日韓はアメリカの属国
「みなさん、おかしいと思いませんか?」
- 核保有国となった北朝鮮に、非核保有国の日韓がアメリカを交えて共闘する?
- 北朝鮮の核はOKなのに、日韓の核保有はアメリカの『核の傘』があるからNG扱い?
「馬鹿げているでしょ?」
そもそも、日本も南朝鮮も核保有すれば「地域の核抑止」が成立し、東アジア全体のバランスオブパワーが均衡化しますよね。
にもかかわらず、
我が国の防衛省統合幕僚監部は国民に向かって、
- 「日米韓で、北朝鮮を非難しといたよ♥」
- 「日米同盟及び米韓同盟は、地域の平和と安定を維持するために必要不可欠です♥」
こんな与太話を堂々と報告しているのですから、有事の際に(幕僚監部が)何の役にも立たない事は折り紙付きでしょうね。
統 合 幕 僚 監 部 報 道 発 表 資 料
令和5年7月12日 統合幕僚監部
日米韓参謀総長級会議について
2023年7月11日(現地時間)、吉田統合幕僚長、ミリー米統合参謀本部議長及びキム韓国合同参謀本部議長は、北朝鮮がICBM級の弾道ミサイルを発射する等、我が国を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増す中、ハワイで日米韓参謀総長級会議を行いました。
概要は以下のとおりです。
吉田統合幕僚長は、ハワイのキャンプ・スミスで、マーク・A・ミリー米統合参謀本部議
長、キム・スンギョム韓国合同参謀本部議長との3者会議に参加しました。会議には、ジョン・C・アクイリ―ノ米インド太平洋軍司令官、ポール・J・ラカメラ国
連軍/米韓連合軍/在韓米軍司令官、リッキー・N・ラップ在日米軍/米第5空軍司令官も同席しました。会議においては、北朝鮮による地域を不安定化させる活動や、地域の平和と安定の維持に
向けた日米韓3カ国の協力強化の機会など、地域の安全保障上の課題について議論が行われました。ミリー米統合参謀本部議長は、日本と韓国を防衛するという米国による強固なコミットメントを再確認しました。会議が行われている中、北朝鮮は全会一致で承認された国連安全保障理事会決議に違反す
るICBM級の弾道ミサイルを発射しました。3者は状況を注視しながら、朝鮮半島と地域の安全保障を強化するため、2国間及び3国間により採り得る方策について、リアルタイムで議論しました。3者は、北朝鮮による明白な脅威に対する3国間のコミットメントの重要性を強調させる、北朝鮮の挑発的な行動を非難しました。
日米同盟及び米韓同盟は、地域の平和と安定を維持し、自由で開かれたインド太平洋を実
出典:統 合 幕 僚 監 部 報 道 発 表 資 料 日米韓参謀総長級会議について
現するために必要不可欠です。
バカじゃない?幕僚監部。
一人一人の幹部さんはしっかりした頭脳を持っているのかもしれないけど、組織としては完全にアメリカの下請けだよね?
日米同盟や米韓同盟を必要不可欠って・・
基本的に、国家の独立を諦めた発想。
日米同盟の”頸木”を加味しても・・不安になるよな。
アメリカの狙いは極東の軍事バランス不均衡。
日米韓の協力確認なんて、戦場の”予約”作業。
特にアメリカが意図してんのは日本の属国支配継続だもんな~。
やっぱりアメリカの狙いって戦争ビジネスと属国支配なの?
それがな~
↓7月11日に吉田統合幕僚長と会議したミリーとか言うオシャベリが、わざわざ日本のメディアをおびき寄せて20日にミッションを暴露しているんだから驚きだよな。
アメリカ合衆国:火種をばら撒く悪魔のような国家
先日記事ではバイデンさんのボケ発言を取り上げたところなのに、今回はミリー統合参謀本部議長による有事煽りの発言。
アメリカって、本当に戦争が大好きみたいだね!
<特報>米多領域部隊の日本展開期待 米軍トップインタビュー 中国対応を念頭
【ワシントン=坂本一之】米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は20日、産経新聞などとのインタビューに応じ、自衛隊の役割について「台湾だけでなく、太平洋のあらゆる有事で重要だ」と述べ、日本周辺にとどまらない広い地域での対処で日本との連携を重視していく考えを示した。中国などの脅威に対抗するため、複合的な作戦能力を持つ「マルチドメイン・タスクフォース(MDTF=多領域部隊)」の日本を含めたアジア展開が実現することに期待を示した。統合参謀本部議長が日本メディアのインタビューに応じるのは異例。(~中略~)
核・ミサイル開発を進める北朝鮮については、「脅威は非常に現実的だ」と強調。朝鮮半島は「世界でも常に高い即応態勢でいなければならない場所の一つ」であり、状況次第では「数日で戦争状態に陥る可能性がある地域だ」と、軍事的緊張が一気に高まることへの懸念を示した。
北朝鮮が12日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」を発射したことに関しては、米国を射程に収めて攻撃することが可能なミサイルの「非常に重要なテストだった」と指摘。「明白な挑発行為だ」と非難した。(以下略)
産経新聞(2023/7/21配信記事)
ミリー米国統合参謀本部議長が”異例”のインタビューに応じ、
- 「(北のミサイルについて)脅威は非常に現実的だ」
- 「(朝鮮半島は)世界でも常に高い即応態勢でいなければならない場所の一つ」
- 「(朝鮮半島は)数日で戦争状態に陥る可能性がある地域だ」
↑発言(シナリオ発表)をしたようです。
アメリカの制服組トップがこの分析なら、日韓は可及的速やかに核武装すべきです。
さらに、同盟国の”名”に偽りがないのなら、アメリカはNPTやIAEAに事情説明し、日韓の核開発の必要性をアピールすべきでしょ?
