画像説明:【ハイハイ、君たちは向こうのバス停へどうぞ♥】迷子を道案内するケモノ衆の図
あっちのバス運転手が”こっちのバス”に乗り込んできた!・・ん??
シナは9月16日、TPPへの加入を正式申請したそうです。
確か一路一帯だのAIIBだのと景気の良い大風呂敷を披露していたはずなのですが・・なぜか米が抜け、日本が主導権を握る経済連携協定に「ぼくちんも入れて」と、媚びてきましたね。
いったい何が狙いなのでしょうか?(クスクス)
台湾もTPP加入申請へ
台湾、TPP加盟申請を発表 中国反発でも加入に強い意欲
【台北=中村裕】台湾当局は23日、環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟に向け、正式に申請手続きを行ったと発表した。同日午前、記者会見を開き、行政院(内閣)の報道官が明らかにした。加盟申請は22日午後に行った。中国の強い反発が予想されるなか、TPP加盟に強い意欲をみせた。
TPPを巡っては、中国が16日に加盟申請を行ったことを公表したばかりだ。台湾として中国に加盟申請で大きく遅れれば、加盟が困難になるとみて申請手続きを急いだ。台湾の通商交渉トップである鄧振中・政務委員(無任所大臣に相当)は会見で、「中国はいつも、台湾の国際社会との連携を阻もうとしてきた。もし中国が先にTPPに加盟してしまえば、台湾のTPP参加は不利になることが予想された」と述べた。
そのうえで、鄧氏は「台湾のTPP参加は、台湾の利益と経済発展のために行うものだ。中国の反対があっても、それは彼らの問題だ」などと切り捨て、強い不満を表明した。さらに「TPP加盟国は、台湾の貿易総額の24%以上を占める。今年、(閣僚級会合のTPP委員会の)議長国である日本とは非常に緊密な関係にあり、今こそ加盟すべき時が来た」と語った。
蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は、2016年の就任時からTPP加盟を悲願としてきた。台湾経済は中国に大きく依存している。台湾からの輸出は4割強を中国が占める。
統一圧力を強める中国からの脱却を急ぐには、TPPに加盟し、中国への経済依存度を引き下げる必要があると判断した。
ただ中国は、中国大陸と台湾は1つの国に属するという「一つの中国」を唱えている。台湾のTPP加盟には強硬に反対する姿勢だ。(以下略)
日本経済新聞(2021/9/23配信記事)
そしてこちらの台湾もシナに遅れる事約1週間、TPPへの加入を正式に申請してきました。
奇しくも同20日には「蔡・高市」両氏のウェブ会談が実現したばかりで、その中でも台湾のTPP加入への後押しが蔡氏側から語られていましたね。(過去記事参照)
新聞記事にもある様に、台湾としてはシナが加入した後のTPPへの新規参入は困難とみており、比較的台湾に融和的な日本が議長国である内に加入を達成しておきたいとする思惑が働いているようです。
シナ、台湾、ともにTPP加盟11カ国の話し合いによって正式加入の是非が話し合われます。(新規加入は加盟国全会一致の賛成が条件)
蔡氏「石の上にも5年!」・・タヌキ「もう少し脱シナが必要ですよ」
蔡氏は9月23日、自身のTwitter記事で私たち日本国民に向かってTPP加入の後押しを願い出ています。
㊙蔡総統、もう少しだけ国内整備を進めておいてください。日本もスパイ防止法がまだなので・・
雑談
シナは外~台湾は内~
そうね~、シナは絶対に入れるべきでないけど、台湾は親日国家だし歓迎してもいいんじゃないのかしら?
台湾なら信用できるし、自由主義国家だし、パイナップル旨いし、峮峮かわいいし・・是非加入してほしいよね♥
と~~~っても残念だけど、シナはもちろん台湾でさえTPPに加入させちゃだめだぜ!
え?なんでダメなの??
蔡さん自身も高市さんや日本国民に頼んでいたじゃん!
新聞よく見てみな。
台湾はその取引先を4割もシナに依存しているんだぜ。
さらに台湾のメディア業界、大企業のほとんどはシナ資本によって篭絡済みなのさ。
・・って事は、油断して台湾をTPPに加入させてしまうと外側は台湾企業、だけど中身は中共って企業を日本に引き入れる結果を招き、様々な技術を盗ませる隙を作ったり、中小企業だって乗っ取らせてしまう危険性を高めてしまうんだよ。
だから残念だけどTPPでなくとも経済協定には台湾は参加させられないのさ。(もちろん他のTPP加盟国家からも反発は必至)
あがががが・・ほ、本当に?
