画像説明:【敵なら同時に撃ちますよね?】防御できるはずない軌道を眺めるケモノ衆の図
2020年6月15日、イージス・アショア導入計画停止の政府決断は正解!
今、総裁選を戦っている4候補の一人。河野太郎氏が防衛大臣だった頃に「イージス・アショア導入」を中止した事をもって、氏の国防意識の低さを殊更喧伝する向きがありますが・・それはやってはならない事です!!
確かに総裁選候補者の中では、まるでお花畑全開の安全保障分野への意識の低さを露呈していますが、それとこれとは一緒ではありません。
確かに
河野氏は総裁選たけなわのTV出演時に、敵基地に対する処遇についてこのように述べています。
河野氏「日本が取り組むべきは、いかに敵にミサイルを撃たせないか、お互いの抑止を考えるべき。敵基地攻撃能力保持というのはピント外れ(要約)」
これに対し、当サイト一押しの高市氏は「敵基地を先に無力化した方が勝ち(先制攻撃手段の必要性)。そういう時代になってきている(要約)」と訴えています。
総裁選、注目の二方の安全保障面での立ち位置の違いがはっきりとわかる発言となりました。
河野さんも大変だね~
一族がシナに深入りした企業の大株主だったり、役に立たない防衛システムの計画停止を、今の総裁選に絡めて語られたりと・・
ま、諺に「身から出た鯖」ってあるらしいよ!
そんな感じなんじゃない??ピチピチ
それを言うなら「身から出た錆」でしょ!
イージス・アショアは”輩”へのみかじめ料
世界の”輩”は大きく2系統に分かれていますね。
一方は言わずと知れた共産主義のシナ(影にロシア)。
もう片方は、今は日本の味方の様に思われていますがたかが70年ちょっと前に日本の国柄そのものをぶっ壊そうとしたアメリカ(金融)ですね。
日本の戦後歴代政府は事あるごとにアメリカに日米安保の履行を確認し、それをもって日本国民に自国の安全保障が保たれている”幻想”を植え付けていました。
日本の首相が交代するたびにアメリカ詣でを繰り返し、日米安保条約の確認作業をするなどはその典型例ですね。(屈辱外交)
ところが、
- その実態はどうだったでしょう?
- 核の傘とやらは何だったのでしょう?
時々の政権で順次話題となるアメリカ主導の防衛システムの変化。
脆弱で頼りない”口約束”の裏側で、着実に、確実にたかられ尽す日本の防衛費。
さらに滑稽なのは、戦後から継続的に我が国を占領する米軍の駐留費をなぜか請求され、拡大されていく”思いやり予算”の存在。
世界の警察を自称するアメリカは、日本に限らず世界各地に米軍を配備し、現地ごとに日本の思いやり予算と同様の軍事費負担を公然と要求するようになっています。
かつては東西冷戦の勇、ソビエト連邦を口実に・・
そして今は時代遅れの覇権主義国、シナ共産党を口実に・・
【日米同盟はタダの口約束】
【なぜ日本は戦争をしたのか】名は國の さざれの磐に 留め置きて 千歳に護る 夏雲の空
敵を巨大化させ、敵におびえる・・新しいプレイスタイル
1972年9月・『日支国交正常化』以降、お馬鹿な日本の政治家と財界人がせっせせっせと日本の富をシナに移転し続け、おこぼれのハニトラとキックバックに色めき立ち、日本の潜在的な敵国をこんにちの巨大な姿に育て上げていきましたね。
核を持たないからこそ、核を保有する国家を頼り、
核を放棄し続けた結果、新たな核におびえる・・
こんな冗談を本気で受け止めていられますか?
戦争は、ただ現実に強いものが生き残る弱肉強食の国権の発動結果。
武力とは、戦争を可能とする根拠の主要部分。
敵対しようがしまいが、ある国家間に武力の不均衡があればあるほど、戦争は高確率で誘発されてしまいます。
その不均衡を他国の力(米軍)をあてにして埋め合わせようとすればするだけ、他国(米)への依存度を深め自国の『生殺与奪』を相手国(米支の裏合意)に与えてしまいかねません。
戦後日本は憲法的な縛りがあったものの、国民・政治家総出で国防安全保障に蓋をし、アメリカの”核の傘”を言い訳に、自国防衛そのものを放棄し続けていたのです。
ガラクタの押し売り
陸に上がったイージスなんて・・それ、ただの防空基地の事でしょ?
それに弾道ミサイルなんてどうやって防御するのです?冷静に考えてほぼほぼ不可能ですよ。
敵「今から撃つよ♥見つけてね~」
日本「OK!」
敵「同じ場所に1発づつね~」
日本「あいよ~」
「キャッキャ・・ウフフ」
な~んてやってくれると思います?
まだ言葉の上では”核の傘”の方が効果がありそうですけどね。
そういえば・・最近”核の傘”って言葉、聞かれなくなってきてるよね?
なんで?
何でも・・核保有国同士は”戦争”を避けるんだってよ!
だから核武装した相手が日本を攻めてもアメリカが守ってくれるとは限んないんだってよ!
(ワクチンと同じように当初の説明とはずいぶん違っているんだって♥ゲラゲラゲラゲラ)
じゃ~戦後から米軍は何から日本を守ってくれていたの?
え!
占領軍がそもそも、被占領国を守るなんてあるわけないじゃん。
大方自分たちが駐留している大義名分を、不安定な安全保障に絡めて「同盟軍・世界の警察」と思わせておければ都合がいいし、高額なみかじめ料をたかる口実としても占領(駐留)し続けているのさ。
日本だめじゃん!
