故石原慎太郎氏:戦後稀に見る政治家でした
シナを筆頭とした敵国は、確かにあなたを警戒し、そして憎んでいたのかもしれません。
(2022年1月)生前の石原慎太郎氏が息子さんである伸晃氏にこう語りかけたそうです。
「おい伸晃、俺の人生は素晴らしい人生だったよな」
言葉の真意は定かではありませんが、『他者からの評価』を求めているというよりも、戦後から抜け出せぬ頼りない者達へのメッセージ・・
「悔いのない人生を送れ」
「やるべきことをやりなさい」
まるで日本人すべてに向けられた遺言の様に感じるのは、筆者だけの勘違いではないはず。
故人のご冥福、心よりお祈りいたします。
愛国の姿=自己犠牲
~もしも三島由紀夫氏が1970年11月25日割腹自殺を遂げていない世界線があったなら~
国想えば想うほどに、このような妄想に駆られた者は多いはず。
今尚潰えぬ「惜しい人を失ってしまった」という喪失感と、「彼が生きていたならば」(今の日本を如何に評すか?)という時代の旗手・道標としてのカリスマ性が所以なのでしょう。
対する石原慎太郎氏は三島氏とは真逆で・・
生き抜いて、やり抜いて、誤解され、憎まて、精根尽きるその瞬間まで、
「国を護るとは如何なることか」を、泥臭くも実直に私たちに伝えてくれていました。
- 為す事を、教えんがために散って見せた故三島由紀夫氏の『道』
- 為す事を、人生の限り為し続けて見せた故石原慎太郎氏の『道』
愛国の形はそれぞれなれど、三島氏と石原氏の愛国への道はどちらも自己犠牲の精神だったように思えてなりません。
敵と仲良くする政治家
筆者は、故石原氏が残してくれた↓の言葉が大好きです。
「人から憎まれて死にたいと思う」
(敵・売国奴がとやかく言ったなら)「”黙れ!”といえばいい」
(日本人が)「日本の国土を守ることに何か文句がありますか」
聞けば何の変哲もない当たり前の言葉。しかし、これを今の政界で堂々と主張できる者がどれほどいるというのでしょう。
我が国の政界・産業界・言論界に、このような正論をもって敵国と対峙してくれる存在はおよそ皆無。
いいえ、
むしろ誠に残念ながら、(某)元大阪市長如き存在に顕著な様に・・
「参拝すればシナ・朝鮮が反発する」
「あなたの思想信条で経済活動に支障が出ればあなたが責任を負うのか?」
(中小企業の利益をだしに)まるで日本側から率先して「敵の軍門に下るべき」と言わんばかりの売国圧力が尤もらしく叫ばれる体たらく。
もしも、私たち国民の多くが、
「(某)元大阪市長の言っている事も一理ある。政治家は他国の国民感情に慎重に配慮すべきだ」
このような世論を形成すれば、国民を代表する政治家は「待ってました」とばかりに売国に勤しむのでしょうし、
もしも、私たち国民の多くが、
「ふざけんな、何が友好・交流・交易だ。故石原氏がおっしゃていた様に、敵が四の五の言ったなら「黙れ!」と叫べばいい。敵に協力する(某)元大阪市長のような売国奴は一掃するぞ!!」
このような世論を形成すれば、国民を代表する政治家は「ゴクリ」とつばを飲み込みつつ、売国行為を自重し、落選回避の為の保身活動へと舵を切っていくのです。
友好・交流・交易・・目先の美辞麗句で飾り立てる売国奴に騙されてはなりません。
私たち国民の多くが、【国家・国民・国益】という基礎的な概念を忘却しては売国を食い止める事は不可能。
- 政治家は敵と仲良くする必要はない!
- 政治家は敵に憎まれるくらいでちょうどよい!
世論の盛り上がりは、確実に政治現場の売国潮流を牽制します。
敵に憎まれてこそ!
故石原慎太郎氏は敵に憎まれる政治家でしたね。
今、我が国の政界・産業界・言論界に、敵国に憎まれるほどの時代の旗手が見当たらないのなら・・
きっとそれを許してしまっているのは、我々国民側の国家の行く末に対する無責任・無関心が故なのかもしれません。
政治に限らず、およそどの様な分野についても、待っているだけでは理想を叶えてくれる救世主などは現れません。
無論、それは三島氏や石原氏についても言える事。
ならばこそ、私たち日本国民は不世出の英雄的カリスマを願うより、草の根一人一人が目を覚まし、皆が手を取り合って協力し合える国家運営を目指していくべきなのでしょう。
古来より、日本列島に暮らした先人方(敷島DNA)は皆そうしてきたのです。
目覚めましょう、国民の方から・・
変わりましょう、国民の方から・・
我が国に仇なす国家から憎まれるほどの日本国民へと生まれ変わりましょう!
石原慎太郎氏が教えてくれた生き様は、素晴らしいお手本。
みんなで敵に警戒され憎まれる【真の日本人】になっていこうよ♥
そしたら、愛国的な政治家も少しだけ増えていくかもしれないね!
結びに
他者の一生涯を総括できる立場にはありませんが、残された愛国的日本人とって・・
「あなたの言葉は良き戒め、あなたの行いは良き手本」
故人の魂の安らかならんことを・・合掌。