この記事は「戦術核使用:戦争の長期化・激化を望む英米の思惑」の続編となっているよ。
もしも”核”が使われるとしたら?
大前提として、ロシアが核兵器を使うメリットがありません。
先ずもって、
- ロシア人にとってウクライナ人は同じスラブ系の同胞
- ロシアの戦争目的は外人テロリスト(ネオナチ)の殲滅とウクライナの安定化。世界中がロシアの戦争大義を疑っている中、核使用する蓋然性が無い
- ウクライナでの核汚染は、ロシアにも影響大
現在しきりとロシア軍ピンチを煽り「ロシア側は劣勢を挽回するため核使用に踏み切るのではないか?」との報道がなされていますが、そもそもロシア軍は言われるほどのピンチになった事はありません。
つまり、ロシアは軍事的撤退理由を欲していないのです。
むしろ1812年~ナポレオンを遠ざけ、1941年~バルバロッサ作戦を頓挫させた冬将軍の到来は目前に迫ってきており、外国人テロリスト部隊が大部分を占めていると噂の『自称ウクライナ軍』は極寒の戦闘には不慣れで、すでに戦線の維持すら危ぶまれています。
だからこそ、英米は遠隔操作が可能な『ドローン兵器』や『M142高機動ロケット砲システム』などをウ軍に提供し、衛星からの情報を与え、ロ軍に対するピンポイント攻撃をやらせているのではないでしょうか。
対するロ軍は、英米の最新兵器の標的に晒され局所的には損害を被ってはいますが、どうやら戦局全体を大後退させるほどでは無かったようで、目下、着々と陣固めに専念し”冬”という援軍の到来を待っての大攻勢を準備していると噂されています。
最低限の戦況を踏まえると、ロシア側に軍事的焦りはなく、むしろウ軍側の方にこそ「戦局を打開したい」とする動機が着実に発生していると分析できます。(極寒の野営は兵員に消耗と死をもたらし、凍った湿地は戦車・車両の行軍を誘発させます。報道では伝えられていませんがウ軍側の人的損失は膨大)
ここで私たちが見誤ってはならないのが、報道でアナウンスされている「ロ軍劣勢・ウ軍優勢」の真贋についてで、それらが仮に事実ならばよいのですが・・万が一にも、実はロ軍は余裕綽々で、着実に作戦目標を遂行中となれば、懸念される今後の軍事作戦(軍事オプション・戦闘スタイル)の変化は、劣勢に立つ英米&ゼ政権側の出方一つという事になります。
そ・こ・で・
当サイトの住人的には、ある素朴な疑問が湧き上がってくるのです。
果たして、ウクライナ側は「本当に自国を攻撃するメリットが無いのか?」「『人間の盾』は誰を盾にしているのか?」「(放射能汚染含む)『汚い爆弾』を使うメリットはないのか?」とね。
英米&ゼ政権側が核兵器(汚い爆弾)を使うメリット
ロシア側に比し、戦争ビジネスを手掛ける勢力にとっては、大戦に発展しない程度の限定的な核使用は大歓迎となる側面もあります。
例えばこのような動機が想起されます。
- 限定的核汚染・・戦争の長期化を演出でき、英米などはほぼ放射能汚染の影響無し
- ロシア側(に見せかけた)核使用・・世界中に反ロシア結束・資金提供・戦争参加を呼びかけやすくなる
- 核汚染の風評被害・・汚染を口実としたエネルギー・食料価格操作が可能となる
ここで思い返していただきたいのは、当サイトが再三紹介してきた「ウクライナ側主要戦闘員の内情」についてで、表向き彼らは『志願兵』『義勇兵』『各国の退役軍人』と紹介されていますが、実際は、およそ19カ国から寄せ集められた「多国籍民間傭兵集団」。その中にはイスラム過激派(ISIS)や、お尋ね者、テロリストまがいの者までが入り込んでいます。
彼らは、概ね英米に本部を置く民間傭兵会社の社員であり、最低日給で約2000ドル(約23万円)、月給換算で約6万ドル(約700万)以上で雇われた立派な傭兵。
もちろん、彼らにはウクライナ(人)への愛着も無ければ忠誠も有りません。
ですから彼らは司令官の命令に従い行軍し、求められた”任務”を遂行するのです。
当サイトは緩~いサイト運営を心掛けていますので(笑)、傭兵集団が為した「生々しい実績」の紹介は避けておきますが・・(´;ω;`)ウゥゥ・・たぶんみなさんが想像する以上の悲惨な状況が彼らによって生み出されています。
翻ってロシア人とウクライナ人とは、過去に多くのわだかまりがあろうとも良き隣人、ともに東スラブ系(ロシア・ウクライナ・ベラルーシ)の同胞。ですから開戦当初よりロシア兵はウクライナ兵への攻撃を躊躇し、ウクライナ兵もまたロシア兵への攻撃には消極的になっていました。
本来なら戦争が起こるはずのないロ・ウ間に、ロシアを愛さない、ウクライナを愛さない、平和を愛さない、生命や人の尊厳を尊重できない傭兵集団が、戦争の長期化を欲する英米や金融寡頭勢力の手引きによって大量に送り込まれたら・・はた目には戦局の分析が困難となるどころか、泥沼化する戦場がいとも簡単に構築されてしまうのです。
このような背景を考慮した場合、ウクライナによる
- 自国攻撃も
- 民間施設への攻撃・人間の盾も
- 汚い爆弾使用も
その動機・可能性については”現実”として見積もれるはずで、日本人の多くが条件反射的に否定したがる事象についても、「あるかもしれない」程度には警戒していても損はないはずです。
それほど、近代史の中に見え隠れする英米の暗躍、金融寡頭勢力の暗躍は歴然と存在している訳で、彼らが「ロ・ウ戦争に介入していない」などとは、思わないでおいた方がよいのです。
以上の観点から、
当サイトは、仮にロ・ウ戦争で『汚い爆弾』『戦術核もどき』が使用(噂の流布含む)された場合、
- ロシア側:メリット小・デメリット大・・動機無し
- 英米&ゼ政権側:メリット大・デメリット小・・動機アリ
(現時点では)このように結論付ける次第です。
雑談:裏事情
ま、常識的に考えて、今更ロシアが核攻撃を考えるくらいなら、はじめっから徹底的にやらかしてるよね?(最低でも大規模空爆からの地上戦でしょ?)
