インフルエンザ」と呼ばれるまで”克服”されたのではないでしょうか?

ちょっと豆知識:ウイルスはなぜ変異するの?
生き残るためにトランスフォーム!!

一口にウイルスといってもその種類については様々ですが、一般的なインフルエンザウイルスや今回流行している武漢発生ウイルスは遺伝情報の実体が一本鎖のRNAゲノム型だそうです。

遺伝情報の実体がRNA型の場合はDNA型よりも変異が起こりやすいとされています。

その理由は、RNA型ウイルスは個々に独自の遺伝情報を持っていますが、粒子の材料作り(タンパク質合成)は寄生先の”宿主(ヒトや動物)”の細胞内の仕組みに依存しています。

ですので、ウイルスがヒトなどの寄生先の免疫細胞による認識(攻撃対象)から逃れるためには変異を繰り返す必要性が生じ、ウイルスとしての存在を失うほどの変異は自然淘汰されて行きますが、中には多少の変異を繰り返すことによって寄生先との共存関係を構築できるウイルスが出現したりするそうです。

結果、寄生先と自らの遺伝情報とのちょうどいい塩梅に落ち着いたウイルスのみが淘汰を免れ、一年中は無理でも、自らの力を発揮しやすい季節を狙って顔をのぞかせるインフルエンザ等の「季節型ウイルス」として流行するようになるのだそうです。

ワクチンに期待される効果のおさらい

前編で紹介しましたのでここでは箇条書き程度で。

ワクチン接種によってもたらされる基本情報

【期待されるメリットについて】

  • 発症予防効果・約95%=◎
  • 重症化予防効果・治験待ち(効果ありとする報告アリ)=▲
  • 感染予防効果・観測不能(現時点では無し)=効果は未知数
  • 集団免疫確保・治験待ち=効果は未知数

【不安視される点、およびデメリットについて】

  • 効果の持続期間・2回目接種後6ヶ月間は90%以上の効果=短期間◎
  • 変異型に対する効果の有無・治験待ち=未知数
  • 短期副反応・頭痛・発熱・悪寒・注射あとの筋肉痛など=重篤な症状報告は無し〇
  • 中長期副反応・治験待ち=未知数(2021年7月14日時点:厚労省HPに言及が存在していない)

参考:『厚生労働省HP

厚労省の広報内容をまとめると、ワクチンを接種したからといって直ちに集団免疫が確保されるわけでもなく、また「コロナ禍」が収束することが約束されるわけでもなさそうです。

そしてワクチン接種によるメリットについても6ヶ月間の期限付きで発症予防効果重症化予防効果を期待する方がよさそうですし、デメリットについては中長期的副反応の有無については現時点では誰も断言できない(詳しい言及ナシ)そうです。

武漢発生ウイルスとスペイン風邪の違い

妻

当時のスペイン風邪は65歳以上の高齢者の死亡率より、比較的若い世代(20~40代)の死亡率の方が高くなるという特徴があったらしく、また感染時期も夏や秋にかけて流行ったりと、通常の季節型インフルエンザとの違いが顕著に出ていたそうです。

タヌキ
タヌキ

対する武漢発生ウイルスは今のところ流行時期こそ特徴はないみたいだけど、感染者中特に重症化が報告されているのは

  • 介護を要する高齢者
  • 透析・重度糖尿病患者

に集中しているそうで、その他の圧倒的大多数にとっては例え感染しても無症状か、軽度の発熱や風邪によく似た症状のみで自然回復する場合がほとんどらしいのです(もちろん従来型インフルエンザと同じように症状にはばらつきがある)

スペイン風邪は体力の高いはずの青年層にも膨大な重症患者(死亡者)を出したのに対し、武漢発生ウイルスについては、いわゆるサイトカインストーム(免疫反応の暴走によって血液の凝固系に異常が起こる症状:様々な血栓症・細胞破壊・機能障害を引き起こす)に対しハイリスクを抱える高齢者と基礎疾患者に重症化はほぼ限定されています。

妻

言われてみると季節型インフルエンザの流行時は「学級閉鎖」や「集団待機」が当たり前のようにあったりするのに、今回の武漢発生ウイルスに関しては小学校での流行は全く聞かないし、健康な低年齢層の重症患者が出たってニュースでも聞いたことが無いわよね~