万が一にも、同盟国たるアメリカが日韓の核武装化を妨げ、日韓の世論を非核化へと誘導し、NPTやIAEAを差し向け核エネルギーの平和利用にすら難癖をつける様なら、「アメリカは日韓の安全保障を道具に使って戦争ビジネスをやっている」と詰問されても反論できなくなりますよ!
ま、ウクライナを見ていれば一目瞭然の様に、アメリカは戦争をつくり出し戦争ビジネスで大儲けした事はあっても、他国を守った事なんか一度もない国家ですから、そんな野蛮な国との口約束を確認し合ったり、共闘しようと思う事自体・・
- 「バカなのです!!」
- 「愚かなのです!!」
そもそも論:北朝鮮の核保有は2006年10月9日です!
3カ国で参謀本部議長会議をやった人物が、たった10日後にメディア向けには戦争を煽り散らかす喜劇。
確か、『北朝鮮の核武装化(事実上の核保有国宣言)』は、日米同盟が機能していた2006年10月9日。
タヌの記憶の中にある、アメリカ側から日本側への説明は↓こんな感じでしたが・・
- 「アメリカと日本は同盟国」
- 「日本の安全保障にアメリカは全力でコミットメントしている」
- 「北朝鮮の核保有は絶対に阻止する」
- 「俺達を信頼し、俺達に任せておいてくれ」
ふたを開けてみれば、怒涛の勢いで北の核武装が達成されてしまいましたね。
あれから17年。
日本は未だに核保有を実現しておらず、南朝鮮と北朝鮮の関係性もわざわざ『休戦』扱い。
おやおや?
むしろ日米同盟・米韓同盟がしっかりと機能していたからこそ、北の核武装は見逃され、日韓の核保有が妨害され続けたように思えるのは、当サイト住人にしか感じられない固有の錯覚なのでしょうか??
まさかね~?
当サイト住人は、野性味あふれる原始的な思考回路を持っていますので”口約束”(日米安保)など微塵も信じちゃいませんし、最大戦力(核兵器)こそ最大抑止と思っていますから、日米同盟やミリーさんの発言に込められた悪だくみ(シナリオ)などは・・
「フムフム・・アメリカは、日韓から武力を取り上げ北やシナが攻め込みやすい戦場をつくり出しているんだな・・」
と、単純明快にお見通し。
もちろん、「日米同盟は堅固で頼もしい♥」と感じる人たちの自由意思を踏みにじるつもりもありませんし、ミリー発言にしても「日韓の安全保障を心配してくれる善意の言葉だ♥」と思える方の花の色に文句をつけるつもりもありません。
が!
世に起こるすべての事象の”真理”は、歴史(実際の出来事)にこそ内在すると思っている者からすれば、(要らぬお節介かもしれませんが)「口先より、実績こそを重視しようよ」って、助言したくもなるのです。
戦争ビジネス要警戒
ウクライナの”次”は、中東が先か極東が先か?
友好や和平や同盟を謳いながら、平気で世界各地に戦争の火種を振りまくアメリカ合衆国。
特に、ウォール街の金融業者や軍産複合体・ネオコン勢に支配されたような米政権時代は
『警戒レベルMAX』です。
【次の戦場?:イスラエル対イラン】
まとめ
偽りの恋人同士が愛を確認し合うかの如き日米韓参謀総長級会議(報告)などを盲信することなく、現実こそを直視し『国家の独立』『早期核武装』を達成させなければなりません。
私たち日本国民は、何かと腰抜けには定評のある偽装保守軍団(自民党)を見限るのは当然として、国民世論を代弁できる国会議員を育て上げる為にも、声を大にして支配の根源である米民主党や英米の金融業者を名指しで非難し続けるべきなのです。
- 「(1944年9月18日)日本への核使用を決定させたのはお前らだ!」
- 「今尚、日本を属国固定化するのもお前らだ!」
- 「ウクライナを戦場にしたのもお前らだ!」
- 「半島有事・台湾有事・尖閣有事・イラン有事・・次の”有事”を煽っているのもお前らだ!」
とね。
おしまい。