画像説明:【あれもダメ・これもダメ】それを決定するのは、いつだってワ・タ・シ・♥
自衛隊・・大丈夫?:過度なポリコレ配慮は”国防”そのものを破壊する
国家防衛戦略
Ⅷ 防衛力の中核である自衛隊員の能力を発揮するための基盤の強化
防衛力の中核は自衛隊員である。防衛力の抜本的強化を実現するに当たっては、自衛官の定員は増やさずに必要な人員を確保するとともに、自衛隊員には、これまで以上の知識・技能・経験が求められているほか、偽情報等に惑わされない素養を身に着ける必要が生じていることも踏まえつつ、全ての隊員が高い士気と誇りを持ちながら、個々の能力を発揮できる環境を整備する必要がある。生活・勤務環境の改善、処遇の向上、栄典・礼遇に関する施策の推進、自衛隊員の家族や関係団体等との連携を含めた家族支援の拡充、人事管理の柔軟化等を通じた女性隊員が更に活躍できる環境醸成、ワークライフバランスの推進、若年で退職する自衛官の再就職支援の充実等に引き続き取り組む。特に、高い即応性、長期の任務、社会と隔絶された厳しい環境での勤務を求められる隊員には一定の配慮が必要である。また、ハラスメントは人の組織である自衛隊の根幹を揺るがすものであることを各自衛隊員が改めて認識し、ハラスメントを一切許容しない組織環境を構築する。これらの取組は、中途退職による戦力低下を防止するだけでなく、有為な人材を確保するためにも重要である。(一部抜粋)
出典:防衛省・自衛隊HP
世界中のどのような組織であろうとも、それなりの大所帯ともなれば一定の割合で(ハラスメント認定のネタとなる)誤解・対立・衝突が生じるものです。
ましてや、先人たちが長い年月をかけ区別していたいわゆる男職場・女職場に、場違いなほど異性が入り込めば様々な問題が出てくることは必然。
さらにさらに、アメリカなど移民文化・ポリコレ精神が進んだ国家では、ここに人種・言語・宗教・性的指向の相違がプラスされてくるのですから、残念ながら「ハラスメントを一切許容しない組織環境を構築する」など絶対に実現不可能と知るべきでしょう。
雑談:過度な女性保護やパワハラ抑止は、利権・破壊工作の可能性も・・
「ハラスメントを一切許容しない組織環境を構築する」とか無理に決まってんじゃん。
まるで、NHK会長が「NHK職員から逮捕者を出さない(キリッ)」って言ってるようなものだね。
それを言うなら、放送業界が「偏向報道・プロパガンダを一切許容しない組織環境を構築する(キリッ)」って答えの方がしっくりこない?
PPP。
どっちも正解だよ!
って、それくらい不可能な事を宣言してんだよな~自衛隊は。
でも、そう宣言したい防衛省(自衛隊)側の気持ちも理解出来るわよ。
国民向けに国防の要としてきちっとした印象を持ってもらいたいんじゃないのかしら?
(不祥事が世間で話題となっているだけに・・)
善意だけで語ればな。
しかし、その善意(悪を許さない・見逃さない)を拗らせた結果、世界の軍隊が今どうなってるか知ってるか?
特にアメリカの軍隊はとんでもない事になっているんだぜ。
例えば?
例えばこれさ。
(BBCNEWSjapan 2017年7月27日配信記事「トランプ米大統領 トランスジェンダーの軍入隊禁止を表明」)
オバマ政権時代解禁されたトランスジェンダー入隊の流れを、トランプ大統領が阻止した事を伝える内容。
米軍はトランスジェンダーが軍にいることによる、とてつもない医療コストや混乱という負担を負うことはできない!(2017年7月26日)
これをバイデンさんはどうしちゃったの?
もちろんトランスジェンダー入隊解禁さ!
(BBCNEWSjapan 2021年1月26日配信記事「バイデン氏、トランスジェンダーの米軍入隊禁止を撤回 トランプ氏の決定覆す」)
『トランスジェンダーの米軍入隊を禁じたトランプ前大統領の措置を取り消す大統領令』に署名しといたからね!(2021年1月25日)
今後、トランスジェンダー軍人が、性自認を理由に除隊や分離される可能性はなくなる。
バイデン大統領は「性自認が軍務の障壁などもってのほか、アメリカの強さは多様性の中にこそある」・・とおっしゃっています。キリッ
政治的な思惑はともかく、軍内部での評判はどうなの?