タヌキ
タヌキ

ちなみにスペイン風邪による65歳以上の重症者(死亡)が少なかった最大の理由は、1889年に流行した「ロシア風邪」の免疫を保持していたからだと言われています。

長生きするという事は様々な病気を克服した結果であって、それは同時に「優秀な免疫を勝ち取ってきた」証拠でもあるわけなのです。

武漢発生ウイルスの今後を大胆予想

ある意味ギャンブル

それではいよいよお待ちかね、武漢発生ウイルスの今後を大胆に予想してまいりましょう。

仮に武漢発生ウイルスが・・

  • 人為的に製造されたウイルスではなく
  • 自然発生的に出来上がったウイルスで
  • 従来型のウイルスの特徴が参考になるとしたら

過去最大のパンデミックを引き起こしたとされるスペイン風邪の事例は、今後の感染、または収束推移を占う意味で大変参考になると思われます。

仮説

一般的なウイルスの特徴、そしてスペイン風邪の終息過程にヒントを得ると、武漢発生ウイルスについてのおおよその仮説が立てられるのではないでしょうか?

  • ウイルスは日々生き残るために変異する
  • ウイルスの毒性は何度かの変異を通じ徐々に弱体化する
  • スペイン風邪は3度の流行期があり、様々な変異種が発生した
  • 致死率の高かったスペイン風邪も約3年で終息に向かった
  • スペイン風邪は現在では季節型インフルエンザ「A型」と呼ばれている
タヌキ
タヌキ

これを武漢発生ウイルスに置き換えてみると、以下の仮説が立っちゃうかもしれないよね?ムフフ

  • 武漢発生ウイルスは日々生き残るために変異する
  • 武漢発生ウイルスは何度かの変異を通じ徐々に弱体化する可能性が高い
  • 武漢発生ウイルスは今後複数回の流行期を迎えながら様々な変異種を発生させる
  • 武漢発生ウイルスは発生から約3年以降劇的に収束する可能性が出てくる
  • 武漢発生ウイルスは季節型肺炎「シナ型」と呼ばれるようになる

100年前のスペイン風邪流行時は特効薬も無く、ワクチンの力も借りず収束したのですから、今回の武漢発生ウイルスについても・・

「当該ウイルスが人為的に製造されたウイルスでない限り、何年かかかって自然にその毒性を弱め流行が終息する可能性が高い」

あながち的の外れた推測ではないと思うのですが、この辺りの詳しい説明は医学や免疫学を修められた諸先生方の叡智に頼らざるを得ませんが、素人なりに過去のパンデミックの事例や、豚・鳥インフルエンザがどのような終息を辿ったかに着目してみると、「ウイルスは日々変異するもので、放っておけばそのうち収束する(慣れる)」との結論に至るのです。

(注:勿論現在の武漢発生ウイルスの持つ毒性を軽視するわけではありません。今後毒性が弱まる可能性について言及しています)

みなさんはどの様に推測しますでしょうか?

ワクチンは打つべきか打たざるべきか

ご注意:ワクチン接種の是非については個々人の下した決断が最優先されるべきです。

ですので「どちらが正解か?」といった二元論ではなく、数多く存在する捉え方の「一つの意見」として読み進めてもらえましたら幸いです。

筋注射:ファイザー「3回接種」・WHO「2回で十分!」

現行出回っているタイプのワクチンについては厚労省の発表の通り、期限付き(2回目接種後6ヶ月間、それ以降は不明)で発症予防効果重症化予防効果を期待すべきだと思われます。

その点にプラスして、上記でもお伝えしたウイルスの宿命(変異の後毒性が弱化する)と、過去のサイクル(過去最大級のパンデミック・スペイン風邪が約3年で収束)とを考慮に入れた場合、中長期的副作用が現時点では不明なmRNA型ワクチンを接種する意味があるのかについては・・甚だ疑問符がつけられてしまいます。

【理由】

スペイン風邪の様に20~40代の多くに重症者が出る場合は積極的にワクチンを推奨する意味もありそうですが、武漢発生ウイルスに関しては例え感染したとしても98%が『自覚症状なし』『風邪程度』の症状しか出ない場合がほとんどで、重症者についてもほぼ『介護を要する高齢者』と『透析・重度糖尿病患者』とに限定されているそうです。(参考:日本国内武漢発生ウイルス2021年7月15日:感染確認82万9645人・重症412人・死亡1万5005人)

