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水産物輸出額トップの・・ホタテの話題

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なぜホタテだけ?

「ホタテを1人年5粒食べて」 農水相が国民に異例の呼びかけ

ホタテを1人5粒食べて――。宮下一郎農林水産相は29日の会見で、こう呼びかけた。東京電力福島第一原発の処理水放出で、中国と香港が日本の水産物の輸入規制を強化。影響の大きい北海道などのホタテについて、国内での消費を促して水産業者の被害を最小限にとどめるねらいだ。(~中略~)

国内消費の課題について、宮下氏は「大量に輸出していたものがスムーズに国内で流通できるかどうか。レストランまで安定供給できないと、メニューがつくれない」と述べ、流通体制の強化にも力を入れる考えを示した。

 22年の水産物の輸出額は3873億円。トップが中国の871億円で、このうちホタテが467億円を占めた。2位の香港も755億円のうちホタテが約140億円だった。(加藤裕則)

朝日新聞digital(2023年9月30日配信記事)

農水相が国民向けに「ホタテを1人年5粒食べて」って・・

ちょっと無責任すぎやしませんかねぇ~?

傀儡政権のピエロ役程度では思い切った正論を吐けなかったのでしょうが、国民向けには↓の様に宣言してほしかったものです。

  • 「国民の購買意欲を高めるための減税をやります」
  • 「公共事業を拡大し国民所得(実質賃金)上昇を促します」
  • 「国防安全保障の観点から農林水産品全般の自給自足体制を強化します」
  • 「個人経営を中心とした農林畜産業者や漁業関係者に対する所得補償・国家(地方自治体)買い取り制を強化します」
  • 「他国による万が一の『言いがかり的輸入規制』に即応できるようサプライチェーンの見直しを進めます」

「だからホタテを含むすべての農林水産業者を応援してください」・・と。

悪いネズミ
悪いネズミ

「ホタテを1人年5粒食べて」より、絶対こっちが正論だよね!

不可解な支援の行き先

なぜ農水相自らが「ホタテを1人年5粒食べて」と国民に呼びかけるのか?

岸田政権:遺伝子組み換えもOK・ゲノムもOK・危険視される農薬除草剤もOK・・ただし米農家や漁師さんは救いません!

それはホタテが日本産として海外に輸出される水産物の中でもひと際目玉商品である事に起因しています。(主要取引先がシナである事もセット)

緊急支援の根拠として一般的に語られている「処理水海洋放出に伴う、シナによる日本産水産物の輸入停止を受けて」は、表向きの理由に思えてならないのです。

【疑惑】

岸田政権では特に、各種政府支援の行き先が

  • 外国人(特にシナ人)の欲求を満たす分野とそうでない分野・・・・・・・
  • 外資を受け入れたか受け入れそうな分野とそうでない分野・・・・・・・

ってな具合に、裏側で色分けされている疑惑があるのです。

その証拠に、農林水産関係の話題については過去記事でも紹介していますが、最近の政府政策のトレンドと言えば、内需を賄う食料自給率に直結する稲作や畜産分野ほど(輸出関連分野と大違いで)徹底放置。

例えどれほど燃料代が高騰しようが、肥料・エサ代が高騰しようが、ほぼ何らの支援策も打ちだしてはいないのです。

食料危機:農業崩壊を誘発する自公政権のたくらみ
「食を守れ!」日本からコメ農家が居なくなる近未来はすぐそこまで。選挙で大勝した自公政権は外資と結託し日本の国富を売りさばいています。中小企業保護とともに「農業分野の保護」は国防安全保障に直結する喫緊の課題です。
「もう農業が出来ない・・」:TSMCと熊本の農家の現状
放棄される農地、外資に買われる農地。自公政権によって作為的に失われる農業文化と食料安全保障。現役の農家が悲惨な現状を伝えています。「農業が儲かる事が悪い事でしょうか?」食の安定供給と安全を支えてくれる日本人のお百姓さんを応援しましょう!

我が国政府は長年『国の借金話』を言い訳に、主に国内消費を賄う分野ほど捨て置き、個人規模の農林水産業者には「ぬるま湯根性むき出しで補助金をあてにするな」「経営困難なら法人化しろ」「外資を受け入れろ」と、鼻息荒く”廃業恫喝”を加えていました。

この点については、タヌキ家は身に染みるほどの実体験を味合わされたので断言させていただきたく思うのです。

タヌキ家のミカン「一度食べればあら不思議♥市販なんて農薬・ワックス臭くて食べられなくなりますよ」(数年前に撮影)
タヌキ
タヌキ

タヌキ家は元ミカン農家。

アメリカからの対日恫喝(1988年~)『牛肉オレンジ自由化』の余波で結局廃業に追い込まれたけど、時の農水相は俺達に何にも言ってくれなかったし、国からの補助金も全く無かったよな~。

(同じ国民なのに・・)

嫡男:スラ
嫡男:スラ

国や政治家は、ミカン農家や畜産業者に何て言って説得していたの?

