1次ソースの重要性:プーチン大統領・ウクライナ東部4州の併合を宣言
ロシアは実効支配を進めるウクライナ南東部4州に対し、2022年9月30日「併合」を宣言しました。
これによりウクライナ戦争は、新たな局面に突入した事になります。
プーチン氏、ウクライナ「4州併合」を宣言
ロシアのプーチン大統領は30日、大統領府で演説し、ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州、南部のヘルソン州とザポロジエ州をロシアに併合する「条約」に調印すると宣言した。露軍が占領した地域を「ロシア領土」として既成事実化し、ウクライナに奪還を断念させようとの思惑がある。
ロシアによるウクライナ領の併合は2014年の南部クリミア半島に続き2回目。米欧諸国は併合を認めず、追加対露制裁を発動する方針。ロシアと米欧の対立がさらに先鋭化するとみられる。(~中略~)
ロシアは4州で23~27日、ロシアへの編入の是非を問う「住民投票」を強行。結果は賛成多数だったと主張し、併合の正当化を図っている。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は29日のビデオ声明で、ロシアがもたらす死と破壊をとめる「唯一の方法は解放だ」とし、反攻を続ける意思を表明した。30日に国家安全保障防衛会議の緊急会合を開催し、対露方針を改めて明確化する。
バイデン米大統領も29日、ロシアの4州併合について「決して認めない」と表明。「住民投票」についても「完全なでっち上げ」と非難した。
産経新聞(2022/9/30配信記事)
日本のメディアにしては↓珍しい事に、プーチン大統領による4州併合宣言を同時通訳で配信してくれています。
【ご注意!】今後、配信元によって動画が削除されるかもしれません。
早めのご視聴を!
【動画削除に備えて】
プーチン大統領による併合宣言の1次ソースは(外部リンク⇒「ロシア大統領HP」)にあります。
映像の完全版ではありますが、同時通訳及び、文章による日本語文字起こしがありません。
(ご注意!:HP訪問は自己責任でお願いしますね)
ロシアはブーメラン発言ばかり・・でも本当の事も言っている!
なんか、すごく大切な事をプーチンさんは言ってるみたいなんだけど・・
- 長いし
- ロシア語だし
- 通訳がたどたどしいし
バイアスなく、要点だけをまとめたような動画って無いの?
大手メディアによる解説付きの奴は、余計なバイアスかかっててほぼ全滅な!
ただ・・YouTube動画での賢者からのツッコミは存在してんだよ。
↓に「もぎせかチャンネル」を貼り付けておくから、みなさんも興味がありましたら覗いてみてね!
YouTube動画・『もぎせかチャンネル』様
素晴らしい動画を届けていただいてありがとう。
みなさん、チャンネル登録&高評価よろしくね!
注:茂木 誠(もぎ まこと)氏についての説明は(外部リンク⇒「もぎせか資料館」)へお越しください。
茂木氏は、ロシア側の言い訳には容赦のないツッコミを加えつつも、世界に戦乱をまき散らす「グローバリストの策謀」については・・
「その通~~り!」
・・と、
素直にその存在を認めています。
プーチン氏の演説の全編をご視聴した方はお判りでしょうが、日本国内の大手メディアから垂れ流される一方的な情報に触れていては永遠に理解できないであろう、本当の『ウクライナ情勢』。
↑の2つの動画、是非、ご視聴のほどを。
ただし・・
茂木氏の「(動画内)ロシアに対する認識の一部」は、たぶんですけど間違えています。
国際金融資本が作り上げた人造国家のソ連と、原罪を否定するロシア正教徒たちの国家ロシアを微妙に混同しているようです。
動画コメント欄にも”それ”を指摘する書き込みもあります。併せてごらんになってみて下さい。
併合宣言:当サイトからの雑感・予測
詳しい解説を心掛けようとすると、事が事だけに長文となりそうなので、あえて箇条書きでまとめておきたいと思います。
- ロシア国民がプーチン大統領へ寄せる支持率は80%以上
- ロシア国民は、ウクライナ紛争の首謀者が英米の金融寡頭勢力である事を知っている
- ロシア国民は、ウクライナ・マイダン革命&ロシア系住民虐殺の首謀者が英米の金融寡頭勢力である事を知っている
- 今回、併合宣言が出された地域はほぼロシア語圏内
- (善悪論は抜きに)国境線を敷くには地理的にも言語文化的にも最適
- (正当性&信憑性は抜きに)住民投票結果は併合を選択している
- (戦争の長期化を防ぎたいなら)停戦交渉には最良のタイミングである
- (戦争の長期化を望むのなら)徹底抗戦を呼びかけたいタイミングである
- ~予測(シナリオ)~
