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もはやネタ切れ?:プロパガンダと英米疲れの行方

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「失笑が漏れた」とは・・どの程度だったのでしょう?

「戦争止めようとしている」 ロシア外相

20カ国・地域(G20)外相会合に合わせてインドを訪問中のロシアのラブロフ外相は3日、首都ニューデリーで国際会議に出席した。パネルディスカッションで、ロシアのウクライナ侵攻について「われわれは(戦争を)止めようとしている」と述べると、会場から失笑が漏れた。

JIJI.COM(2023年03月04日配信記事)

「本当に戦争を止めたかったらロシア軍を撤兵させれば良い」とか、「ロシアの考える終戦は、ウクライナの完全降伏だから受け入れられない」などと思い込んでいる方々は、『失笑報道』に対し「当然だ」と感じているのでしょうが・・当サイトの住人からすれば、英米の影響力を考慮せず、各国の本音に耳を傾けたなら、ラブロフ外相の発言に「拍手が沸き起こった可能性」の方を見積もっているほどです。

このあたりをはき違える国民世論が大半な内は、今後とも、ウクライナに関連する莫大な額の領収書だけが日本に回されてくると思うのです。

「なぜ失笑程度を記事化したのか」

この程度に思慮が行き届かないからこそ、国際社会で日本(人)ばかりがカモにされるのではないでしょうか?

世界は、英米からは距離を置きたがっています

内戦に突入。凄いですね・・まさかこれほどアメリカが破壊されるなんて・・

NATOから拒絶されれば代理戦争。

NATOに入れば、高額みかじめ料請求&高額武器購入圧力。

NATOに入って一安心と思ったら、ウクライナ支援強制と対ロ経済制裁参加&ロシア産エネルギー購入禁止。

~まさに踏んだり蹴ったり~

もうね、世界中が英米のデタラメさ加減にウンザリなんですよ。

何が自由と民主主義ですか?

英米の語る自由と民主主義って、国益を度外視させた挙句の戦争ビジネスに全振り強要ですよ?

これじゃ~各国ともに国民保護はおろか、国家の主権さえ英米に奪われかねません。

まして、世界は口にこそ出さないだけで日本人が感じている以上に『ロ・ウ戦争の原因』を冷静に分析しています。

戦争勃発後1年が経過し、いまだ「ロシアの領土欲」や、「プーチン大統領の暴走」で戦争原因を語っているのは、世界広しといえども、たぶん日本国民だけだと思います。

日本人にとっての国境は例外なく『海』だったため、国境を越えてウクライナ領に進軍したロシア側が絶対悪に思えてくるのでしょうが、世界の人々にとっての国境線は、日本よりも定義や意味合いが低く、政治上の便宜線でしかない場合がほとんど。

ここに思慮が働かないからこそ、「特にウクライナ国内の東部地域に多く暮らしていたロシア語を話すロシア系ウクライナ人が、ゼ政権によって蹂躙されていた」点をどれだけ指摘しようとも、「ロシア系ウクライナ人からどれだけSOSが届いても、ギリギリまで英米との和平交渉の可能性を模索し自制を保っていたのがプーチン大統領だった」点をどれだけ指摘しようとも・・

「戦争を始めた奴らが”戦争止めようとしている”だと?」「結局は、国境を越えて攻めた側が絶対悪なのだ」と、壮絶なる思考停止に陥っていられるのでしょう。

日ロの未来を考える1:ガルージン氏からの5つの質問
「情報は1次ソースを参考にしなければ」、と改めて思い知らされました。近く離任が決定している在日ロシア大使「ミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン」氏から日本のみなさんに、二重規範(ダブルスタンダード)を指摘しつつの質問が寄せられています。
日ロの未来を考える2:ロ・ウ戦争・特別軍事作戦の真相
ロ・ウ戦争関連情報は、いつもアメリカやウクライナから寄せられるものばかり。情報に偏りを感じれば誰だって『偏向』『プロパガンダ』を疑います。ガルージン氏は、ロシア側の視点に立脚しウクライナ問題と特別軍事作戦について真相解説しています。
悪いネズミ
悪いネズミ

タヌさんタヌさん。

失笑を記事化するって事は、もうロシア憎しの正当なネタが尽きたって事じゃない?

タヌキ
タヌキ

それ、日本だけに通じるプロパガンダな!

常識的に考えて、世界経済は新興国を中心にはロシアの地下資源に頼らざるを得ないわけだから、ロシア友好外交の方が何かと都合がいい訳さ。

嫡男:スラ
嫡男:スラ

英米がちらつかせる対ロ制裁参加命令を無視してでも、将来を見越してロシアとの付き合いは大切にしておかなきゃね。

悪いネズミ
悪いネズミ

でも・・

東洋のどこかに浮かぶ哀れな島国は「ロシア憎し」で世論の90%近くが固められているみたいだよ?

タヌキ
タヌキ

だ~か~ら~。

世界には、ロシア友好関係維持とともに『ロシア産石油ガス』が届けられるようになり・・

日本には、ロシア敵国認定とともに『失笑プロパガンダ』が届けられているんじゃないのか?

誰が得をし、誰が損をしたのか?

今回のロ・ウ戦争で、(当事国以外で)最も国益を損なっているのは・・

  • 1位:ドイツ
  • 2位:日本
  • 3位:フランス
  • 4位:イタリア

最も利益を得ているのは・・

  • 1位:シナ
  • 2位:英米の金融寡頭勢力&大富豪
  • 3位:イスラエル
  • 4位:インド

シナの肥大化は既定路線、それにも増して敵国条項に名を連ねる国家が軒並み損をしているのは偶然の産物なのでしょうか?

冷静な分析を疎かにしてはなりません。

現地、ウクライナの民意こそを聞いてみたい

【全体主義化の波】ロシアばかりを専制主義だと思っていませんか?「イイネ」が問題視される自由主義陣営。今後は「拍手」だって統制社会の口実に使われるのかも。

さてさて、みなさんはどうです?

ニューデリーで開催された国際会議に出席していたとして・・みなさんは、ロシア・ラブロフ外相の発言に対し、

  • 「失笑を漏らす側に回ってみますか?」
  • 「心で賛同を送る側に回ってみますか?」
  • 「思い切って、大喝采を送る側に回りますか?」

当サイトの住人は、田舎の巣穴から「スタンディングオベーション」を送っております。

(・∀・)ニヤニヤ

悪が滅び正義が勝利する事を願うからこそ『英米』に与する訳にはいきません。

レーニンとスターリンが便宜上引いた国境線などを必要以上に重視するからこそ、事の本質が見抜けなくなるのではないでしょうか?

  • 大切なのは、現地人の民意
  • 大切なのは、現地人の願い

ウクライナ東部地域に、外国勢力が入り込んだのはキエフ側からか、それともモスクワ側からか・・現地人に聞いてみればいいのです!

おしまい。