常識的に考えると重症化の恐れのある、いわゆる高リスクの方々をいかに効率よく保護するかが重要であって、他方で、低リスクの圧倒的大多数が様々な行動制限や経済活動の縮小をしてまで感染リスクの回避に努める意味が果たしてあるのかについては、冷静なる議論(再検討)が必要だと思われます。

そして肝心のワクチンはといえば、今のところ治験データが十分出そろっておらず、おまけにワクチン製造元製薬会社の賠償責任が免除されているというオマケつき。

そのような訳ありワクチンを集団接種してまで武漢発生ウイルスに立ち向かう必要性があるのかと問われれば・・

現状ではどう考えても・・『無い』・・の一択になってしまいます。

厚労省側も認めている通り、期限付きの発症予防重症化予防効果以外は「今後の治験や各種データの分析によって明らかになる(未知数)」と正直に告知していますし、特に注目しておきたいのは、ワクチン接種による感染予防効果は(臨床試験では確認されていません)「無し」と答えている点です。

【参考過去記事】

あれ?そういえばインフルエンザ大先生はどちらへお出かけ中?
インフルエンザの感染者って・・みかけますか?実は年平均1万人の命を奪っていたインフルエンザは手洗いうがいの効果があったのか激減しています。あれ?非常事態宣言まで出した新型ウイルス感染者とその死亡者はさぞや多いんでしょうね。

雑談

悪いネズミ
悪いネズミ

武漢発生ウイルスがどこかの試験管内で出来上がっていないウイルスなら・・あと少しで感染による重症化は劇的に減って「季節型肺炎(インフルエンザ)」な~んて呼ばれるようになるんじゃないの??

嫡男:スラ
嫡男:スラ

でも、これだとワクチンが効いたのかウイルス自身が変異を繰り返し自然淘汰(弱体化)されたのかが分からなくなってくるよね~

タヌキ
タヌキ

だな!

そもそも、ある種のウイルスを撲滅しようと思う事こそ(現時点では)不可能なんだけどな~

ワクチン接種によって逆に症状が悪化する「抗体依存性感染増強(ADE)」を誘発する危険性もあるみたいだから・・なかなかワクチンの有効性を一口では説明できない節があるよな~(おいらは研究者じゃないから断言できないけどネ)

妻

それだと結局、ウイルス変異とワクチン開発の”イタチごっこ”になるんじゃないの?

タヌキ
タヌキ

そ~なんだよな~。

元々変異するのが前提のようなウイルスに対しワクチンで対抗しようとする事の方がおかしいのかもしれないんだよ。

まして感染してもほぼ軽症以下で終わる圧倒的大多数を集団接種の対象にしてるだろ~?

厚労省自身が感染予防効果を認めていなくて、『集団免疫獲得』についても”治験データ待ち”って正直に告知してんのに、ここに関してだけは本当に不思議でしょうがないよ。

ワクチン接種の効果?それともウイルスが弱体化している証拠?

日本よりもワクチン接種が進められていたイギリスでは変異型が猛威を振るっていました。

イギリスではシナ排除の動きが加速中

イギリスで感染なお拡大、デルタ株が猛威 ワクチンでリスク低減も

イギリスで新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。過去1週間の新規感染者は11万9000人と、前の週の11万人からわずかに増えた。

政府の最新発表では、1日当たりの新規感染者は1万476人。陽性判明後28日以内の死者は11人だった。前週は感染者7439人、死者6人。

国家統計局(ONS)の統計では、6月12日の段階で人口の540人に1人が感染している計算になる。またイングランド公衆衛生庁(PHE)は、感染のほぼ全てがデルタ株によるものになったと述べている。

一方で、各種データからはワクチンの効果が出ていることがうかがえる。

PHEの最新データによると、デルタ株が蔓延(まんえん)しているイギリスでも、ワクチンを1回接種することで、感染や重症化による入院リスクが75%減少している。

2回の接種を終えている人では、有効性は90%まで上がるという。(~中略~)

英健康安全保障庁(UKHSA)のジェニー・ハリス長官は、「イギリス全土で感染が急速に増え、デルタ株が優勢となっている。感染拡大は、大部分がワクチンを受けていない若年層に集中しているが、この年齢層も現在は接種対象になっている」と説明した。(以下略)

BBCNEWSjapan(2021/6/19配信記事)

記事内では「ワクチンを接種していない世代に感染拡大している」「(ワクチン接種によって)重症化は防がれている」としていますが・・

  • 果たしてそれがワクチンの効果を立証しているのか?
  • それともウイルス自体が自然淘汰の末毒性を弱めた結果なのか?
  • 今後訪れるかもしれない別の変異体にも同様の事が当てはまるのか?
  • 立証されたとするワクチンの効果はどれほどの期間続いて行くのか?

