ＩＯＣ：ロシア・ベラルーシにパリ五輪招待状出さず

画像説明：【あと何回開催？】近代五輪は欺瞞の渦

政治とオリンピック

ＩＯＣ、ロシアにパリ五輪招待状出さず

【ロンドン時事】国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は１３日、２０２４年パリ五輪開幕１年前の２６日に送付する招待状について、ウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシなどを除く２０３カ国・地域のオリンピック委員会（ＮＯＣ）に出すことを明らかにした。

ＩＯＣは３月、ロシアとベラルーシの選手の国際大会参加を個人資格で「中立」の立場など条件付きで認めるよう国際競技団体などに勧告。一方で、パリ五輪参加可否に関しては「適切な時期に決定を下す」としている。

JIJI.COM(2023年07月14日配信記事)

東京五輪：天皇陛下の開会宣言中に「慌てて起立」の狼藉

ま、持つ器量の等身大が”土壇場”で出るのです。人は”分”以上には立ち回ることはできません。かの２名を名指しして非難するよりも・・丁寧に退場を促してあげる事こそ肝要でしょう。

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オリンピック憲章

確かオリンピック憲章では「いかなる種類の差別も受けることなく」とか「政治的に中立でなければならない」とかって謳われていませんでしたっけ？

オリンピック憲章

オリンピズムの根本原則

４：スポーツをすることは人権の 1 つである。 すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。 オリンピック精神においては友情、 連帯、 フェアプレーの精神とともに相互理解が求められる。

５：オリンピック ・ ムーブメントにおけるスポーツ団体は、 スポーツが社会の枠組みの中で営まれることを理解し、 政治的に中立でなければならない。

出典：オリンピズムの根本原則（一部抜粋）

長期化するロ・ウ戦争に関し日本の多くのみなさんも「ロシアやベラルーシがオリンピックに招待されない事は当たり前だ」と、感じていらっしゃるかもしれませんが・・

１９９１年以降に生じた紛争・戦争に限ったとしても、最多死傷者を出した加害国家は紛れもなく『アメリカ合衆国』なんですけどね。（推定３００～４００万人規模）

そのあたりを徹底無視しつつ、ただ闇雲にロシアとベラルーシだけを狙い撃ちして「悪だ！」と断罪する事が、本当に世界和平に繋がっていくと思いますでしょうか？

ぶっちゃけ当サイト的は、

IOCは、国連組織等と同じで『世界共産主義連盟』『NWO・新世界秩序の広告塔』程度に見積もっています。

国連とNWOの関係：国民国家を否定する組織の誕生理由

今から１００年以上も前に、金融寡頭勢力によって組織されたのが国際連盟。平和にまったく寄与しない正体がバレて、名称を変更したのが国際連合。どちらも地球上から国家を消滅させるために仕込まれた「共産主義革命」の大本山。抜け出すに限ります。

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オリンピックを政治利用しているのは、英米・金融勢力側

例えば、何年後かにロ・ウ戦争の真実が暴かれ、

「実はロシアもウクライナも、金融寡頭勢力が興行主の”お芝居戦争ビジネス”の被害者だった」って事で歴史が確定した場合どうなるのでしょう？

英米の大規模殺戮は徹底的に見逃し、戦争ビジネスに振り回されたロシアやベラルーシだけを断罪したIOCの権威の失墜たるや・・

地球上で、あと何度IOC主導型オリンピックが開催されるのかは定かではありませんが、建前として世界和平や平等を謳い文句としているのなら、IOCこそが各国の思惑と完全無縁の「政治的に中立」でなければ困ります。

以上、

『賞罰の乱るる世、これ即ち乱世なり』

・・って事で、

当サイトは「ロシアとベラルーシに五輪招待状を送らない決定」を下した、現行のIOC精神を全否定しま～す。

おしまい。

注：「治まりて乱るるを忘れず」意味・「平和は必ず乱れる。だからこそ日頃から平和の大切さを忘れる事無く、（特に為政者ほど）治世に努力する事」