ダメだな♥
って事は・・日本で核保有話が遅々として進まないのは・・アメリカからの命令(依頼)って事?
当たり前じゃん!
ドイツ・イタリア・日本・・不思議なほど核保有が忌み嫌われていたり、原子力発電ですら(どこから資金援助されているのかわからない)環境団体などの反対運動によって遅々として進んでいかないだろ?
本当にアメリカが世界中の平和・日本の安全保障を考えているのなら、同盟国には間違いなく『核武装』を勧めると思うぜ!
一番確実で、一番手っ取り早いもんな。
じゃ~、それをやらずに”核の傘”・”思いやり予算”・”イージス・アショア”な~んてほざいてるって事は~・・
値段交渉の余地を残さない(ほぼ言い値で買わされる)ガラクタ(ミサイル防衛システム等)を売りつける、タカリ先を永遠に確保しておきたいって事だよね?
せいか~い!
だから今の米支新冷戦だって”やらせ”まで疑っておかねばならないほどさ。
イージス・アショアが去った後は・・いったいどんな口実の防衛システムが押し付けられるのでしょうか?
ってことでやっぱり、自存自衛の精神って大切なんですよね。
米軍(占領軍)駐留とイージス・アショアは全くの無意味?
そんなことはありません!
戦後から自衛の手段を70年以上も放棄し続けて来たのです、日本が今すぐにアメリカの軍事力を当てにしなくてよくなるなんて現実的ではないですし、仮に米軍に手を引かれてしまえば、悪戯に戦力の不均衡を誘発し現状よりさらに厳しい国防状況を誘発してしまう事でしょう。
ですから、今語られている「米軍出ていけ~」なんて掛け声は、おおかた旧民主党のハトポッポの類か、シナからの工作資金に酔いしれる、ともに外患罪で極刑候補の『沖縄独立論者』等からしか聞かれない”お花畑の妄言”だということですね。
もちろん、日本の将来の自存自衛には米軍駐留は邪魔でしかありませんが、米軍がいる今だからこそ余裕を持って進められる国内問題解消(憲法問題・予算問題・核保有論・敵基地攻撃能力保持)の時間稼ぎには願っても無い”メデューサの盾・魔除けの盾”の効果を発揮してくれることでしょう。
敵から見れば・・
- 「米軍がいるからこそ日本は安心して国力増強を図っている・・」
- 「イージス・アショアを配備したという事はしばらくはアメリカは日本を防衛するだろう・・」
- 「日米両政府・両国民が同盟の効果を再認識するだろう・・」
そう思わせるだけで、米軍(占領軍)駐留・イージス・アショア配備・思いやり予算の支払いは、日本の国防安全保障の時間稼ぎに寄与していると分析できますね。
大正解:イージス・アショアよりもイージス艦建造!
イージス・アショア導入を断念したからといって、日本政府が国防安全保障面で手をこまねいていたわけではありません。
その証拠に日本政府はイージス・アショアに代わる「イージス・システム搭載艦(2艦)」建造を発表しています。(2020年12月18日)
冷静に考えてみてください。
- 最も(攻撃)危険性の高い最前線にだって移動できるイージス艦と・・
- 名前ばかりの移動できないイージス・アショア(ミサイル防衛システム)と・・
どちらがより敵攻撃抑止力に貢献すると思います?(ただし米へのみかじめ料効果は加味しない)
核武装に縛りがある日本の現状を踏まえれば、敵基地無力化・敵基地先制攻撃手段の保持は国防安全保障上の絶対条件。
当時の安倍政権の決定は、むしろ看板(アメリカの用心棒効果)に騙されず、中身(イージス艦の性能)を重視した成果なのです。
イージス・アショア配備を停止した当時の防衛大臣河野太郎氏は最善の決断の最前線に立っていたのであって、決して今噂されている『シナへの肩入れ』のみが故ではなかった事・・誤解なさらないようにお願いします。(無論、全く無いとも言い難いですが・・)
当時の事情を詳らかに見ていけば、こんな事実が横たわっていた事・・当時の政府、そして河野氏に対しても忘れないであげてくださいネ。
まとめ
結論:我が国は自存自衛の観点に立ち、速やかなる核武装化(最強の武装化)を達成すべきである。
ただし、敗戦国家の日本は憲法や世論に様々な足カセがはめられているのも事実です。
ならばこそ、国民の側がお花畑からいち早く目覚め、独立国家の国民としての矜持を取り戻すことが肝要なのです。
- 自衛の必要性
- 最強武装の必要性
- 兵力不均等の弊害
- 独立国家の意義
- 日本の歴史
- 戦後の歴史
- 日米安保の幻想
奇しくも今回の総裁選(2021/9/29投開票)によって一段と話題に上がるようになった安全保障問題。
- シナの肥大化
- 暴走する北朝鮮
- アフガン撤退で加速する米軍の再編成
これらを受け、もはや誰もが気付かぬふりが出来ぬほどに我が国を取り巻く安全保障面での不安材料が可視化され始めているのでしょう。
- 日米同盟もいいでしょう
- イージス・アショアも小銭程度
- みかじめ料もはずんであげましょう
・・しかし・・それらをどれ程施したところで肝心の国家は守れないのです。
国家は、国民が相互に努力し死に物狂いで護り抜かぬ限り存続させることは不可能。
それは、ただの事実。
それこそが・・人類の歴史の必然なのですから・・
政治家のお花畑論を攻めるだけではいけません。
政治家は一定の民意をこそ代弁しているのです。
おしまい。