じゃ~日本は台湾を見殺しにするの?
いやいや、そんなことは無いぜ。
台湾の国としての地位をしっかり認め、様々な国際機関への加入を後押ししたり、国交を正式に回復したり、国防安全保障面での連帯を高めたりすることは大いにやっていかなきゃな。
ただ、経済分野に限っては当面、台湾自身が脱シナ資本を達成してもらわないと手の組みようが無いのさ。
鴻海(台湾企業・実質シナ企業)傘下となったシャープの技術は、結局シナに奪わてちゃってるんだよ。
あ~~、そういうことか・・なるほどね~
シナの思惑
シナは米が主導する対支包囲網で外資(基軸通貨)が枯渇し、猛烈な資金不足にあえいでいます。そこに追い打ちをかけるように日本主導のTPP協定が肥大化すれば、シナの経済的勢力圏は今以上に縮小化していく事でしょう。
シナの焦りは恥も外聞もかなぐり捨てる『TPP加入申請』として現れ、世界的に進む対支包囲網に対し、「それ以上俺を追い込めばどうなるか分かってるだろうな~」と、各国にアピールしているようにもみえ、さらにタイミング的にも日本の次期総理候補を決める自民党総裁選の真っただ中に申請を叫ぶことによって、「日本の次期リーダーよ、俺を無視するんじゃね~ぞ」と、かまってちゃんアピールに余念が無いようなジタバタ感を印象付けているようです。
台湾の思惑
台湾についてはまさに悲壮感漂う日本への懇願。
国家全体がシナに飲み込まれる寸前で、国民の所得手段がすでにシナとの取引を無視していられないほどの依存度に達してしまっているため、たとえ国防安全保障面や民族の存続意義を訴えようにも、国民の多くがその日の生活苦を気にかけ、シナへの強硬的な政策のことごとくに反対をしている事もまた事実なのです。
思い返せば、2008年5月20日 ~2016年5月20日まで続いた馬英九時代は、何よりも台湾人自身の選択の結果産み出されていたのですから。
国家売却に立脚したかのような8年間の馬時代・・その間台湾国内ではシナの毒素が完全に行き渡り、その潮流は残念ながら李登輝総統のご遺志を引き継いだ蔡英文時代になったとて、抜本的な対策は施されてはいないのが現状なのです。
つまり、
大変残念ではありますが冷静に分析すれば、台湾はすでに「手遅れ」に近いほどシナによって国家全体が蝕まれているのです。
台湾から寄せられたSOS・・
今回の台湾のTPP加入申請は、このような国内事情の解決を他国(主に日本)へ懇願した結果とみるのが自然であり、日本は例えその意味を正確に見抜いたとしても悪戯に台湾に肩入れすべきでない事情(台湾自身の国内問題)を加味しておかねばならないはずなのです。
結局出発さえしていなかったバス
一路一帯やAIIBへの参加について・・
「バスに乗り遅れる」
「乗ってからルール作りを考えればいい」
・・などと煽っていた連中は、今息をしているのでしょうか?
一路一帯やAIIBが確かな経済連携協定に寄与するならば、主導国のシナはTPPなどの”別のバス”に乗り込もうとするわけがないのです。(大爆笑)
協定
協定とは、ある範囲で経済や安全保障を円滑に進める為に、国家間の協議によって取り決められたルールのこと。
- ルールを守れない国家
- ルールを守った実績が無い国家
- ルールを守る意思はあってもそれを監視するシステムを持たない国家
これらの国家は、残念ながら今後はどの様な国際協定にも参加させてもらえなくなるのです。
お馬鹿な金融や拝金主義者共が、
「世界のグローバル化は止められない」
「ビジネスに支障をきたす一切の取り決めは無効とすべきだ」
と、ルールの大幅改定を求めて来たり、ルールそのものを順守できない国家の”割り込み”を推奨しようとも、公然と無視すればいいのです。
まとめ
シナは、外資枯渇の悲鳴とただの存在感アピール。
台湾は、国家存亡の危機と国内事情の矛盾解決のSOS。
世界のグローバル化はすでに周回遅れの思想となっており・・グローバルを仕掛けたイギリスはEUから離脱し、アメリカはトランプ政権が企業の国内回帰を奨励しました。
世界は今、行き過ぎたグローバル化の波をむしろ軌道修正する方向へとシフトチェンジしています。
我が国の内情を端的に訳せば・・政治家の幾重にも遅れた世界情勢の分析能力と、政商の絶望的な経営感覚の鈍さが、あいも変わらず”シナの幻想”に化かされ続けているだけなのです。
私たち日本国民は、これ以上愚か者どもに付き合い続ける必要はありません。
政治家は投票で追い落とし、政商は適切な課税と設備投資減税などで上手にコントロールしていけばいいのです。
日本国に仇なす勢力は・・たたき出す、立ち入らせない、口出しさせない。
徹底してまいりましょう!