- ロシア・ウクライナ両国民は停戦を望んでいるが、英米の金融寡頭勢力の妨害により長期化は既定路線となっている
- 世界同時物価高(食糧・エネルギー)は、今後も意図的に続けられていく
- アメリカは自国民が疲弊したとしても、利上げ政策を続ける(新興国金融危機)
- 『シナ共産党大会』・『米中間選挙』の結果が出そろうまでは、停戦合意は見送られる
当然、英米の金融寡頭勢力と”ウのゼ”は、戦争の長期化を望んでいるため、今後ともメディアを総動員し「ロシアピンチ」「ウクライナ優勢」「プーチン体制は崩壊寸前」と世界中に喧伝しつつ、ロシアの軍事的暴走(核使用など)を焚きつけるはずです。(過去記事参照)
戦争犯罪の全責任をロシアになすりつける為のプロパガンダとしても有効だろうね~
英米が、ウクライナへの武器類提供を小出しにしているのも怪しさ満点。
まるで国際武器見本市をウクライナで開催しているみたいだもんな~。
(本気でウクライナを救う気があるんだったら、2014年以降にNATOに加盟させとけばいい話)
対するロシア側は、予定通り戦略目標を達成したため、今回、冬が近づく最後のタイミングで停戦ラインを可視化。ウクライナ政府と国民に停戦交渉を呼びかけつつ、紛争原因の全ての黒幕である英米の金融寡頭勢力に対し「戦争の長期化・全面戦争突入も辞さない」との警告を発し続ける事でしょう。
この点が理解出来れば、現下しきりとメディアから喧伝されている「ロシア軍ピンチ」とか、「ロシアの国民が続々と国外脱出し、反プーチン世論が最大規模で盛り上がってる」とかは・・全部嘘か単なる扇動である・・と、見抜けるようになれるはずです。
事実、ウクライナ正規軍は8月までにはほぼ壊滅。
今、ロシアに反転攻勢を仕掛けているのは、海外で訓練された「多国籍傭兵集団」(捉え方によっては国際テロリスト集団)だと噂されています。
もちろん、多国籍傭兵集団に最新兵器やら衛星からの情報を提供しているのが”英米”であることは言うまでも無い事です。
つまり、諸々を勘案すると・・
英米の金融寡頭勢力は、ロシアの圧勝に終わりそうな結末を「戦況は拮抗している」「さらなる援助があればウクライナは勝利する」とアナウンスする事で・・
- 停戦合意を意図的に妨害
- 戦争ビジネスの継続・長期化
- 物価高の言い訳維持
- 米中間選挙を乗り切るための口実
- ワシントンコンセンサス&NWO・新世界秩序への参加を各国に強制
↑これらを画策し、
ロシアは、停戦合意へ向けウクライナ側に”花”を持たせる為に予定ラインまで戦略的に撤退。併せて4州併合宣言を突き付ける事で・・
- 停戦ラインを明示・ウクライナとの停戦交渉を急ぐ
- 4州をロシア領化することで最大限反撃を阻止
- 最悪の場合に備え、核使用・先制攻撃の口実確保
- 全面戦争回避の為、英米の金融寡頭勢力に対して警告を乱打
- ウクライナの体制転換(ゼの追放&親ロ政権の樹立)
- 拡大するNATO勢力への牽制
- ワシントンコンセンサス&NWO・新世界秩序に対する完全否定宣言
↑これらを国内外に向かって高らかに印象付けたいのかもしれませんね。
え?
じゃ~、今、ヘルソンやリマンからロシア軍が総撤退しているとかの噂は全部嘘なの?
もちろん、部分的には真実!
そりゃ~軍事作戦中だもん、押し引きや駆け引きはあるさ。
ただな、大局的な観点から民衆の移動状況や今後の国境線(停戦ライン)を考えると、ロシア軍の再編は想定の範疇って事だろうぜ。
何たって・・冬はすぐそこまでやってきてるんだぜ。
停戦交渉に向けた緩衝地帯は必要なんじゃないのか?(すでにロシアとウクライナが停戦ラインについて話し合っている可能性もあり)
結びに
大変残酷な言い回しになって恐縮ですが、21世紀の世には「世界平和」とか「国際協調」とか「共通価値」などは、そもそも存在していないのです。
あるのは歴然とした弱肉強食の世界。
そして見落としてはならないのが、通貨発行権に憑りつく「国家の枠組みから離れた一握りの金融エリート集団」が画策する共産主義革命の影響。
現在進行形で世界中を震撼させる、
- ウイルスも
- ワクチンも
- ウクライナも
- 食料・エネルギー危機も
- 通貨危機も
「彼らが主導的に拡散した」と、断言しても言い過ぎでは無いのです。
時代の羅針盤は、すでに第3次世界大戦勃発を指しています。
ロシアも必死、ウクライナも必死、そしてもちろん目覚めた欧米や日本の一般市民も必死。
安倍さん・トランプさん・ジョンソンさんの失脚も、共産主義革命の一環と無縁では無く、そして今回発表されたプーチン大統領による4州併合宣言についても、彼らとの対決姿勢こそが発表の動機となっている点については、冷静に見極めておかねばならないはずです。
以上、
世界平和に花束を・・
ロシア・ウクライナ両国民に幸あれ!
おしまい。