タヌキ
タヌキ

「ほぼ影響はない」って説明していたな。

当時、大手メディアでは「自動車産業を守るため必要な外交取引」「消費者にとっては安くて美味しいアメリカ産牛肉・オレンジが輸入されるので利益は大きいし、国産品も価格が下がるはず」と、プロパガンダがすごかった記憶があるよ。

悪いネズミ
悪いネズミ

TPPの時と同じで、めちゃくちゃ無責任だね。

政治もメディアも。

タヌキ
タヌキ

でだ、そんな政府が「ホタテを1人年5粒食べて」とともに、緊急対策としてホタテ分野に200億円規模を別枠で追加支援だろ?

時代が違うとはいえ、「何か裏でもあるんじゃないか?」と勘繰っちゃうわけよ。

妻
  • 「あっちは潰します」
  • 「こっちは支援します」

やっぱり、内需冷遇・輸出厚遇とともに外資厚遇の方針でもあるのかしら?

コオロギが農業と呼ばれる時代

対米ポチとして誉れ高き岸田政権は、恒久的な食料自給率UPに繋がる政策には消極的でも、コオロギ推しに代表される国際的な詐欺については巨額の補助金をつけ、国民に「お前たちは貧乏だろ?」「虫でも食っとけ」と昆虫食をゴリ押し。

コオロギって”G”そっくり:本能から答えを導き出そう!
ま、常識人だったら「コオロギ食べますか?」な~んて聞かれても、返す答えは一択でしょ?不自然に煽られる昆虫食。もちろん助成金は膨大。【ショックドクトリン】戦争も、ワクチンも、昆虫食も、ショックを利用した世界規模のビジネスなのかもね。

おまけに農林水産業全般についても

  • 「外資でも農地収得OKだよ~ん♥」
  • 「遊休農地(耕作放棄)対策でソーラーパネル設置もOKだよ~ん♥」
  • 「漁業権も転売OK(もちろん外資の購入もOK)だよ~ん♥」

と、敵国や外資から見ればパラダイス、国民目線から言えば大改悪を平然と繰り返しているのですから・・そんな政権の農水相が「ホタテを1人年5粒食べて」とほざいたところで、

当サイトからすれば

  • 「は?心配なのはホタテだけかよ??」
  • 「農林水産業全体を活性化させなくてどうする!」

と、ツッコミを入れたくもなるのです。

今救うべきは、個人規模の農林水産業者です

「ホタテ」に代表される商品産物(作物)全般は、仮に「それ」が無くなったとしても(栄養素的にも)代用は容易ですが、米・麦・大豆・卵・牛乳・魚介類・肉類等、食料の主要品目についてはそうはいきません。

必ずやって来る紛争・災害に備えるためにも、あるいは国際的食料詐欺や(今回のシナの様な)外交カードへの対策としても、食料自給率は高めておかねばなりません。

だからこそ、農林水産業に関し支援・救済の優先順位をつけるとするなら、

輸出関連分野<<<食料自給率を高める国内消費分野なのです。

特に重要なのは、

  • 個人・小規模の米農家さん
  • 個人・小規模の漁師さん
  • 個人・小規模の内需向け野菜農家さん
  • 個人・小規模の畜産(酪農)家さん

↑に対する即効性のある支援・救済です。

今、農林水産業に携わる『お百姓さん』『漁師さん』『畜産家さん』の多くは、「食べていけないから」と子や孫に世代交代する事もあきらめ、廃業一歩手前まで追い込まれています。

おまけに、恒久的な食料の供給源となる水田・畑地・漁場・牧場は、一旦生産を放棄してしまえば復旧させることは大変困難。

だからこそ当サイトは、「ホタテ支援は大いに結構、その勢いで『お百姓さん』『漁師さん』『畜産家さん』支援・救済しようよと訴えたいのです。

嫡男:スラ
嫡男:スラ

みなさ~ん。

間違っても

  • 「世界はサプライチェーンで繋がっている」
  • 「外国産の方が安くていいじゃない」
  • 「農林水産業者への支援・救済は競争原理に反する甘えた行為」
  • 「何があろうと国際的な自由貿易に口出しすべきでは無い」

いかにもグローバリストや維新の連中が語りそうな↑詐欺に引っかからないでね!

悪いネズミ
悪いネズミ

(((uдu*)ゥンゥンうん

そんな甘っちょろい与太話信じてたんじゃ~、安心安全な食料自給は出来なくなっちゃうもんね。

騙されちゃ~ダメだよ♥

妻

今こそ、ギリギリで踏み止まってくれている農林水産業のみなさんを積極的に支援・救済しなくちゃね!

タヌキ
タヌキ

国会議員がすべて消滅しても国家はびくともしないが、『お百姓さん』『漁師さん』『畜産家さん』がいなくなったら亡国は必死。

彼らは国の宝

日々、農林水産業に従事してくれているみなさんに感謝しなくちゃな♥

以上、

  • 偶発的な自然災害
  • サプライチェーンの崩壊
  • 金融寡頭勢力の描くスケジュール

”有事”は必ずやってきます。

常日頃から食の安定供給(自給率維持)を疎かにすることなく、外交・国防安全保障分野を見据えた総合的な農林水産業を考えてまいりましょう!

おしまい。