これらについて詳しい続報が待たれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

『武漢ウイルスとスペイン風邪を比較しワクチン接種を考える』と題し、前後編に分けてご紹介してみました。

  • 武漢発生ウイルスとスペイン風邪の比較
  • ウイルスの特徴
  • ワクチンの基本事項(厚労省説明)
  • 武漢発生ウイルスの今後予想(仮説)
  • ワクチン接種の是非について

スペイン風邪の事例に学べば、何周期かの後に必ず武漢発生ウイルスは弱体化すると予想します。

それは過去の数多くの事例の通り、

『特効薬やワクチンがあろうがなかろうが、ウイルスの流行は必ず収束する』

ウイルスは変異を繰り返し、やがて毒性を弱めて生き残る』

・・という事を意味しています。

ですので当然ワクチン接種に対しても当サイトの(現時点での)結論としては、

  • (治験データが出そろうまで)一時保留でいいのではないか
  • (医療従事者や高リスク者でない限り)健康体が慌ててワクチン接種する必要は無さそうだ

・・と、ご案内しておきます。

むしろ優先されるべきはワクチンの集団接種などではなく、

  • 高リスク群への有効的な保護体制の確保(隔離・認定基準)
  • アビガン・イベルメクチンの普及(承認)
  • 指定感染症2類から指定感染症5類への変更
  • 治療薬の開発奨励
  • 感染リスクの違いを広報(健康体はほぼ無症状か軽症)
  • ワクチンの中長期的副反応の治験データ収集・データ開示
  • 水際対策!!!!!
  • シナへの損害賠償請求!!!!!

また『コロナ禍』による二次被害(貧困化・自殺増)を避けるために、

  • 経済活動の正常化
  • 過度な自粛要請の禁止(自粛要請する場合は所得補償有が大前提)
  • 大型減税
  • 大型財政出動
  • 給付金・所得補償の充実

これら活動を通じ、ウイルスのみを警戒するあまり見落とされてしまう”本来は失う必要のない同じ国民の命”を全力で救うべきだと考えています。

ワクチンは本当に希望?

現状、多くの方々がワクチン接種に”希望の光”を見つけようとする気持ちはわかりますし、それだけの根拠がワクチンにあると広報される理由も理解しているつもりです。

しかしそうであるからこそ、先ずは厚労省の(ワクチンに関する)説明を熟読し、期待していたほどの”効果”が果たしてあるのか?、仮にあったとして有効期間はどれほどなのか?については直接調べておいてもらいたいですし、中長期的な副反応の有無について「言及ナシ」(治験待ち)になっている事には留意していただきたいと考えています。

私たち国民は一度冷静に立ち止まり、過去の代表的なウイルス史を学び直し、急遽製造された新型の「mRNAワクチン」について、その意義と必要性とを問い直した方がよいのではないでしょうか?

おしまい。

タヌキ
タヌキ

専門家ではないので、みなさんのウイルスに関する知識やワクチンに寄せる期待や不安に対し、どれ程の参考となれたかは定かではありませんが、過去のウイルス史を冷静に振り返り、権威ある機関(厚労省)の情報に触れる事はとても有意義だろう・・との思いから、記事化させていただきました。

おまけ

いま最も反シナ政策を鮮明にしている国家・・それがオーストラリア

スペイン風邪・・1918~世界で大流行していた当時、オーストラリアはその地理的条件を最大限に生かし事実上の国境封鎖を実施したそうです。

その結果スペイン風邪の国内進入を半年以上遅らせる事に成功。

当然その頃には強毒性が幾分か弱まったウイルスに変異しており、感染者こそ出しましたが重症化の抑え込み(軽度の流行で終える)に大成功しています。

オーストラリアの成功例は、スペイン風邪被害を抑えられた”例外的な事例”として語り継がれているそうです。

ああ~、日本は島国です。

【春節・インバウンド・クルーザー・外国人労働者】

安倍政権(厚労省・外務省・国交省)が、過去の事例に何一つ学ばなかったことが悔やまれてなりません・・

悪いネズミ
悪いネズミ

変異体も心配です。

今からでも遅くないんだけどね・・