おしまい。
おまけ:TPPなどは・・やっぱり見直すべき
今、グローバル化は確実に破綻へと向かっています。
そもそも貿易とは、どのような言葉で取り繕ったところで勝ち組(貿易黒字)と負け組(貿易赤字)をつくるものなのです。
世界を股に掛ける政商の利益確保を最優先とする結果、国家ごとに優先されるべき産業体質や国防安全保障まで犠牲に捧げ、後戻りしにくくさせるのが『協定』の正体なのです。
- ヒト
- モノ
- 資本
これらの移動が自由になればなるほど、国家や共同体はその存続意義を薄め、文化や伝統は多文化との共生を言い訳に置き去りにされてしまう事でしょう。
歴史も短く、そもそも混血が進みすぎた国家なら、今更グローバル化を気にかける必要性もないでしょうが、我が国は2000年を超える国家の歴史を有し、ほぼ単一の敷島(日本)DNAを引き継いでいる事が日本の文化伝統の根幹を担ってきています。
それは善悪とか民族の優位性とかの『観念』で述べられる分野では無く、歴然とした『伝統』に基づいた事実への単純認識によって導き出される『解』なのです。
思い起こせば2012年の第2次安倍政権誕生の前後、TPP協定は国内で多くの反発運動が展開されていました。
一部元官僚や経済評論家などから揶揄する様に・・
「ねえ、TPP結ぶと日本が終わるなんて言ってた人達・・今息してる?ねえねえ??」
・・な~んてこれ見よがしに煽る声が聞かれていますが、騙されないでくださいね!
TPP協定自体、当初の構想とは全く別の中身となっており、当時の日本(甘利氏)の一歩も引かない姿勢にアメリカが離脱を申し出る結果となり、今の(それでも有害ですが)ギリギリ飲めそうな協定へと落ち着いているのです。
2012年時にTPPを危険視した民衆からの声があったからこそ、協定は修正されていったのです。
それに言及もせず、ただ「息してる~」なんて言ってのける勢力は、民主主義の実践を殊更茶化すことで小銭を得ようとする卑屈な集団と捉えておけば事足りるのですから・・
私たち日本人は今後とも引き継いだ伝統や文化を守っていくためにも、
- 予定されるRCEP協定について
- TPPへの新規加入話について
慎重に、したたかに、『注視』しておかねばならないのです。
軍事同盟にしろ、経済協定にしろ、一番堅固となり得るスタイルは二国間の合意です。
それぞれの国のかゆい部分に手が届くし、直談判で流動的に合意にこぎ着けやすいですよね。
ではなぜ多国間協定にするかって?・・それは特定の獲物を抜け出させないようにする為の”罠”だからなんですよ!
対支包囲網とかは後出しの口実。
シナや南朝鮮が加盟するRCEP結ぶ国家が何言ってんのって事なんです。
現にシナと明確に敵対しているインドはRCEP協定から離脱しているでしょ!
【RCEPの問題点】
現在およそ地球上にある多国間経済協定の正体は、それぞれの国家ごとに最優先しなければならない事情を無視した『政商の利権確保』の口実として機能しているのです。
ですから、シナや台湾が加入を目指してやまない”TPP協定”についても・・日本の悠久の国家観に立脚すれば見直し・脱退が求められて然るべきなのです。
・・ってことで、われわれ日本人は国境を低く設定しようと企むいかなる勢力の『甘言』にも耳を貸してはならない。そう思いませんか?