だよ。
アメリカがやり散らかした日本やイラクやシリアと比べたら、死傷者の規模が圧倒的に少ないんだよね・・(過去記事【2003年イラク戦争:ウクライナと比較してみよう!】参照)
なるほどね~
でも~、だったらどうして今頃『汚い爆弾』や『核兵器使用』の話題が盛り上がってきているの?
いやな~。
実は本当にロシア側はウクライナの核使用を警戒しているんだよ。
放射性物質を含んだ『汚い爆弾』を英米がウクライナに持ち込んだり、使用手引きしてる兆候をつかんでいるんだってさ。(ウクライナ国内で原発への攻撃を防御していたのは一貫してロシア軍側)
露軍幹部、核使用協議か プーチン氏は不参加 米報道
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、複数の米政府高官の話として、ロシア軍幹部がウクライナで戦術核を使用する可能性がある時期や使用方法について協議したと報じた。ロシアのプーチン大統領は協議に参加しておらず、ロシアが実際に核兵器使用に向けた準備をする兆候は確認されていないという。
報道によると、米政府は10月中旬にロシア軍幹部の協議の情報を把握。米国はロシア軍がウクライナでの戦況の劣勢に不満を募らせている可能性があるとみて警戒を強めている。(共同)
産経新聞(2022/11/2配信記事)
英米&ゼ政権はロシア側に察知・暴露されたから、↑報道の様に「ロシア軍がピンチで、それを打開する為に核を使用するかも」ってメディアを使って大宣伝してるって事か~?
そう言った側面もあるだろうな。
じゃなきゃ、ロシア側が核攻撃を選択する必然性が乏しいもんな・・
でも、ロシア側が提供する情報の信ぴょう性が疑わしいんでしょ?
証拠映像も捏造だったみたいだし・・
「1が間違っているから100を間違いだ」と、断じるのもどうかと思うぜ。
第一、『汚い爆弾』使用程度なら英米にとってはさらに好都合だもんな!
え?
まだ英米には理由があるの??
- 9月26日『ノルドストリーム破壊』
- 10月8日『クリミア大橋爆発』
- 10月25日『英国新首相誕生』
- もうすぐ:11月8日『米中間選挙』
一連の政変や破壊工作で「誰が得をするのか?」を考えれば一目瞭然だろ?
第一、約2年のウイルス蔓延騒動やロ・ウ戦争の最中に、総資産が倍に跳ね上がる超大富豪がいらっしゃるんだぜ?(過去記事『知ってた速報:富の集中は世界戦略の一環です』)
全ての出来事は”計画”じゃなければあり得ないだろ?
世界を揺るがすほどのカードは、もはやロシア政府にだって、アメリカ政府にだって握られてはいないのさ!!
じゃ~、奴らはまた不正選挙をするつもりなの?
選挙に関わらず、バイデン民主党にとってロシアの(噂含む)核使用は、支持率低迷を挽回する起爆剤となるかもね。習族長もきな臭いし・・
(とりあえずあと数日、持ちこたえればいいんだけど・・)
「不正はやる!」
そう思っておいた方が無難だし、ウクライナでもさらなる有事が「ある!」と準備しておいた方がいいかもしれないな。
・・あ~いやだいやだ。
金融が絡んだ途端に、世界中で物騒な出来事ばかりが起っちゃうんだもん・・
まとめ
なんたって、世界中のほぼすべての情報メディアは100年以上も前から金融寡頭勢力の私物状態。アメリカの国内事情を正確に伝える事なんてありませんし、ウクライナ関連情報に至っては「報道の反対が事実かも?」と、身構えておいた方が無難なレベルでしょう。
実際、それほどの「逆張り」、それほどの「報道内容と現実とのギャップ」が無ければ、一部の大富豪が軒並み資産を倍増させるとか、特定国家に寄生した連中がぼろ儲けするとか・・
~あるわけないでしょ?~
つまり、
そのあり得ない確率の分だけ、世界の人々は英米&金融寡頭勢力&大手情報メディアによって欺かれ、ミスリードされていたのではないでしょうか?
不自然にロシアの核使用が煽られる時、野生が抜けきれぬ当サイトの住人は、皆が警戒を寄せる正反対の方向が気になって気になって・・仕方がなくなるのです。
以上、
ちょっとナイショでディープなお話でした。
おしまい。