大不評。
特に多数派の白人男性隊員、それに退役将校はお怒りMAX。
2021年5月11日に124人の米軍退役将軍が、バイデン政権に対する公開書簡を出しているんだが、↓の日本語訳のリンク見てみ。
(外部リンク⇒年金フルをエンジョイしよう(様)「【重要】米軍の退役将軍124人が米国の危機を問う公開書簡を発行【全文和訳付き】」)
書簡ではアメリカの
- 不正選挙
- マルクスレーニン主義の浸透
- シナとの癒着
- 国家分断を呼びこむポリコレゴリ押し
などにも警鐘が鳴らされているぜ。
focus on war fighting, eliminate the corrosive infusion of Political Correctness into our military which damages morale and war fighting cohesion.
- 戦争に集中しろ!
- ポリコレが軍にまで浸透してるぞ!
- 士気の低下が軍の結束を損なうことを無くせ!
↑米退役将軍が言ってるポリコレの中に、差別・人権・性・ハラスメントなどが入り込んでいるんだ~。
そういう事。
どこの組織にもある些細な衝突やハラスメントを、ことさら倫理感強めにジャッジする訳よ。
そうすると組織の上層部は(日本の官僚の様に)事なかれ主義を拗らせ、はいそうですか、それなら「ハラスメントを一切許容しない組織環境を構築する」とでも言っておきましょかと、言葉だけが独り歩き。
結果、現場は規制や監視がガチガチにされ、かえって無用の混乱・対立を呼び込んじゃうってわけよ。
いわゆる「文化戦争」の最先端を独走しているのがアメリカ(米軍)って訳ね。
でな、論点はここからよ。
実はアメリカは、NATO軍や日本の自衛隊に対しても女性保護・人権保護・”性”の保護をふくむポリコレ精神を持ち込もうとしているって噂があるんだ。
アメリカといえば・・
先のLGBT法に米国エマニュエル大使が暗躍していた事は記憶に新しいよね~。
まさかこれと同じ力学が世界中に?
今はロシアが敵役だろ?
だから各国ともに、国内問題への監視・警戒はガラガラ。
アメリカは、同盟国にウクライナ負担を押し付け戦争ビジネスに驀進中、おまけにNWO勢力が推進するポリコレ商売の広報まで請け負っているって寸法。
この邪な企てが、日本に上陸していないと言い切れるか?
今回の不自然過ぎる「ハラスメントを一切許容しない組織環境を構築する」も、今後のポリコレ(LGBT理解推進)圧力・文化戦争への地ならしに思えてこないか?
実際、お堅いイメージのある自衛隊だからこそ、世間からより厳しい目線が向けられるわけだから言論弾圧・思想弾圧の宣伝役としてピッタリなんだろうね。
参考:外部リンク⇒【AFP BB news2023年8月20日配信記事「同性愛者は「正常ではない」 陸軍将校の差別発言が物議 イタリア」】
わわわわ・・
- すべて差別認定
- すべてセクハラ認定
- すべてハラスメント認定
あり得る~
『防衛省と自衛隊でのハラスメントに関する特別防衛監察』とか
『防衛省設置・有識者会議が18日、ハラスメント防止策の提言発表』とか
『自衛隊全職員・隊員から合計1325件のハラスメント被害申し出があった』とか
↑このような煽りに引っかかった国民が騒ぎ出し、安易な監視・規制強化を容認しちゃったら、自衛隊員は国防現場ではなく『日常的ポリコレ圧力』で疲弊しきって、今の米軍の様に有事に使い物にならなくなってしまいます。
以上、
(ハラスメント認定のネタとなる)誤解・対立・衝突などは世界中どこの組織にも存在しています。
組織ごとのハラスメント割合を比較する場合、人の数(構成人数比)に準じ相対的に語るべきで、そういった意味で言えば、個人的には、全国の教職員とか弁護士とか報道界隈とか議員連中とかを「自衛隊と同じ物差しで測ってみたい」と思ったりしていますし、ポリコレの故郷では皮肉な事に内戦規模の「文化戦争」真っ最中ですので、そもそも論として「バカな同盟国の真似事は無用」・・と、一刀両断しておきたく御座候。(バッサリ)
PS:「自衛官の皆様、国民側は国防現場に過度なポリコレを持ち込ませないよう努力しますので、國の護りをよろしくお願いいたしま~~す♥」(タヌキより)
おしまい。